3.クロスワールドへ
「ユイ様、準備はよろしいでしょうか?」
「あっ、うん」
「これからはユイ様ではなく、ルナ様という名前で生活していただきます。」
ルナね、まちがわないようにしないと、、、
「そういえば、白兎さんの名前は?」
「私の名前はありません。なので白兎と呼んでください。」
名前がないのはなんか嫌だし、名前ね、、、
つけちゃおう!
「名前がないなら、私がつけてもいいでしょ?そーだな、ロイ!ロイにするね!」
「ありがとうございます(微笑
なんだが不思議な感じです」
ロイは嬉しそうな照れたような顔をしていた。
ロイの嬉しそうな顔を見たら、急に眠くなってしまっていつのまにか寝てしまった。
「ロイ!待って、、、行かないでっ!」
「ルナ様、今までありがとうございました!私は、、、様のお供をする事にいたします。」
「ごめんなさいね、ルナさん~」
「ロイ、、、っ!」
そこで目が覚めたようだ。
なんだったのだろう、この夢は。
深く考えると頭が痛くなる、やめよう。
「ルナ様、おはようございます。そろそろ参りましょう。お手をどうぞ?」
いよいよクロスワールドに行くようだ。
「うん、ありがとう」
手をとった瞬間、物凄い光で目の前が見えなくなって気を失った。