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海軍補充計画vs両洋艦隊法

 さて、日本がなんとなく米英寄りのまま海軍補充計画が達成された世界で、日米はいかなる海軍を作り上げているでしょうか。

 

 まずは、極めて単純な前提条件を箇条書きにしてみましょう。

 


・日米英は、第二次ロンドン海軍軍縮会議開催

・第二次世界大戦は、日本が連合国参戦という以外、欧州において史実との大きな違いはなし。

 日本、アメリカの参戦時期により、ドイツが史実より少し早く倒れるぐらい。

 

・第二次世界大戦後、自由主義対共産主義の冷戦構造出現。

 

・第二次世界大戦後に、貿易問題、シナ問題で日米対立激化。

 

・植民地地域の独立、有色人種の夜明けが十年ほど後退。

 


 だいたいこんなもんですが、実のところ日本から見た情勢は、史実の第一次世界大戦後とそれほど大きな違いはないと言うことになりそうです。

 

 ハッキリ言って、日米が全面戦争をする可能性はかなり低いと思われます。

 ですが、ここではそう言うことは一旦無視して話を進めていきましょう。

 


 さて、改めてこの世界での日本海軍による「海軍補充計画」(+米海軍の「両洋艦隊法」)の進展状況を見ていきたいと思います。

 しかし、史実とは違って第二次ロンドン会議と第二次世界大戦が挟まったおかげで、随分歴史がねじ曲がってしまいました。

 

 第一の変更点は、第二次ロンドン海軍軍縮会議により、「壱号艦」の建造が1937年から開始できない事です。

 この時点では、3・5万トン、14インチ砲という条件の戦艦しかできませんし、「翔鶴級」となるであろう大型空母も、2・3万トンに抑えられます。

 

 また、1939年秋から戦争が開始されますが、ここで軍縮条約のエスカレーター条項が採用されて、ようやく事実上のフリーハンドで艦隊建設ができるようになります。

 しかも、1941年夏から日本も二度目の欧州大戦に首を突っ込みますので、この間の艦隊建設予算は一見拡大しそうですが、純粋な戦費に予算が充当されるので単純に艦隊拡大というワケにもいきません。

 しかも主敵であるドイツは通商破壊に熱心なので、日本海軍としてもある程度海上護衛を重視した海軍建設に傾倒せざるを得なくなります。

 しかも、主に戦争するのは、海軍の艦艇ではなく陸軍と陸海の航空隊です。

 

 はたして、この向こうには如何なる艦隊が出現するのでしょう。

 

 時代を追って、個々に見ていきましょう。

 


 まずは「第三次海軍補充計画」です。

 本計画は史実においても日支事変も関係ありません。

 関係がある事象は、日本が健全な財政を維持しているという事と、第二次ロンドン海軍軍縮会議参加の有無です。

 

 ここでは「有」となるので、「壱号艦」、「弐号艦」は3・5万トン、14インチ砲装備の戦艦になり、「翔鶴級」航空母艦は2・3万トンに抑えられます。

 軍事予算そのものも膨れあがらないので、艦艇の建造数も限られます。

 

 一説に、金剛級代艦の建造費見積もりが8500万円と言われますから、これを単純に「壱号艦」と比較すると初期費用で4500万円安くできる事になります。

 また、「翔鶴級」も約8500万円かかっていますが、ここでも1割ほど軽量級の空母になるので、建造費も若干低下します。

 恐らく8000万円程度でしょう。

 

 つまり同じ予算と考えると、都合1億円浮いてきますので、大型軽巡洋艦なら4隻、駆逐艦なら10隻余分に建造できます。

 戦艦か空母をもう1隻程度建造するかもしれませんね。

 また、史実の計画では「壱号艦」、「弐号艦」をカムフラージュするために駆逐艦3隻、潜水艦1隻をダミーで計画しているので、これらを建造するのが筋です。

 

 ただし、軍事予算が第二次海軍補充計画に毛が生えた程度になる筈なので、1億円浮いたぐらいでは追いつきません。

 史実で約8億円の予算は、最大でも6億円程度に減らされる筈です。

 

 つまり、戦艦と空母を二隻作ろうと思えば、補助艦艇をさらに1億円分減らさねばなりません。

 おそらく、駆逐艦と潜水艦の建造数を三分の二ほどにしなければならないでしょう。

 

 そして、ここで建造される新鋭戦艦2隻と新鋭空母2隻ですが、空母の方は「翔鶴級」のスケールダウンとなるので簡単に解決しますが、戦艦は基準排水量3・5万トン、主砲14インチ砲に押さえ込まねばならりません。

 史実の英米のように14インチ4連装を予定して、そのまま建造するか建造途中で16インチ3連装に換装するというフラグになるでしょうか。

 

 ただし、海軍補充計画に従うなら、このような「中途半端」な戦艦を建造する必要ありません。

 あるとするなら、「金剛級」の代艦か「超甲巡」枠での建造となりそうです。

 

 そして補充計画上での「超巡洋艦」は3・2万トン、12インチ砲9門という、到底巡洋艦とは思えない規模です。

 これを少し規模を大きくして、基準排水量3・5万トン、14インチ砲(新開発)3連装3基9門、速力30ノットというバランスのとれた「高速戦艦」として建造してしまうのはいかがでしょう。

 もちろん、建造途中で軍縮条約が反故になるので、主砲は16インチ連装3基6門として完成させるのもアリです。

 なお14インチ砲4連装にしないのは、日本の技術力的に4連装砲塔をトラブル無く運用するのが難しいと判断するからです。

 実際建造した英仏ですら苦労してましたからね。

 

 そして主砲を16インチ連装3基6門に変更したとしても、米英に対しても「金剛級」の代艦として納得されやすいでしょう。

 

 それに火力と速力を備えた日本海軍好みの戦艦として、非常に使い勝手も良いのではと、軍艦厨である私などは思えてしまいます。

 

 そして、これを4〜6隻整備して一つの戦力単位として運用すれば、不足するとされるであろう火力も数で補えるので、かなり有効なのは間違いないでしょう。

 


 次に、まだ日本が平和の中にいる間に次の第四次計画が成立します。

 しかし、ここでも史実と違った計画になる可能性が非常に高くなります。

 主な理由は、日本が軍部独裁でなく、日支事変を行っていないので軍事費全体の増大がないからです。

 当然海軍が受け取れる予算は、日本経済が発展して税収が増大した仮定の上で受け取れる増額分のみになります。

 ここで受け取れる額は、史実よりも3割ほど少ない9〜10億円程度になると考えらます。

 

 なお、この計画で史実の海軍は、「大和級」の3、4番艦となる「110号艦」、「111号艦」と「大鳳級」空母、軽巡洋艦6隻などを計画します。

 

 しかし、予算の都合で最大3億円ほど我慢しなくてはなりません。

 また、史実でこのあと1940年に計画される臨時計画も、アメリカとの対立が少ない以上、海軍においては成立する余地が少なく、第四次計画の前倒しや「雲龍」建造などもないでしょう。

 

 今までの説明から(ノモンハン事変勃発)、しばらくは陸軍重視で軍事費が投入されている筈です。

 

 また、すでに中型高速戦艦の建造が始まっているので、できればこの3、4番艦を建造したいところです。

 

 そこで、ここでは念願の「壱号艦」、「弐号艦」は、ここでも涙を呑んで次に繰り越してもらいます。

 そして中型高速戦艦の建造を先に進めて予算を圧縮し、それ以外の第四次計画は何とか押し通すぐらいに落ち着かせましょう。

 

 ただし1940年度の計画はありませんので、「雲龍」と「雲龍」と共に計画された大量の駆逐艦、潜水艦などの過半も成立しません。

 

 そして、この計画が成立して実働し出した頃、第二次世界大戦が勃発します。

 ですが、日本はノモンハン事変の影響でそれどこではありません。

 独ソ戦が始まるまでは陸軍重視でしばらく進行し、1941年夏の連合国参加と欧州派兵に流れていき、参戦からしばらくして第五次計画が成立します。

 

 そしてここでようやく、「壱号艦」、「弐号艦」の建造を含めた大規模艦隊計画が持ち上がりますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


 史実1942年に成立したマル五計画は、「超大和級」、「改大鳳級」、「超甲巡」など海軍補充計画の目玉商品が目白押しでした。

 

 しかしここでは、超甲巡の代わりに高速戦艦(巡洋戦艦)4隻の建造が進むかすでに就役しています。

 反対に「大和級」はまだ建造すら始まっておらず、計画通りなのは航空母艦の建造数だけという有様です。

 

 しかも、第二次世界大戦に連合国として参戦して、地中海あたりでドイツ空軍と海軍の猛威にさらされるので、贅沢な戦艦や空母を建造するよりも、まず護衛艦艇と航空機に予算を吸い取られ、大型艦艇の建造は最小限になるでしょう。

 

 しかし、この頃の日本の国家予算そのものが、史実とは違う順調な経済発展により増大しています。

 また、戦時に突入したら軍事予算そのものが潤沢になるので、護衛艦艇と航空機を大増産しても贅沢な艦艇を建造する余地も成立します。

 戦時予算は、平時とはケタが違いますからね。

 しかも、1930年代我慢した分日本の国力が上がっている効果により、受け取れる予算はさらに膨れあがっています。

 

 そして戦争の激化に従って、1942年、43年、44年と年度ごとに大規模な海軍拡張が実施されるでしょうから、史実より大きくなった生産力を活かして一気に遅れを取り戻したいところです。

 

 昭和25年完成を目指すのなら、年度ごとに戦艦と空母を2隻ずつ、巡洋艦を1個戦隊、駆逐艦を1〜2個水雷戦隊分は最低ラインとして欲しいところですね。

 もちろん、その他補助艦艇も相応の数求めたいところです。

 

 年度あたり、大型艦艇建の建造予算は、約10億円といったところでしょうか。

 

 ただし、ここで大艦隊建造計画が成立するかどうかは、第一仮想敵となるアメリカの動向が重要です。

 

 少しだけ、寄り道してみましょう。

 


 アメリカ海軍は、1937年から「ヴィンソン計画」という名の海軍拡張を開始し、その後1940年に「スターク法」もしくは「両用艦隊案」という未曾有の大艦隊建造計画を成立させます。

 そして、最初戦艦と空母2隻ずつで始まった拡張計画は、その後戦艦17隻、大型空母32隻という想像を絶する大艦隊建設計画に膨れあがります。

 実際、戦艦10隻、大型空母24隻を世に送り出し、それ以下の艦艇については仮想敵側としては考えたくないレベルの数が生み出されました。

 

 ただし史実の計画は、最終的に海軍大国日本をターゲットとした計画となるので、日本の計画が大人しく仮想敵がドイツである以上、アメリカの軍備拡張も自らが参戦するまでは低調になるでしょう。

 参戦しても、ドイツ相手では空母や戦艦は多く必要ありません。

 何より必要なのは対潜・対空用の護衛艦艇です。

 

 ドイツ相手ですから、爆撃機と戦闘機、そして陸戦兵器をセッセと作るべきです。

 英ソだけでなく、日本に対するレンドリースも忘れてはいけません。

 小憎たらしくても、日本も連合国です。

 

 だから1938年、39年に成立した戦艦8隻を中心とした膨大な数の艦艇建造という法外な計画も、戦艦と空母2隻ずつでそれ以下もそれなりの数というペースで推移して、それが少しずつ拡大するレベルにおさまるでしょう。

 海軍大好きのルーズベルトがイライラしつつも、穏当なものになる可能性は高いと思われます。

 海軍の敵がいない以上、分相応の計画しか通らないのが、健全とされる議会を持った民主主義国家というものですし、不景気にあえぐ当時のアメリカにおいて、戦後言われるほどルーズベルトの力は強くありませんからね。

 

 そして、アメリカが海軍の大拡張に転じるのが、大戦勃発後、もしくは参戦後、もしくはドイツがソ連に喧嘩を売ったあたりということになるでしょうか。

 

 なおアメリカの欧州参戦は、ここではアメリカの軍需生産が軌道に乗り軍備が整うとされる1942年夏から秋と仮定します。

 ですから「両用艦隊法」が成立しても、本当の意味で拡大に転じるのは1942年秋に入ってからになるでしょう。

 

 そこでアメリカの建造計画については、第二次大戦中は以下のように修正します。

 

 1937年

ノースカロライナ級戦艦:2隻

ヨークタウン級空母:1隻

ワスプ級空母:1隻


 1938年

サウスダコタ級戦艦:2隻

エセックス級空母:1隻


 1940年

サウスダコタ級戦艦:2隻

アイオワ級戦艦:2隻

エセックス級空母:4隻


 1942年

モンタナ級戦艦:5隻

アイオワ級戦艦:4隻

エセックス級空母:8隻


 1944年

超大型戦艦:4隻

超大型空母:3隻


 (1945年建造中止分)

アイオワ級戦艦:2隻

モンタナ級戦艦:3隻

エセックス級空母:4隻


 さて、アメリカ海軍について最低限見たところで、話を日本海軍に戻しましょう。

 

 日本海軍が立案する第五次海軍補充計画ですが、成立が参戦から約一年が経過した1942年4月で予算通過が2月ぐらいになります。

 その前の1941年夏の参戦すぐに臨時予算が組み上げられて、艦艇建造が前倒しされるでしょう。

 そして戦争に必要と思われる艦艇がいくつか追加建造されるか、第五次補充計画そのものが前倒しされる筈です。

 

 そして、その次に未曾有の予算をもらった第五次計画が実行に移され、戦争の進展に伴い不必要な大型艦艇が削られ、護衛艦艇重視の建造が進んで終戦になります。

 戦後は、リバウンドで軍事予算そのものが大幅な縮小に向かうも、日米対立の激化にともない再び海軍拡張に転じるという形になるでしょうか。

 

 で、ここでのミソは、年度始めの違いにより(日本4月、アメリカ9月)アメリカの建造計画より先に日本の計画が始動して、日本の計画につられてアメリカの計画も修正を受け、さらにそれを見た日本が次の計画を考えてという風に日米の建艦競争がここでようやくスタートします。

 

 つまり、日本の42年、43年の軍拡次計画は、アメリカの大艦隊建造計画に呼応したものになり、日本的には雄大といえる、本来の計画にここで立ち戻る事になります。

 

 そこで、大型艦建造は以下のように修正します。

 


 1937年(第三次)

3・5万トン級戦艦:2隻

2・3万トン級空母:2隻


 1939年(第四次)

3・5万トン級戦艦:2隻

「大鳳級」空母:1隻


 1940〜41年(緊急)

「大和級」戦艦:2隻

「改大鳳級」空母:2隻


 1942年(第五次拡大)

「信濃級」戦艦:3隻(戦中1隻計画中止)

超大型戦艦:4隻

「改大鳳級」空母:3隻


 1943年

超大型戦艦:2隻(建造中止)

超大型空母:2〜4隻


 1949〜50年

新軍備拡張計画始動


 これでなんとか昭和25年頃に、当初の計画に近い艦隊が誕生する事になるでしょうし、この世界の日本の工業力でも十分整備可能な数字に納まります。

 

 なお、日米で超大型戦艦の建造が43年以降存在しないのは、第二次世界大戦の影響で航空機が異常に発達して、実際の戦場で威力を見せつけたことから注目されたからです。

 42年計画が実行されるのも、アメリカがたくさん作っているからという以上の理由を見つけるのは難しいでしょう。

 

 また、戦艦は兵器としての汎用性と費用対効果を疑問視されるようになり、過剰な見積もり分が削減されるという史実の流れをある程度組み込んでみました。

 

 あと、航空機と空母が進化しすぎて、余計な金食い虫になったというファクターも無視できません。

 

 それに、史実のミッドウェー級やフォレスタル級のようなモンスターを建造するとなると、大和級を建造するドッグ使わないと作れませんし。

 

 そして、全体として日本海軍の性癖で偶数、できれば4隻単位に数をしぼりたかったというファクターを強くさせてみました。

 

 その双方の思惑がかみ合わさった結果、日本海軍では「改大鳳級」空母やそれに続く超大型空母の建造が開始されます。

 

 同じ頃、アメリカでも史実の「ミッドウェー級」にあたる超大型空母の建造が行われます。

 もちろん、日米双方ともドイツの航空機に苦しめられるので、やたらと丈夫で大きな重防御空母になるでしょう。

 

 ハッキリ言って、そんなもんいくつも建造していたら、経済的に戦艦を作っている余力などなくなります。

 

 もちろん、史実と違ってこの時期までに空母対空母の対決は、ヘタレなドイツ、イタリア海軍のせいで実現しませんので、それ程航空優勢は台頭しないでしょう。

 それでも戦艦という戦略兵器の価値が、主に費用対効果の面から大きく下落するのは確実ですから、その代わりとなる兵器を模索・実戦化する時期に世界が突入している筈です。

 

 史実の列強海軍の軍備整備を見る限り、時代は確実に戦艦以外の戦力を中心とした海軍整備に向かっているのですから、その先端部にいる日米が共に同じ道へ踏み込むのは道理でしょう。

 史実でも、日本は明らかに戦艦からの脱却をはかる海軍整備に傾いていましたからね。

 

 また、レーダーの大幅導入で、あまりにも大規模な水雷夜戦も否定されているでしょう。

 

 そうした経過を経た日米の建艦計画は、膨大な量の巨大戦艦の群ではなく、戦艦と空母が適度にバランスを取れたハイブリッドな形におさまっていきます。

 

 そして日米双方とも、何が本当に有効な戦術か分からないまま、全力でぶつかるという構図になります。

 


 以上、私が新たに想定した「海軍補充計画」は、史実から大きく離れたものになってしまいました。

 

 ですが、「漸減戦術」の基本は、大きな変化はありません。

 

 海軍は、巨大戦艦を祭りの御輿のようにかつぎつつも、空母、陸攻、潜水艦、水雷戦隊、基地航空隊など全ての戦力を用いた、複合的な戦闘を前提とした艦隊を整備します。

 

 そして、それを用いた戦術を駆使するという事になるでしょう。

 

 では、目指していた艦隊計画、勢揃いする艦艇を見てから次に進みましょう。

 


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