表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者で異世界を!  作者: Catch262
第2章
32/38

第27話 王についての調べもの

今回は王について少しばかり詳しく聞いてみます。

そのためには図書館へ

 春夏秋冬の掟を手に入れた三人はティグリスが提案した図書館へ向かう。

 もちろん道のりは来た時並みに遠かった。

 

 「ティグリス遠いからやっぱりやめない?日も暮れてきたし」


 トレースもが弱音を吐き始めた。確かに今は大体6時辺りだろう。ただ日が暮れるための太陽が固定なため一生暮れないであろう


 「ついに目おかしくなったか。まだ太陽は真上だぞ、多分まだ12時だ」


 鋭い突っ込みだと思ったら相当頭がおかしくなっていたティグリス。それをみてNPCに疲労があることを知ったトレース


 「まぁ一番おかしいのはティグリスだね......一回宿取ろうか」

 「賛成......」


 ミュリエルの提案で一度宿で泊まることにした。図書館は明日行くことになり10時には全員が寝ていた。無力地を簡単に歩けるとはいえ少しばかり辛さは感じる。威圧感というかそういうのがないわけではない。流石神の街の手前まであっただけはある。


 7時ぐらいに全員が起き準備を始める。ここから図書館までは歩いて2時間程度だ。準備出来次第図書館へ向かう。


 「まぁ図書館に行って何が分かるってことでもないし正直行く意味ないと思うんだけどね」

 「一応な一応、大きな図書館はここしかないことだし歴史的なことだったら多分ここの図書館が一番多いはずだ」


 流石NPCといって具合かしっかりとわかっていらっしゃる。やっぱり仲間にしてよかった。でもその後に神も仲間になったしもうNPCは用済みって所あるけど......NPCにしかわからないこともあるだろうしここまで一緒に来たんだから最後まで目指したいしね


 「ねぇトレース、貴方自身は王についてどのぐらい知ってるの?」

 「全くって程知らないかな。どこかの街で軽く耳に挟んだ程度かな」

 「本当は教えてもいいんだけど図書館行くんだし教えないでおくね」

 「おい、ミュリエルまさか王のこと詳しく知ってるとか言うなよ?」

 「神を舐めすぎじゃない?王のことぐらい知ってて当然でしょ。なのに行こうって言いだしたのはティグリスの方だけど?」


 神の知識量を甘く見すぎだティグリス......とトレースは心の中で思ってしまった。

 ゆっくり歩き3時間ほどで図書館についた。そこは異様なまでの大きさの図書館だった。上を見ても下を見ても全方向に本がある。ここの図書館に全てが乗っているのではないかと思うほど大きな図書館だった。


 「まぁ私はこの図書館以上の知識はあるんだけどね」

 「余計なこと言うな。来た意味なくなるだろ」

 「まぁ実際ないんだけどね~。それで王の本はどこにあるわけ?」

 「えーっとだな。こっちだな」


 なにも見ずに歩き始めるティグリス、この広さだったらマップでどこに何があるかを調べるのが当たり前なのにまるで何がどこにあるかは把握済みかのように歩いている。


 「ティグリスもしかして本の位置知ってるの?」

 「これでもNPCだからな。大体は覚えてるぞ」

 

 この辺か......と歴史分野の棚で止まる。その棚から王の本を探す。


 「ティグリス、この本棚のどの辺りなの?」

 「大体この辺りなんだけど無いし......この一か所だけ抜けているところ多分ここだろう」

 

 明らかに一個だけ本がない。もう先着がいたのか。ちょっとい残念だった。


 「どうする?なかったことだし歩きながら話そうか?」

 「ここまで来たのに水の泡にするようなことがよく言えるな」

 「でもどっちにしろここに居ても意味ないでしょ」

 「ごもっとも、行きますか」


 諦めてその場を立ち去ろうとした時後ろから声がした。


 「王は神より先に生まれこの世界を作った。王は神を作り出しこの世界を任せた。その王は神を作った後自ら命を絶った。王の姿を見たものは王が死んだ瞬間何かの呪いのように一緒に死んだ。唯一神だけは死ななかったという。故に王の顔を知る者は神一人となった」

 

 一人のNPCが一冊の本を見ながら朗読するかのように言ってきた。


 「どちらさまで?」

 「これはこれは片腕の冒険者様。私はNPCのバレロッグと申します。職業は武闘家、今は王について模索中だったもので」

 「私のこと知ってるならこっちは自己紹介する意味ないね」

 「ええ、貴方のことはNPCの間では有名ですからね。知らないNPCは居ないほどに」

 

 そうなの?とティグリスに聞くがティグリスも首を傾げる。


 「それで?この本をお探しで?」

 「そうなんだよね。貸してくれるとありがたいんだけど」 

 「悪いけど私も王について勉強中なんだ」

 「NPCはプレイヤーをサポートするのが仕事では?」

 「確かにそんな仕事もあったような気もするが自分の趣味を優先させてもらうよ」

 「使えないNPCね」

 「何とでも言ってくれて構わない。そんなに知りたいならそこにいる神にでも聞けばいいのでは?多分この本より知っているだろうね」


 そう言うと彼はどこかへ歩いて行った。後を追うことはしなかった。


 「とういうわけで本はないみたいなのでもう先行く?」

 「そうだね。ここにいる理由も無いし次の氷河地帯に足を踏み入れますか」

 「ここからは未開の土地か......今までとは違って緊張するな」


 3人は図書館を出て街を出ることにした。街を出た後はまたミュリエルが結界を張り無力地を進む。


 「ねぇミュリエル。嫌だったらいいんだけど王のこと少し教えてくれない?」

 「うーん。王とは神より先に生まれこの世界を統一していた人物。ただその後神を作り出し自害した。すべてを神に任せたまま」

 「神って創造者で間違いない?それともミュリエルとかも知ってるの?」

 「創造者で合ってるよ。会いに行こうとしてる人物ね。ほかに聞きたいことある?」


 ミュリエルとトレースが話しているとことに疑問を持ったティグリスが発言する。


 「王が使える技ってのは?」

 「NPCなのに知らないんだね。まぁすべてを知ってるわけじゃないってのは知ってるんだけどさ。王の技ね......トレースが使った束王や闇王はもちろんのこと王心や残王などもあるよ」

 「じゃあ王の技はまだ存在するってわけか。わかったかトレース。今後使うかもしれない技だぞ」

 「まぁ束王や闇王も使えることだしやってみる価値はあるかもね」

 「とか言いつつ本当にできたらどうするの......冒険者なのにスキル持ち出し賞金首つくしでもう散々なんだけど」 

 「もう諦めろ。それがこの世界だ」


 本当にこの世界って残酷だよね......早く神にあって突き止めたいものだ。するとティグリスが携帯をみつつトレースに呼びかける。


 「トレース、朗報でもあり悲報でもある情報が入った」

 「正直聞きたくないんだけど何?」

 「世界順位69位から65位に昇格。賞金首1億2000から1億100万に上昇」 

 「ねぇティグリス悪いことは言わないから冗談だけはやめてくれる?」

 「ごめん一つ嘘言った。1億100万じゃなくて1億1000万だったわ」

 「なんで一桁間違えるの......しかも多いし......」

 

 また上がったし増えたしもう本当に嫌になる。そこにミュリエルがフォローするかのように話しかけてくる。


 「でもこの先はプレイヤーもいないしNPCはプレイヤーを殺せないしでいいんじゃない?」

 「それもそうだね。安心して過ごそう」

 「それはだめだと思うけどね......」


 嫌な朗報共に次に目指す氷河地帯が見えつつあった。



 おまけコーナー第7回

 作「お疲れ~」

 ト「お疲れ」

 テ「おつ」

 作「ティグリス最後までちゃんと言って」

 テ「悪い悪い」

 ト「それで今回のおまけコーナーは?」

 作「なんと!来週修学旅行なんですよ!しかも帰ってくるの木曜日!」

 テ「投稿日じゃん」

 作「そうなんだよね。だから必死で今書いてるところ。もしかしたら次回は久しぶりのキャラ詳細パートかな」

 ト「人数も増えてきたし悪くないかもね」

 作「まぁ一応ギリギリまで頑張ってみるよ」

 テ「そうしてくれ」


 見ていただきありがとうございます。


 トレースまた賞金首と順位上がりましたね。多分幻影師を倒したからでしょう。そういえば無力地で出てこなかったな......


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

 高評価、ブックマークお願いします!


 次回投稿は11月2日17時   

 次回もお楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ