むかしはなし 200字小説
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行ったきりです。
もうかれこれ7年帰ってきていません。
そのため、お役所のお偉いさんたちは彼らは死んでしまったと決めたのです。
「いやはや、これで何件目だ?」
「今年で10件目だ。ひどい世の中だよな」
「毎年増えてるんだよな。孤独死の件数も過去最高だ」
「ほんとやんなるよな」
「ホントに」
なくそう、核家族!
俺なにかきたいんだろ?
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行ったきりです。
もうかれこれ7年帰ってきていません。
そのため、お役所のお偉いさんたちは彼らは死んでしまったと決めたのです。
「いやはや、これで何件目だ?」
「今年で10件目だ。ひどい世の中だよな」
「毎年増えてるんだよな。孤独死の件数も過去最高だ」
「ほんとやんなるよな」
「ホントに」
なくそう、核家族!
俺なにかきたいんだろ?
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