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超大発見

 どうもシファニーです! すみません、リィナ回が来る度短くなってます。


 第110部、第3章第18話『超大発見』です。どうぞ!

「……これは、ついに見つけたわね」


 私は今、巨大な壁を目の前にしていた。


「まさか偶然手をついた壁が隠し扉の開閉スイッチになっているなんて……昔の人の技術力もそうだけど、私の運も相当ね!」


 もう何度目かと文句を言いたくなるほど行き止まりを経験していた。


「最後の最後に疲れ切ってついた手が発見に繋がった。これこそ私の努力を認めてくれたお父様の恩恵ね! さあ、早速この扉を開けてみましょう!」


 見上げているのは金属質で高さ10メートルくらいはあるとても大きな扉。

 

「って、重すぎて開かないわね……まあ、正直これだけでも十分大発見だし、この先はリネルたちと合流してから確かめようかしら」


 重圧な扉は開けたくても重たすぎて私ひとりの力では開くことが出来なかった。


「そうね、それが良いわ。となると、もうちょっとこの周囲を探索しておいてもいいかもしれないわね」


 この扉はメインディッシュとして、他にも何かあるかもしれない。

 探索できる限りの所は徹底的に探索しつくしておきたい。


「こっちに続いている道は……帰りでいいわね。じゃ、こっち戻りましょうか」


 開きっぱなしの隠し扉をくぐってもと来た道へ戻る。

 1度閉めたらどこが隠し扉か分からなくなりそうなので開きっぱなしにして、ひとつ前の別れ道まで。


「行ってないのは……こっちよね? 目印でも置いておこうかしら」


 ここまで1度も迷っていないはずだけれど、ここで迷うのだけは避けたい。

 

「何か目印になりそうなものってあったかしら? うーん……まあ、適当に魔力の痕跡散らして行けばいいわよね」


 リネルは薄いと視えないらしいけど、私はバッチリ見える。でもまあ、もしかしたらリネルたちが追い付いてくるかもしれない。一応リネルにも見えるように濃い魔力の痕跡を残しておくことにする。


「《リヴェラル・ノヴァ》! ……を、中断、っと。これではっきりと魔力が残るわね」


 曲がり道の、これから私が曲がる方向に魔力の渦を残しておくことにする。ちょっと濃いから耐性がない人が触ると眩暈がしてしまうかもしれないけど、リネルやヒセなら問題はないはずだ。


「さ、意気揚々と出発よ! リネル、ヒセ、待ってなさい! 私は必ずお宝を見つけ出すわよ!」


 こうして、私の更なる探索が始まった。

 ちょこちょこリィナ回を挟んでいるんですけど、なんか回を追う度に、あれ、これリィナ回短くなってるな? って感じてます。

 私、大体書き上げたな、って思って字数を見ると2000字を越えているんですけど、今回その半分で。リィナ回ってリィナの独り言を増やすように心がけているんですけどそのせいですかね? 字の分が少なすぎて総字数も少なくなっちゃってます。

 ご了承くださいませ。

 

 それでは!

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