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プロローグ ~裏切りと神様~

[プロローグ]


目の前には最強の魔獣の前足。けど俺は脚がなくなっていて動けない。


「嘘だっ、」

「ハイル!助けてくれ!」


『なんで?』


「なんでって、それh『足手まといなんだからさ、消えてくれよ』


「いやだ、いやd!ぐあぁっ!!


大魔導師、俺、裏切られて死にました。


(あぁ、俺は死んだのか、)

(来世こそは幸せに、なり、たい、)



《...い》

《..ぉい》


(...ん.?)


《おい!!!!!》


「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

「誰ですか貴方!!」


《貴様が信仰している創造の神、イヌス・カルルじゃ》


「いぬすかるる?イヌスイヌ、ス、、、」

「えええええええええええええええええええええええええええ」


《貴様意外とうるさいんだな。》


「イ、イヌス様、ご無礼をお許しください、」


《もう充分無礼を働いてるのだから気にすることはない。》


「あ、う、、」


《本題に入ろう。貴様はあのくそ勇者に裏切られて死んだ。あってるか?》


「..はい」


《なんとまあ、醜いものよ、妬みとは。》


「妬み、?」


《いやまあ話すと長くなるしいいや》


「いやそこは教えてくださいよ」


《それでなあ、貴様が可哀想だから転生させてやろうじゃんってことなんだけど》


「話を無視しないでいただけますかね、ってえ、軽。」


《世界選べるけどどーする?》


「例えばどんな世界があるのでしょうか、?」


《例えば?えっとねえ、今までどおりの世界か、地球という世界、魔界、天界から選べるぞ》


「チキュウ?」


《この世界よりもずっと広く、文明も発達している所だ。》


「チキュウ、、そこがいいです!」


《何か他に望みはあるか?》


「一生お金に困りたくありません。」


《んじゃ金持ちの家にしようか。》


(軽いな...。有難いけど。)


《あそこの扉を開けて行き給え。》


「分かりました。有難うございました。」


《次はよい人生を送るのだぞ》


「勿論、そのつもりです。」


「では!」


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