#0 start.
character
【葉波みなと】高校2年生 男
眼鏡をかけた青年。冷徹な性格を持つが、優しい一面もある。友人は少ないがとても深い友情でつながっている。 口癖は、何とかなるよ。 魔法科学省に所属する。
【凪葉凛】高校2年生 女
魔法少女であることを嫌っている。この世界は偽物であると葉波に伝える。 性格は、おとなしい。優しさを持っているが、冷酷な一面も持つ。
【常盤準人】葉波の友人。で葉波と同様魔法科学省に所属する。
がっつりとした体格であるのに運動が極端に苦手である。学力はとてもよく、葉波とは順位を競うほどの優秀ぶり。 好きな飲み物は、バナナシェイク。
【ナイン・ガーデン・大井】魔法科学省で葉波や常盤に指示を出す専属の局長。 怖い表情や口調が特徴で「省内で一番怖い女」で1位にランクイン。 だが、ナイン本人は泣き虫でそれを隠すために怖くなっていることを何とかしたいと思っている。
#0 start.
誰もいない駅のホームで肩から血を流しながらも歩いている少女。
無意味に光る蛍光灯の光が、肌を白くさせる。
「止まるんだ!」
男の声とともに大きな銃声が聞こえた。
流れる赤い液体。 僕はこの光景が嫌いだ。繰り返されるこの光景が苦手だ。
たとえ、少女が傷つかないといっても。
―Limit Limit―
終末の世界とまで言われたこの世界も何とか続いていた。それもひとえに新技術「コーリング」によるものなのだろう。
一筋の希望が見えたことで、僕ら人間は徐々に生活をもとに戻りつつある。 だが、そんな中 魔法少女といわれる少女たちがある事件を起こした。
―コーリングを破壊―
新技術コーリングを破壊したのだ。この時は、ネットワークファイルサーバーのバックアップにより大きな被害は出なかったもののこの事件により、彼女らが僕らの敵になったのは明白だった。
「なんの目的でコーリングを破壊したのか」
その疑問だけが残るが、その後も続くコーリングを破壊未遂事件を重くとった魔法科学省によって「魔法少女捕獲計画」が提起され実行されることになった。
それは、僕らが生き残る最後の術である「コーリング」を守るのだから当然なことだろう。
そして、僕らはそれが正しいと思っていた。本当は間違っているのに。
#END OF 0.
NEXT: #1 magical.
ボクらは魔法が認知できる。そして、魔法少女を捕まえる。 なぜかって? この世界を壊されるから。
「次回<Limit Limit>は、ボクこと葉波みなとが魔法少女を知るストーリーです」
初投稿です。
結構な入力ミス等があります(泣)順次直していきたい...(2018年08月14日更新)




