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88 従者の資格02

 アゼリアがルクスの彼女? じゃあ、その事を知らずにいたボクは、ずっとルクス側に情報を垂れ流していたのか?


「そんな、アゼリアさん、最初からボクを騙していたんですか?」


 そのためにボクに接近して来た? わざわざ人気の無い図書館まで。


「最初から騙す? 何のために? あなたが勝手に思い違いして、ペラペラ喋っただけでしょ?」


 ボクは混乱していた。アゼリアはボクが一人で勘違いしていたと言うが。でも、確かにそうだ、その方がしっくり来る。


 アゼリアとルクスは恋人同士なんだ、きっと、ボクの体験入学の初日から、ルクスはボクのことを話題にしていたはずだ。


 ボクが図書館に通う事を知ったアゼリアは、単純に英雄の従者がどんなものか興味があって、次の日に図書館でボクを待ち伏せた。


 ボクと一緒に、楽しく本を読んでいたのはウソじゃない。この学園でどう振る舞えば良いか、助言をくれたのもウソじゃない。


 ただ、アゼリアはルクスの彼女だった。状況が変わったのは、ルクスが従者の座を賭けてボクに挑戦してきた辺りから。


 ルクスに付きまとわれて困っている旨をアゼリアに相談した時、アゼリアはボク達のイザコザに初めて気がつき、そして、当然恋人のルクスのために何か出来ないか考えたんだ。


「間に合って良かったわ、昨日急いでルクスのお父様の所へ向かったのよ、そうしたら良い物があるって、この決闘状を渡されたわ」


 昨日、何か考え込んでいたアゼリアは、ボクのことを心配していたわけじゃなかった、逆に、どうすればボクを逃さないか、それだけを考えていた。


 アゼリアはすぐ行動に移った。英雄の従者であるボクを何とかするためには、生徒レベルで対策してもダメだ。


 だから学園外部の力を頼った、昨日の午後からずっと、貴族であるルクスのお父さんの所へ相談しに行っていたんだ。


「彼氏の将来の事だもの、思い切ってルクスのお父様に相談して良かったわ」


 ある程度の外出が許可されている魔法学科の生徒だから、楽に動けたのだろう。


「恥ずかしながら父上とは反りが合わなくてね、そんな事はオレからは頼めない。でもアゼリアが行ってくれて助かったよ、まさか、あの父上がオレに協力するとは驚いたがね」


 それで用意したのが決闘状か。フージ先生が言っていた、この決闘状があれば下克上も成るって、ボクにとって最も危険な契約書だ。


 それにサインをしてしまった、わざわざ永遠に文字が消えないペンで。


「さて、これで逃げられないぞユーノ君、体験入学を終えるなら好きにすればいいが、この契約書は有効だ、必ず決闘しなくては法に裁かれてしまうぞ?」


 そんな、どうしよう。


「や、ヤですっ、決闘なんて」

「そうは言ってもな、こうなっては例えミルク様でもどうにもなるまい」

「そのサインは間違っちゃったから、間違って書いちゃったやつだから、だからその紙も違うやつで……」


 もう涙目だ、自分でも何を言っているのかよく分からない。でも、こんなのは違うと思う、そうだ無効だ、ボクを騙してサインさせたんじゃないか。


「でもしっかりとサインしてあるのよ? 変な字で読めないけど、きっとこれで合っているのよね? そのギルドカードと同じ名前だし」

「うっうっ、ちがっ、かえしてっ」


 ボクは決闘状を取り返そうと手を伸ばす、しかし、アゼリアが高く掲げた決闘状までは、つま先立ちしても届かない。


「これで正々堂々だ、お互い悔いのない戦いをしようじゃないか。ただ覚悟は必要だぞ? 決闘となれば簡単な勝負では済まない、雌雄を決する重大な戦いだ、場合によっては命を落とすことも珍しくないからな」

「ひうっ!?」


 やだ、やだ、決闘なんて絶対にしたくない。


「せ、先生にゆう!」


 こうなったらフージ先生に相談するしかない、大人に出てきてもらって、こんな事はやめるように言ってもらうんだ。


「フフ、先生に?」

「ああ、好きにすればいいぞ」



 今日のこの時間、フージ先生はまだ宿直室に居るはずだ。


「先生! フージ先生!」


 ボクは宿直室の扉を勢いよく開く。


「フージ先生!」

「おう、今日は朝から図書館か?」

「違うんです、あの二人が困るんです」

「うん? どうした、落ち着け」


 するとボクを追って、ルクスとアゼリアも宿直室へ入ってきた。


「うわーん、もうやだー、あのふたりが~」


 ボクはフージ先生にすがりついた。


「なんだルクス? またユーノ君をイジメてんのか?」

「人聞きの悪い事を言わないで頂けますか? 先生も言ってたじゃないですか、そこの従者ユーノは、間違いなくミルク様の弟子なんですよね?」

「ああ、それは間違いない」

「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ん゛」


 もう何もかもイヤだ。


「ねえルクス、本当にユーノ君はミルク様の従者なのかしら? 幼い子の魔力を検出する魔法陣ですら、全く反応しないほど魔力が無いのよ? 実習訓練で見せた実力だって全然なんでしょ?」

「従者なのは間違いない、ミルク様だって魔法は使わないんだ、その従者なのだから不思議でもあるまい。それに、噂通り本当に弱いのならば、それはオレにとって好都合さ」


 ルクスはボクが弱かろうと子供だろうと、まったく関係ないみたいだ、その目には、目の前にぶら下がる従者という報酬しか見えていない。


「どうしたユーノ君、ルクスに何かされたのか? 泣いてちゃ分からんぞ」

「ぐすっ、実は……」


 フージ先生にこれまでの経緯を話した。


「なんだって!? 決闘状を? そんなバカな」

「これですよ先生、間違いないでしょう?」


 アゼリアに決闘状を突きつけられて、フージ先生は目を白黒させている。


「まさか本当に……。そうか、さてはレイベル家の力を使ったなルクス?」

「頼んだわけではないですけどね、そういう事です」

「なんて事だ、これじゃどうも出来ん」


 やっぱりフージ先生でも、どうにも出来ないんだ。


「ルクス、これがどういう事か分かっているのか?」

「もちろんです」

「ただ事じゃ済まないんだぞ? それでも気は変わらないのか」

「変わりません」


 するとフージ先生は、「行くぞ」と、ボクの手を取った。


「あの、先生?」

「ガキの戯言だと思っていたが、決闘状まで持ち出したのなら事態は深刻だ、これは学園を巻き込むことになるぞ。とりあえず学園長の所へ相談に行こう」


 学園を巻き込む? そんな、ボクが体験入学に来たばっかりに、こんな事になってしまうなんて。



 学園長室の扉をノックして、返答も待たずに部屋へとなだれ込む。


「んー、なんだねフージ君」


 慌てた様子で駆け込んだフージ先生を見ても、学園長はボーっとしている。普段どんな仕事をしているのだろう、すごく緊張感の無い感じだ。


「学園長、少々お話が」

「んー?」

「ユーノ君の件です」


 フージ先生の後ろから、ボクは顔を出す。


「おおユーノ君、元気でやっているかな? ここに遊びに来ても良いんじゃよ?」


 満面の笑みで迎えられた、相変わらず気のいいお爺ちゃんだ、久方ぶりに孫に会えたかのように浮かれている。


 続けてルクスとアゼリアも入室した。


「おールクス君も、頑張ってるかね?」


 同じく学園長に歓迎されたルクスは、小さくお辞儀をする。


「おや? ルクス君、今は授業中じゃなかったかな?」

「はい学園長、授業より優先すべき事がありましたので、こうして参りました」

「へ? どういうこと?」


 フージ先生は、ボクの体験入学中に起きた出来事を学園長に説明した。すると、さすがの学園長も事態を理解したようだ。


「王国で発行した正式な決闘状!? えーどうして、えー……」

「そういう事です学園長、今どき正式な決闘を執り行うのも問題ですが、ウチの生徒と英雄の従者との決闘です、事は重大です」

「うそー、それ困るよ、うそーっ」


 学園長はただオロオロするばかりだ。


 そうだ、フージ先生の言う通り、学園の在校生と英雄との間で問題が生じる事になる、それは学園側としても黙ってはいられない。


「ど、どうしてしまったんだルクス君、嘘だよね? なにかこう、びっくりさせようと思って、そうなんじゃろ?」

「嘘偽りありません、正式な決闘の契約を従者ユーノと結びました」

「あわわわ……」


 フージ先生より頼りない、学園長は今にも卒倒しそうだ。


「ちょっ、ちょっと落ち着こうかルクス君、一旦落ち着こう」


 学園長こそ落ち着いてほしい。しっかりしてくれないとボクの命運がかかっている、決闘なんてことになったら、ボクはルクスにめちゃくちゃにされちゃう。


「優秀で勉強熱心な君が、一体どうしたと言うんじゃ? こんな騒動を起こすような生徒では無かったろう」

「私は何時でも最善を尽くしていますよ学園長」

「ええー、だって、このまま行けば君は主席で卒業だ、順風満帆な将来が約束されているじゃないか。もし今回の事で何らかの処分がなされたら、今までの努力は水の泡なんだよ?」


 そうだ、ルクスにしてみても、決闘は一世一代の大決断なんだ。


「では、その優秀な成績で卒業して、その後はどんな道があるでしょうか? 一個師団を率いる師団長? さらには各騎士団の団長でしょうか?」

「そうじゃよ、素晴らしいことじゃないか、ゆくゆくは将軍候補にも入るかも知れない、これ以上無い誉れじゃよ」


 ルクスは成績も実力もピカイチだ、将来は約束されている。


「嘘を言わないで下さい、これ以上無い誉れ、それは騎士団なんかじゃない、勇者だ」

「そ、それは……」

「私は勇者に成りたいわけではないのです、女神の力を振るう勇者には、おおよそ人が成れるものではない。しかし仲間にならば成れる、特に女神の加護も魔法も使わない、剣一本で戦うミルク様を私は尊敬しています。そのミルク様と共に、王国のために働きたいのです」


 それがこの国の騎士として、戦う者としての最高位だと、そして、そのためにミルクの従者となり勇者PTに近づきたいと、ルクスは言う。


「し、しかしルクス君、勇者の仲間はまた違うじゃないか、あれは自由騎士というか、厳密に言えば冒険者だ。決められた登用試験があるわけでもないし、成りたいと言ったってキミ」


 勇者もミルクと同様、基本的には冒険者だ。女神の力とやらが何かは分からないが、初めから強大な力を持って転生した者ならば、学校で戦い方を学び王国の騎士となるより、いきなり戦いに身を置く冒険者を選択する事だってあるだろう。


「だからです、私は強さを求め騎士学園に入学しました、生徒会長になったのも、ミルク様に少しでも近づくためです。しかし、それでも従者にはなれない、どれほど優秀な成績を納めても、ミルク様の目に留まる事すらない」

「そんな、ルクス君、無理を言っちゃあ……」

「だが! 今目の前に居る、現在の従者であるユーノを倒せば、否が応でも私の方が優れていると証明できる! これが唯一の道、違いますか?」


 確かに、ミルクの従者になるのに正規の道なんて無いのだろう、しかし、それならばなおさら、ミルクに嫌われるような事は避けるべきだと思う。


 それを剣の腕が全てのルクスは理解できない。ボクのポジションに付くには、ボクを負かせばいいと思っている。


 ミルクと一緒に居られる条件は、そんな事じゃ無いのに。ボクの場合はどうだったか思い出してみる、えと、ミルクは幼い男の子が好きで。


 あれ? そんなだっけ? ちょっと残念な動機のような? でも、そうなるとルクスじゃ余計にダメだ、筋肉付きすぎちゃってるし。


 もっと他に、解決の糸口になるものは。


「そうだ! 会わせるから、ミルクと会わせるから、だからこんな事やめようよ」


 そもそも、ルクスはミルクに認めてもらいたいが為にこんな事をしているんだ、ミルクとの面会が出来るようになれば、決闘なんてしなくても良いと思った。


 以前はルクスだけ特別扱いするのはどうかと思っていたが、こうなったら背に腹は代えられない。


「遅かったな従者ユーノ、今はあの時より状況が良い、さらに確実な手段が手に入ったのだから」


 うう、そんなあ……。


「ま、待つのじゃルクス君、そもそもだよ? 今の話じゃユーノ君を騙して決闘状にサインさせたのではないか、そんな本人の意志を無視した契約書では……」


 そうだそうだ、良いぞ学園長、無理やりサインさせられたんだ、この決闘状は当然無効だ。


「これを見て下さい学園長、しっかりユーノ君本人が署名したものです。こうして現物がある以上、間違いなく本物で効力のある決闘状です」


 アゼリアは得意気に言うが、だからそれは無効なんだって。


「ぐぬぬ……」


 ほええっ!? 学園長は一言も言い返せず口ごもってしまった、詐欺罪とか公文書偽造とか、そういうの無いんですか!?


 ここでもボクの常識は通用しないみたいだ、この決闘状は確かな効力を持つようで、このままではボクとルクスの決闘は避けられない。


「だってね、そうなると学園も困るんだよ? ミルクちゃんとコトを構えるなんて事態になったら……」


 学園長は小さく「困るよーウソでしょー」を連発している。学園長でも解決できないみたいだ、最早うつむいてフルフルと震え出している。


「そこで学園にも協力してもらいたいのです、私と従者ユーノの決闘を、この学園の闘技場で執り行いたいと思っています。そして日時ですが……」


 オロオロする学園長を尻目に、ルクスはさっさと決闘の段取りを取り決める。誰もルクスを止めることは出来ない、そう思った時。


「ならん!」


 突然部屋中に激が響いた、声の主は学園長だ。


 さっきまでうろたえていた学園長が、急に厳格な責任者に変貌して一喝した。


「許さんぞルクス君、そのような勝手は許可できん! この学園で問題を起こすことは、このワシが許さん!」


 驚いた、いつもの温和な雰囲気とは全然違う、空気がビリビリするほどの迫力で、学園長はルクスを叱咤した。


「学園長……」


 ボクは感動していた。やっぱり学園長ともなれば、それなりに人格者なんだ、ここぞという時にはビシッと決めてくれる。


「勘違いしてもらっては困るな! クラウス伯爵!」


 突然扉が開いて、知らない大人が学園長室に入ってきた。


 大柄な壮年の男性だ、沢山の階級章を付けた軍人貴族のような格好で、只者ではない覇気を纏っている。厚手の服の上からでも筋肉が分かるくらいムキムキだ。


「ラインカーン伯爵! なぜここに」

「父上……」


 この人がルクスのお父さん? 言われると確かに似ている、いや、そっくりだ。ルクスが歳を取ったらこの人のようになりそう。


「この決闘状は王国の正式なものだ、最早学園の一存でどうにかなる代物ではないのだよ」


 このラインカーンって人が、アゼリアに決闘状を渡した元凶だ。そして学園長もこの人も伯爵らしい、えらい人だ。


「どういう腹積もりですかなラインカーン卿! 生徒に王国の決闘状を渡すなどと。それに、あなたが忌み嫌う勇者一派にルクス君は入ろうとしている、わざわざそれを手助けするとは」

「なに、私とて鬼ではない、息子が選んだ未来を潰すこともあるまいに、親心というものだよクラウス卿」


 ラインカーンは勇者一派が嫌いらしい、つまりミルクの事も良くは思っていない。決闘状の件と合わせて、ラインカーンの印象は最悪だ。


「何を! それでもここは私の学園、勝手な振る舞いは許しませんぞ!」

「ほう、では王国法に逆らう罪人と成り果て、息子を止めるというのかね?」

「なんですと!」


 両者一歩も引かぬと言わんばかりに睨み合っている。


 今のボクは仮にでも学園の生徒、学園長は最高責任者として生徒を守る義務がある。たとえ国の法に逆らったとしても、けして屈することは出来ないのだ。


「……フ、フージくーん」


 と、思ったのだが、学園長が厳しい顔を保てたのはここまでだった。


「ふええ、どうしようフージくーん、わし、わし」

「はいはい、頑張りましたね学園長」


 威厳を発揮したのは一瞬だった、学園長はいつにも増して、ふにゃふにゃに粉砕されてしまった。


「フフフ、理解していただけたようで何よりだ」


 ミルクよりずっと背の高いラインカーンは、そう言ってボクを見下ろす。


「これが例の子供か、見た目は女子のようだな……」

「えっ?」

「……フン」


 ボクのことを知っている? いや、気のせいだ、きっとアゼリアに対戦相手であるボクの事を聞いていたのだろう。


 ラインカーンは学園長へと向き直る。


「では決闘の日時は三日後とさせて頂く、息子が言ったように場所はこの学園内の闘技場だ、王国の認定を受けた正式な決闘場の一つだ、問題はなかろう」

「そんな勝手な……」

「勝手ではない、決闘を取り仕切るのはレイベル家だと決闘状にも記されているはずだ、よって、決闘までの学園及び決闘者の警備は我がレイベル家で行う」

「な、なんですと?」

「すでに学園は包囲した、決闘者を管理するのも主催者の努めですからな」


 早い。きっとそのためにラインカーンは学園へ赴いていたのだろう。


「決闘が滞りなく行われるように、学園にもご協力を願いますぞクラウス卿。フフフ、では失礼する!」


 堂々と踵を返し部屋を出て行くラインカーンに対し、学園長はがっくりと項垂れている。


「それでは我々も失礼します、行くぞアゼリア」

「ええ、では皆さん、ごきげんよう」


 続けてルクスとアゼリアも退室した。残された学園長とフージ先生、そしてボクは、しばらく言葉も出ない、ラインカーンにいいようにやられてしまった。


「あ、あの、ボクはどうすれば……」


 これはひょっとしなくても、最悪の状況に追い込まれたのではないか? もう学園長でもどうにもならないのか?


「ユーノ君」

「学園長……」


 学園長は、何時になく神妙な面持ちだ。


「ユーノ君!」

「はい学園長!」

「……戦ってくれ」

「ふえっ!?」

「すまぬ……すまぬ……」

「ふえええぇっ!?」


 学園長役に立たないっ。


「なんて事だ、この短い期間で問題が起きてしまうとは、こんなハズでは」


 学園長は頭を抱えている。


「どうすればいいんじゃぁ、ミルクちゃんになんて言えばいいんじゃぁ」


 学園長は絶望に打ちひしがれている。泣きたいのはこっちだよ……。

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