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24ー2.成長も見れますけど何か?

「殿下が現在使っている戦闘機体の数は?」


「8機です」


「8機……以前より増えたか?」


「はい。さらに、以前より数は増えていますが操作技術も向上しているように見受けられます」


驚くような成長とまではいかないものの、確かな成長だ。戦場の経験で一皮向けたのだろう。俺たちと訓練していたことも少しは活きているかもしれない。

お陰で予想以上にカバーが上手くいっている。これなら、


「あと数分は逃がさずに済むか」


「そうですね。このままのペースですとそうなるかと」


俺たちの艦隊は3~4隻で固まって、それぞれスパイの船を狙って動いている。スパイ以外の敵は完全無視だ。最初の数隻はそれで沈めることができたが、


「足止めがきつくなってきました。目標を追えません!」


「無視したつけが回ってきたか」


厳しい状況に追い込まれてしまった。スパイだけを集中的に倒したため、護衛の役目を失いフリーとなった敵が急増。それにより、俺たちの邪魔に動く敵が増えてしまったのだ。

本音を言えばこうなる前に倒せるだけ倒したかったのだが、流石に難しかったか。


「仕方がない作戦変更だ。各自の判断で狙えなくなったらこちらへ集まるように全体に伝えろ」


「「「「イェッサー!」」」」


足止めが多くなると逆にこちらが負けてしまう可能性が出てくる。今のまま数隻だけでいさせると危険だし、この段階で辛くなった奴らは戻らせてしまう。

もちろんまだいけそうな奴らはやってもらうぞ。ここで全部引き上げさせるとチャンスすら潰してしまうことになるし。


「っ!応援の要請が来ています!」


「応援……追い込まれたのか。支援できるか?」


「現在いくつかの船が合流のため近づいてきていますので、こちらが動くのは適切でないかと」


「それもそうか」


属国からの新人組が敵に囲まれてしまった。他の合流組がいるため迎えに行くわけにもいかず、砲撃による支援しかない。

ただ、弱さを看破されてしまったため敵の攻撃は集中し始めてしまう。

???「作者の仕事が落ち着いてきたらしいぞ」

???「落ち着いてきたらどうなる?」

???「知らんのか。宴会と接待で忙しくなる」

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