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89 決闘前夜

「あああ、こんなハズではなかったのに」


 学園長は頭を抱える。こんなハズとはどういうこと?


 そういえば学園に来る前、ミルクも気になる事を言っていた。本当はどういった経緯でボクの体験入学は決まったのか。


「どういう事なんですか学園長?」

「う、うん、初めは本当に些細な事だったのじゃ、わしは生徒達に、より団結してもらおうと思って」


 学園長が言うには、最近の若モンはたるんでいるらしい。それをあなたが言うんですかというのは置いといて、とにかくその風潮を是正したかったという。


 実はその風潮は学園に限ったことではなく、昔と比べたら、王都全体にそんな雰囲気があるみたいだ。


 このデルムトリア王国も数年前まで隣国と戦争をしていた、その頃と比べれば緊張が緩むのは当たり前だが、輪をかけてたるんでいるらしい。


 理由の一端は勇者にもある、ぱっと出てきてあっという間に平和にし、さらにたった数年で劇的に庶民の暮らしを向上させた。


 戦争からの揺り返しもあり、みんな勇者に頼り切って、だらけている。


 加えて教会の思想に傾き、王国のあり方を批判する人も出てきた。戦争中民衆を勇気づけていた教会が、戦いが無くなるとその信仰心を利用し、民衆を率いて政治にまで口を出すようになり、王族の批判まで始めたからだ。


 それにほだされる生徒も居るとか居ないとか。学園長は宮殿領で偶然出会ったミルクに、そんな“世間話”をすると、ミルクはそれならと、図書館を使わせる事と引き換えに、ボクを従者として学園に貸し出した。


 ミルク本人とまではいかないが、縁のあるボクが学園へ赴けば、生徒のやる気を奮い起こす起爆剤になると期待したのだ。


 ボクが学園に“導入”されて、実際の生徒達の反応は目論見とは若干違ったが、結果的にやる気を出してくれたし、学園は活気づいた。


 当初学園長は、王国や学園を快く思っていない、いわゆる“不良”がボクにちょっかいを出すかもしれないと思っていた。


 どうせならそんなヤカラもあぶり出し、一気に指導してしまおうという計画だったらしい。しかし不良も存在せず、実に順調に体験入学は過ぎていった。


 だが、そこで突っかかってきたのがルクスだ。


 何の因果か、不良とは真逆の、英雄や王国に忠誠心が激高の優等生が問題を起こした。学園長はまったくの想定外だと嘆いている。


「すまないユーノ君、この決闘はラインカーン卿が仕切るが、学園も出来る限りユーノ君に協力する」


 ルクスだって生徒だ、学園の立場としては中立のはずだが、今回はあまりにボクに迷惑をかけたと、この件は学園にもその責任があると、学園長は言う。


「もし最悪の結末となったなら、この学園にユーノ君の石碑を建てようと思う」


 ううっ、それってボクの墓石ってことじゃないですか。


「あの、学園のどこかに抜け道があって、そこから逃げれたりしないんですか?」

「抜け道は無いし、それは学園としても困る。それに、……フージ君」


 学園長は、フージ先生に扉を開けるように促した、フージ先生が扉を開けると、そこには赤い胸鎧を纏った屈強な兵士が二人待機していた。


「やはり居たか、ラインカーン卿が寄こした兵じゃ、ユーノ君が逃げないように監視するためにな」

「そんな……」


 逃げることも出来ない。この閉ざされた学園じゃ、外にいるミルクと連絡を取ることも難しい。



 ラインカーンが率いる兵により、一般人や生徒も学園への出入りは厳重に管理されている。一夜明けると、全校生徒も異常に気づいて騒ぎ始めた。


 そして、ボクとルクスの決闘の件も、あっという間に知れ渡る。


 不満を漏らしていた生徒達だったが、決闘と聞くと静かになった。それなら仕方ないと受け入れたようだ。決闘とは、ボクが思うより大きな事件らしい。


 ボクとルクスの人気は丁度二分している。ミルクの現役従者であるボク、可愛いからというワケの分からない理由も手伝って、応援してくれる生徒も多い。


 ルクスの方も、自分達の生徒会長があのミルク様の従者となり、いずれは英雄の道を目指す、だから応援したいと、そんな理由で人気が高い。


 生徒達は、どちらが勝つかで盛り上がっている。現時点では両者の力は五分ではないかという予想らしい、その話に乗っかり賭けを始めた者もいるそうだ。


 ボクがそんなに善戦するわけないんだけど、まだ従者神話が抜けていない生徒も多いのだろう。



 体験入学も五日目に突入した、明後日は決闘の日だ。何とかそれまでに、少しでもボクの戦闘能力を上げようと学園側も協力してくれる。


 ボクは朝早くから、共に実習訓練をしたクラスの生徒達と一緒に居た。今日の授業は取りやめて、ボクのためにライチ先生と生徒達が修行をつけてくれる。


「絶対勝とうぜ、俺達が付いてるからな」

「そうよ、あんな優等生やっつけちゃってよユーノ君」


 この学園でボクは一人じゃない。心強く思いながら巻藁の前に立つ。


「とにかく相手より優れた技を出すことだ、それが勝敗を分ける。技を打ち合った時に競り勝てば、そのまま勝利となる」

「さあ、今説明したようにやってみて」

「う、うん……」


 まずは生徒達が練習していた戦技からだ。技の出し方を細かく説明してもらうが、ボクに戦技が使えるのか?


 まずは“なめり走り”で巻藁へ急接近する。全身のバネを極限まで使い、低く、疾くと念じるように突進する。


「疾い! ここまでは良いんだ、問題はこの次だ!」

「ユーノ君がんばって!」


 ――ガツガツッ!


 そして連続でナイフを打ち込んだ。教えてもらった戦技は、生徒達がいつも練習している上下から同時に袈裟斬りにする技だ。


「あ、あの、どうかな?」


 言われた通りやってみたが。


「……全然出来てねー」


 一拍置いて、生徒達は一斉に落胆した。


 やっぱりボクに戦技は無理だ、散々“気”について教えてもらったが、聞くほどに意味が分からない。


“気”を使った戦闘方法は通常の筋力を使った技と概念がまるで違う、ボクから見たら魔法と大差ないファンタジー理論だ。


「もう一度おさらいしてみよう、いいか、上下に“気”の流れを作って、それに攻撃を滑らせるイメージで乗せるんだ、やってみて」

「う~」


 言っている意味が分からない、一生懸命教えてくれるのは有り難いけど。


「それではダメよ」

「先生」


 なかなか生徒達の指導の成果が上がらないため、見かねたライチ先生がボクの手を取った。


「ユーノ君はまだ“気”を使うきっかけが掴めていないだけ。大丈夫、基礎から学べばきっと出来ます」


 リラックスしてと、自然体で立つように促された。


「そう、良いですよ、大きく息を吸って、吐いて、もう一度……」


 生徒に見守られながら、ライチ先生の言う通リにする。


「はい大きく吐いてー、そのまま前に“気”を押し出す感じでー」


 手を前に出して、みたいな気軽さで言われても、当然“気”なんて出ない。


 それから先生の指導に従って色々とやってみたが、やっぱり結果は同じだった。


「これは、……才能が全く無い」

「先生?」

「はッ!? いやあの、頑張れば出来ると思うけど、すぐには無理というか」


 慌てて取り繕うライチ先生だが、才能が無いって完全に聞こえました。分かっていたけど、改めて言われると寂しいです。


「えっと、そうだ、練習だけが全てじゃないの、体調を整える事も大事よ? 当日までにベストな状態へ持って行く、そんな事もお勉強しましょうか、ね?」


 あの、その前に戦技の練習全然出来てないんですけど……。


 ライチ先生は、これ以上戦技の練習をしても無駄だと判断したみたいだ。


「ボク、戦技の練習を」

「あ、そうね、もう少し頑張ってみましょうか、体を動かしていたほうが気が紛れる事もあるし」


 完全に匙を投げた感じだ、練習しても戦技の習得は無理だと理解したようだ。生徒達も哀れみの目を向けてくる。


「やっぱりもういいです、なんだか疲れちゃった」

「うん、じゃあ日差しも強いし戻りましょうか? そうだ、疲労を回復する美味しいドリンクを作ってあげましょうね、さあ行きましょう」


 戦技が使えない、つまりルクスとの戦力差は縮まらない。


 最早負けは確定したとライチ先生も思っているのだろう、落ち込むボクに気を使ってくれる優しさが、さらに心に突き刺さる。


 ライチ先生に背中を支えられ、校舎の方へと歩き出す。


「戦技も魔法も全く使えない、それでどうやってあのルクスに勝つんだ、残念だけど、俺達に出来ることはもう……」

「ユーノ君、かわいそう……」


 練習場を去るボクの後ろからは、そんな声が聞こえてくる。きっとボクの小さな背中は、さらに小さく見えていることだろう。



 みんな優しくしてくれる、でも、遠目からボクを見て泣いてる女子集団も居るし、なんかもう完全にお通夜な雰囲気だ。


 日中は宿直室でライチ先生のマッサージを受けていた、それが終わった後はごろごろして、貴重な一日が消費されてゆく。


 夕方になって、フージ先生が戻ってこないなと思っていたら、ガラガラと戸が開き、数人の女子生徒が宿直室へ入ってきた。


 それぞれの手には様々な料理が盛られたお皿を持っている、女の子達は入れ替わり立ち替わり、テーブルの上にはあっという間に豪華なディナーが並んだ。


「あの、これは?」

「ユーノ様に元気を出してもらおうと思って、私どもで用意したのです」


 一番お姉さんっぽい人が答える。


 こんな場所で寂しくパンをかじっているなんてダメです、とか言いながら、他の女の子達も席に着く、一緒に食べましょうと。


「はい、あーん」

「あ、あーん」

「美味しい?」

「おいしい、です」


 料理は美味しい、お肉にキラキラなソースに、名前は知らないけど王都で出る上級なものだ。こんな料理も学園内で手に入るのか。


 でも、なんだかギクシャクする、両隣に座った女の子が食べさせてくれるが、みんなに見守られて、食べているのはボクだけだ。


「あの、みなさんは食べないんですか?」

「そうね、では頂きましょうか」 


 お姉さんはそう言うが、少し口に運んだだけで、再びボクを見守っている。


 無理して話題を振ってくれる女の子も居たが、会話は続かず、豪華な食事を前にした寂しげなディナーは、そんな感じで終了した。


 女の子達は食事を片付けて出て行った。いったい何だったんだと思いながら、とりあえずシャワーを浴びて、また一人でごろごろする。


 それにしてもフージ先生が遅い、外はとっくに暗いのに戻ってこない、残業でもしているのだろうか。


 フージ先生が居たら夕食も楽しく過ごせたのに、もう寝ようかな。そう思っていたら、またまた女の子達が部屋に入ってきた、今度は何だ?


「さ、あなた達、用意して」


 さっきのお姉さんがそう言うと、みんなテキパキと寝床の用意を始めた。


「あ、あの、フージ先生は?」

「先生には退席願いました、今日は私達だけです」

「はあ……?」


 フージ先生の代わりに来た? どうして?


「では、後は任せて良いわね」

「はいお姉さま」


 まだ幼そうな二人を残して、他の女子生徒は部屋を出てゆく。


「まって下さい、これはいったい?」


 去ろうとするお姉さんに説明を求める。


「この娘達は有志によって集まった内の二人です、ユーノ様の年齢に近い中等生から選出しました」

「はぁ、どういう事ですか?」

「安心して下さい、今宵の事は秘密にされます、外に漏れる心配はありません」


 お姉さんは意味の分からない説明をして、すぐに部屋を出ていった。


 すると、残った二人の女の子は、するすると衣服を脱ぎ始めた。


「ええっ、ウソでしょ!?」


 あっという間に下着姿になった女の子達は、まったく躊躇する事も無く、その下着も全部外してしまった。中学生にしては大きなおっぱいが露わになる。


「まってまって、何? 何なの?」


 全裸の二人は、次にボクの衣服も脱がせ始めた。


「ちょっ、止めて下さい! 何なんですか!」


 ボクは二人を突き放す、突然何をするんだ。


「大丈夫だよ、私も初めてだけど、さっきお姉さまに色々教えてもらったから」

「はあ?」


 再びボクに指が触れる。


「やめて! こんな事頼んでないですっ」


 女の子なんて要らない、どういうつもりなんだ?


 すると一人の女の子が、うつむいてすすり泣き始めた。


「うう、だって、まだこんなに小さいのに、何も知らないまま死んじゃうなんて」

「死っ!?」 


 つまりこの娘達は供物だ、自ら志願して慰みものとなったんだ。そんなにボクは哀れか?


「こんな事しないで! もうやだ……出てって」


 こんなの惨めすぎる、それに異常だ。二人にすぐ服を着るように言って、宿直室から出ていってもらった。


 ボクは放心していた、まるで決闘で死ぬのが確定しているみたいじゃないか。確かにルクスとは絶大な力の差があるけど、ルクスだって殺しはしないだろう。


 そう思ったけど、死ぬかもしれないと聞いたのはルクスの口からだ、それにルクスは常に全力だ、まさか本当に殺される? 周りの反応からしても、異世界の決闘とはそういうものかもしれない。


 ――ガラガラガラ。


 まただ、また戸が開いて誰か来た、もうやめて、もう余計な事はしないで。


「ふいー、やれやれ、何なんだアイツラは」

「フージ先生!」


 現れたのはフージ先生だ、やっと戻ってきた。あ、でも……。


「フージ先生、遅いじゃないですか、今まで何処に居たんですか」

「うん? ああ、別棟だよ」

「別棟? なんで」

「べつに宿泊出来る場所はここだけじゃないからな、別棟で休んでた」

「どうしてわざわざ……」


 まさか女の子達が今夜来るのを知っていて、それで宿直室を避けていたのか?


「なんか女子達がユーノ君とパーティーしたいとか言ってなー、でもオレは参加しちゃダメなんだと」


 そうか、良かった、フージ先生はこんな変な事に加担はしていなかった、本当にただ人払いされただけだ。


「そしたらさっき、もう良いですよーだと、宿直室はオレのねぐらでもあるのに、まったく勝手なもんだ」


 理解者であるフージ先生が傍に居てくれるだけで、こんなにも安心できる。それだけボクが精神的に追い詰められているということか。



 夜が明けて、明日はいよいよ決闘の日だ、体験入学の期日は明日までだが、自由に動けるのは今日までだ。


 ボクは朝から図書館へ来ていた、館内には誰もいない。


 戦闘訓練をしても宿直室で休んでいても、ボクの精神はすり減ってゆくだけだ、ここでこうして、人目につかないように隠れているのが一番マシだ。


 もう本を読む気にもなれない、ただ無為な時間を過ごす、何もせずしきりに時計ばかり見ているだけなのに、すごく早く時間は過ぎてゆく。


 フージ先生の情報によると、ボクの人気はルクスを凌いでいるらしい、最初こそ人気は拮抗していたが、同情票がボクに集まっているようだ。


 しかし、賭けのオッズは真逆だった。ボクの賭け率はもう万馬券に近い。


 戦技も魔法もまったく使えない事が学園全体に知れた今、ボクに万が一も勝ち目が無い事なんて、みんな知っている。


 そんなことばかり考えて、図書館の隅っこで一人うじうじしながら、最後の日は過ぎ去った。



 ……ボクは、気がつけば闘技場の舞台へ上がっていた。学園長やフージ先生に色々と励まされた気もするが、あまり覚えていない。


 控室からここへ来るまで、ボクを連れてきた兵士でさえ心配するほどに、ボクの顔色は悪いみたいだった。


 ゆらりと辺りを見渡す。闘技場の広さはテニスの会場ほどだ、土のフィールドを高さニメートルの石壁が囲み、その上に観客席が段々に設けてある。


 観客席は生徒で埋まっているが、ボクが現れても歓声は無かった。神聖な決闘は粛々と執り行うものなのだろう。もしくは、同情しているのか。


 きっと青い顔をしているボクの前には、少し距離を置いてルクスが立っている。


 ルクスは軽鎧に身を包み、しっかり刃の付いた片手剣を腰から下げ、ボクとは対象的に不敵な笑みを浮かべていた。


 向かい合うボク達の中心で、決闘を取り仕切るっぽい人が、この決闘は伝統ある王国の制度に則って、とか何とか、興味のない事を読み上げ始める。


 そんなのどうでも良かった。観客席から生徒達の会話が聞こえてくる、この期に及んで決闘なんて他人事のボクは、ボーッとそっちの方に耳を傾けていた。


「ダメだ、従者ユーノの実力では、どうやったってルクスに勝てない、一瞬でひき肉にされちまうぞ」


 ボクの心配をしてくれているらしい。


「それはないだろ、子供でもミルク様の従者だ、負けるわけがない」

「お前は知らないんだ、オレは間近で見た、正直オレでも余裕で勝てる」


 まあそうだろう、ここの生徒は全員、優れた戦技を使えるんだから。


「ウソだろ? 勇者様のような力を隠しているとか、そういう事はないのか?」

「無い、本人に聞いたんだ、実習訓練のときの実力が全力だって。確かに子どもにしては良い動きをする、しかしそれだけだ、戦技や魔法など一つも使えない」

「一つも戦技を使えないだと!? それじゃ勝負にならないじゃないか、俺、従者ユーノに賭けているんだぜ?」

「そんな事言っている場合か! これは公開処刑になるぞ」


 はは……、ボクが勝つ方に賭けてくれた人も、まだ居たんだなぁ。


「ああ、なんてことなの、私見たくないわ、ユーノ君の可愛いお顔がグチャグチャになるところなんて」


 そんな生徒達の言葉に耳を傾けていると、会場が少しざわつき始めた、どうやらそろそろ始まるらしい。


 くだらない何かを読み上げていた人は、ラインカーンの部下だ。ルクス陣営に戻ってゆく。


 対してボクの陣営には、学園長やフージ先生が待機している。「気をつけて、まずは逃げて様子を見るのよ」と、そう叫んでいるのはライチ先生だ。


 ボン……ボン……と、試合開始を告げる巨大なドラの音が、ゆっくりと響き始めた。いずれロールは徐々に加速してゆく。


「おおお」と、さすがに観客席からも声が上がる。


 そして一拍を置いた後、ゴォォオオオン! と、試合開始の合図が闘技場に響き渡った。

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