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35 レティシアんち

「むっちゅ~~」


 目が合ったと思った瞬間レティシアはボクへ飛びつき、ほっぺに唇にとキスの嵐を見舞ってきた。


 さっきのネガティブな思考とのギャップにボクの体は硬直して、レティシアのなすがままになっていた。


 こんな往来で唇同士でキスをするなんて許されるのかと思った、すぐ近くにさっきまで腕を組んでいた男性も居るのに。


 いや、これはリメノ村流の挨拶かもしれない、元世界でもハグやキスを親愛の挨拶とする地方もある、今やっている唇同士のキスも異世界流の挨拶かも。


「あー、ちゅーしてるー、みんなの前でそういうことしちゃダメなんだよー」

「ひゅーひゅー、あついねー」


 …………。


 通りすがりの幼児から、そんな言葉が投げかけられる。挨拶のチューを終えてボク達は見つめ合う、もっともボクは面食らって目が瞬いていたけど。


「やっと来てくれた、ユーノちゃん会いたかった……」


 そう言って再びボクの首に腕を回し抱きついてくる。やっぱり恋の病は癒えていなかったみたいだ、むしろ加速した感すらある。


「こらこら、まったくレティは困ったヤツだな」


 先の男性だ、ボク達の熱い再会を目の当たりにしても結構冷静なものだった。やっと落ち着いたレティシアはボクから離れて、その男性の隣へ移動する。


「ユーノちゃん紹介するね? この人はお兄ちゃんのレイン」


 お兄さん……だったのか、レティシアと年齢が離れて見えたから兄妹とは気付かなかった。


「キミがユーノ君か? レティから話は聞いているよ、危ないところを助けてくれたんだってね」

「いえ、ボクなんて何も」


 レインはうんうんと頷きながら、ボクを品定めするように眺める。


「ホントに黒毛なんだな、それに良い子そうじゃないか」


 お兄さんと聞いたら変にかしこまってしまう、とりあえず軽い自己紹介を交えて挨拶を済ませた。


「兄さん、今からお父さんにユーノちゃんを紹介しようと思うの、良いでしょ?」

「そうだな、ユーノ君は恩人だ、ぜひそうしてもらおう」


 今から? 確かレティシアの家は村長さんのお宅だ、こんな夕方からお邪魔しても大丈夫かな。



「優乃、ここに居たのか」


 あ、ミルクだ。そう言えばすっかりミルクのこと忘れていた。


「あなたは! ご高名は伺っております、ようこそリメノ村へお越し下さいました、ミルク様」


 大人のレインは勇者PTの戦士であるミルクを知っているようだ。


「いや、この村にはちょっと寄っただけだよ、それに畏まるのは遠慮してもらえないか、私も得意じゃないんだ」


 ミルクに様づけとか似合わないなとボクも思う、本人もこそばゆいだろう。


「そっちのレティシアとも知らない仲でもないしな」

「ウチのレティが? そうでしたか」


 するとレインの影に隠れていたレティシアが、兄の袖を引っ張る。


「兄さん、ミルク……さんのこと、知ってるの?」


 レティシアはミルクの事をよく知らない、名前だって今聞いたのだろう。


 レティシアの中でのミルクの印象は、山賊を率いてアルッティの館を襲撃し、ボク達を拉致し、さらにその色香でボクを誘惑した恋敵、そんなところだ。


 とても有名な冒険者なんだよとレインに説明を受けるレティシアは、眉を寄せながらもなんとか納得しているみたいだった。


「ミルクさん、今日は我が家にお泊り下さい、父のアストラも喜びます」


 レインとレティシアのお父さん、アストラっていうのか。


「父はアストラなのか? では、お前がレインか」

「はい、よくご存知で」

「そうか、ならレティシアは……、なるほど数奇なものだ」



 ボクとミルクはレティシアの家に泊めてもらうことになりそうだ、夕日に染まる村の中を家路につく。


「ねえおねえちゃん、そう言えばボクと同じ黒髪の人いないね?」

「えっ!?」


 せっかくシープ族の村に来たんだし、黒毛のシープ族がどの程度レアなのか確認しておこうと思った。


 レティシアと初めて出会った時にリメノ村にも黒髪の人が居るって聞いていたから、ちょっとだけ気になっていたんだ。


 今のところ、畑仕事から帰ってくる人や羊飼いの人達の中には黒髪の人は見かけない、みんな基本的に乳白色だ。


 レティシアはバツが悪そうにチラチラと村の外へ目を向けている、その方向にはリメノ村の主要産業である羊牧場が広がっていた。


 厩舎へ戻す時間なのだろう、放牧されていた羊達は牧羊犬に追われて一箇所に集められている最中だ。その白い羊の群れの中に、数体だが黒い個体も見える。


 ……まさか、レティシアさん?


「えっと……」


 あそこに居る黒い羊は完全な動物ですが。


「ごめんなさい、黒毛のシープ族は居ないの、黒毛シープなら居るけど」

「あ、うん」


 本当はレティシアも黒髪のシープ族は見たことがないらしい、あの時、奴隷商人に捕まって衰弱しているボクを、安心させるために嘘をついたんだ。


 怒る気にはなれなかった、レティシアらしいと思った。そんな思いやりも長所だと思う、大きくなったら気配りの出来る良いお嫁さんになるに違いない。


 それにしても、シープ族の村に住むレティシアでさえ黒毛のシープ族を見たことがないのなら、ボクの見た目は思った以上に目立つかもしれない。


 基本的に明るい髪色の異世界人にも黒髪が居ないわけではない、猫族や犬族などの獣人にも黒髪の人は居た、だけどシープ族の黒髪だけは珍しいみたいだ。


 今まで普通に過ごしてきたけど、これからは少し気をつけよう、また前みたいに珍獣として売られてしまわないように。



 ほどなくしてレティシアの家に到着した、さすが村長さんの家だ、平屋だが普通の家よりだいぶ広い。


「おう、レイン戻ったか」


 デカイ、玄関先に顔を見せたこの人がレティシアのお父さんのアストラか、筋骨隆々の逆三角形シープ族だ、さすが村一番の戦士なだけはある。


「ん? なんだ客か?」

「久しぶりだなアストラ」

「おお? 何だオイ、旋風の! 良く来たなあ」


 旋風の……ミルクの事か、二つ名とかファンタジーっぽいな。


 帰り道で少し聞いたけど、ミルクとアストラは少しだけ親交があるらしい。


 昔、この村で事件が起きた、子供達が野盗に連れ去られたのだ、その時野盗を根城ごと殲滅したのが、ミルクと村の代表として参戦したアストラだった。


 勇者と共にミルクがリメノ村へ訪れた五年前より昔、今から十年も前の事だ、まだミルク一人でそういったヤカラを潰しまわっていた時の話らしい。


 そんなお父さんだ、ミルクは暑苦しいほどに歓迎されていた。


 一方、レティシアとレインは自分らの父親と英雄であるミルクが知り合いだったことを、今日初めて知ったみたいだった。


「そっちの子はどこの子だ? 見ない顔だな」

「もうお父さん何言ってるの? 黒毛の子の話、前に言ったでしょ?」

「なにっ? ではコイツが……、そうか、まあこんな所で立ち話もなんだ、旋風の、中へ入ってくれ」


 家の中に招かれたその時、お父さんのアストラがボクの耳元で囁く。


「娘を狙ってるようだが簡単には渡せんぞ、だがな、レティを助けてくれた礼は言っておく、良くやってくれた」


 レティシアはボクの事を家族にどう説明しているのやら、なんだか随分と誤解されているみたいだ。


 ボク達は大きなテーブルのある部屋へ通された、一つの家族には不必要なほど大きな部屋だ、多分、村の寄り合いに使う場所だろう。


「レティ、今日はこっちで食うからって母ちゃんに言って来てくれるか、あと、爺ちゃんも呼んで来い」


 アストラがなかなかの家長っぷりを見せて指示を出している、やがて村長であるお爺ちゃんも現れた。


「ミルクさんかの? 十年前は世話になったの」

「いや、此方こそ助かった、シャインも元気そうで」


 お爺ちゃんのシャインは、五年前ミルクが勇者と一緒に村に立ち寄った時よりも、十年前の誘拐事件の方が印象に残っているようだ。


「それにしても良い女になったもんだの、どうだ、ウチのアストラと一緒にならんか? まだ未熟者だがレインでも良いでの、それとも、もう結婚しとるんかの?」

「冗談でもやめてくれよ親父、クリティアに怒られちまう、それにレインはないだろうよ」


 アストラは慌てて繕う、このバカでかい筋肉ダルマは奥さんには頭が上がらないらしい。


「なんだ情けないの、昔は妻の二、三人、珍しくもなかったんだがの」


 昔は一夫多妻も容認されていたのか、初めて知った、今はどうなんだろう。


 そうこうしているうちに料理が運ばれてきた、時間的にも丁度夕食前だったので、急におじゃまして夕食までごちそうになって、なんだか恐縮だ。


 レティシアとレインが料理を運んでくるその後ろから、若くて綺麗な女の人が同じく料理を運んで来た。


 レティシアの家族は、祖父のシャイン、父のアストラ、母のクリティア、兄のレイン、そして、末娘のレティシアの五人家族と聞いている。


 まだ顔を合わせていないのはお母さんのクリティアだけだが、まさか、この若い人がお母さんと言うことはないだろう、メイドさんか?


 一瞬そう思ったが、この女性はレインの婚約者のフィラナさんだという、なるほど、そんな婚約中のレインをミルクに薦めるとは破天荒なお爺ちゃんだ。


 料理が出揃って、最後にキッチンに居たお母さんのクリティアが現れた、おばさんだがレティシアとよく似た顔立ちで可愛らしい人だった。


 クリティアはレティシアに支えられながら席に着く。


 以前、レティシアはお母さんの怪我を治すために一人で薬草採取に出かけた、そこを奴隷商人に捕まったんだ、そのお母さんの怪我は思ったより悪そうだった。


「アストラよ、クリティア……と言ったか、どこか悪いのか?」

「ん? ああ、牧場でセイクリッドウルフに襲われて脚をな、まあ、気づくのが早くてこの程度で済んだが」


 山賊冒険者のミルクは遠慮なくそんなことを聞くと、すぐにサイドポーチに手を伸ばした、しかし、ちらりとボクを見ると何も取り出すことなく手を戻す。


「さて、ではメシにするか、旋風の、あーと、ユーノ、遠慮なく食ってくれ」


 ボクはご相伴に預かることになった、家庭料理にしてはずいぶん豪華だ、この村が牧羊を生業としているためか乳製品が多い、肉料理も結構並んだ。


 どれもこれもとても美味しそうだ、本場の料理ってやつだろうか、日本でも酪農家などの現地へ赴かないとなかなかお目にかかれない料理だ。


 しかしなぜか、というかやはり、ボクの目の前にはいつか見た料理が置かれていた、ボクのだけレティシアお手製のスペシャルバクハツハンバーグだ。


「大丈夫か?」


 隣に座るレインも気の毒そうな目でボクを見ている、ボクは「ええ、まあ」と、引きつった笑顔しか返せなかった。


 するとレインは素早くバクハツハンバーグを半分に切って、レインの素敵ハンバーグと半分づつ交換してくれた。


「もっとお料理頑張らないとダメよ? レティ」


 その様子を見ていたお母さんのクリティアだ。


「前は美味しいって食べてくれたもん」

「まあ、ユーノ君は立派ね、レティには勿体無い彼氏だわ、ねえあなた」

「ぬぅっ、か、彼氏だと……」

「まったく、二人共、まだまだ修行が足りないわね」


 そんな家族団らんの時間が過ぎてゆく、話題も絶えない、笑顔も絶えない。


 元世界で食べ物にさえ姉達にイタズラされていたボクは、こんな温かい家庭が本当に存在するのかと、ただただ驚愕していた。



 夕食を終えたボクとミルクは部屋に残り、お父さんのアストラと三人で村に立ち寄った経緯などを話していた。


「旋風の、本当によく来てくれた、お前は最早この国の英雄だ、俺からはどうしても会うことは出来んからな」


 ミルクは有名人でいつも忙しそうだ、時間的に厳しいのだろう、立場的に身分が違うという事もあるのかもしれない。


 ミルクと一緒に居ると英雄というより山賊の印象が強いけど、実際は、やっぱり雲の上の人間なんだ。


「あの子が、レティが村から居なくなった時、魔物に襲われたんじゃないかと思った、何日も戻らず、もう死んでいるかもしれんと諦めていた」


 家族からすれば何日も音沙汰が無かったんだ、奴隷商にさらわれていた事も分からない、行方はおろかその生死ですら。


「しかし、あの子は傷一つ無く戻ってきた、レティの話からすぐに分かったよ、旋風の、お前がまた助けてくれたのだと、本当にありがとう、心から感謝する」


 山賊の村でレティシアに与えられた情報は僅かだ、それでもアストラには思い当たる事があったのだろう、大体の事情は把握していた。


「ああ、だが奴隷から助けたのは偶然だ、私もお前の娘とは知らなかった」

「そうだな、しかし何か運命的なものを感じるな」


 十年前、野盗に誘拐された数人の子どもの中に当時まだ二歳程だったレティシアも居たのだ、それを助けたのが若かりし頃のミルクだ。


 そして、今回もレティシアを奴隷から助けたのは山賊を率いるミルクだった、レティシアは二回もミルクに助け出されたんだ。


 誘拐事件の事はレインも気づいていない、おそらく、心配をかけないように当時の子供達には野盗の事は秘密にされていたのだろう。


「まあ、あのおてんばにはキツくお灸をすえておいたがな」


 アストラがそう姿勢を崩すと、重い話をしていた場の空気も若干軽くなる。


「それとユーノ、先も言ったが、お前もよく助けてくれた、レティが今もああやって元気でいられるのは、お前のおかげかもしれん」


 改めてお礼を言われると恐縮してしまう、だって、どちらかと言うとボクがレティシアに助けられた比重のほうが大きい。


「いえ、ボクなんて。逆にお嬢さんに助けてもらったくらいで、そんな大層な事をしたとは思っていません」


 ボクだってレティシアには感謝している。


「その通りだ!」

「え゛?」

「俺から見たら、まだお婿さんポイントは合格ラインに達していない、むしろ、これとそれとは別問題だ!」


 やっぱり何か勘違いしてるぅ。


 なんて言えば良いのかな、全然彼氏じゃないですって言うとレティシアは泣くだろうか? でも、変な誤解のままだとボクも困るし。


「お、落ち着いて下さい、ボク達まだ子どもですよ? 仮にお嬢さんにそのような話が来たとしても、それはまだまだ未来の話です」

「ぬぅ? そ、そうか、確かに今すぐどうこう言う話でもないな」


 冷静になってくれたか? まったく、今すぐお婿さんやらなにやら、そんな事あるわけないじゃないか、レティシア然り、お父さんも変に熱しやすいな。


「レティがしきりに運命の人だのなんだのと騒ぐから、ついその気になってしまった、そうだ、うむ、まだ早いぞユーノよ」


 なんで最後はボクに言い聞かせました的に話を締めているんだ。まあいい、なんとかこの問題は先送り出来た、大人は問題の棚上げが大好きだからな、当面はこれで大丈夫だろう。


「それで旋風の、レインから聞いたが、この村には長くは居ないのか?」

「うむ、また聖なる森へ向かうつもりだ」

「聖なる森だと? そうか、五年前と同じですぐに行ってしまうか」

「忙しなくして悪いなアストラ」

「いや良いさ、短い間だが羽を伸ばしていけ、お前は忙しい身だしな」


 積もる話もあるのかな? ミルクは二度もレティシアを助けてくれた恩人でもあるし。


「それにしては勇者が一緒ではないようだが、お前とユーノで聖なる森へ向かってどうするんだ?」

「それはまだ分からん、私も行ってみないことには何とも言えん」


 今回、勇者の役目はボクが担う、しかし、ミルクが半信半疑なのも無理はない、転移者か転生者しか森へ入れないのならば前例もサンプルも少なすぎる。


「ユーノちゃーん、ミルクさーん」


 その時、遠くからレティシアの声がした。


「お風呂沸いたよー」


 お風呂!? まさか、お湯に浸かれるの?


 ミルクに聞いてみたら、そうだと、そして稀にだが、お風呂が付いている家もあるみたいだ、そういえばアルッティの館でもお風呂がどうとか聞いた気がする。


 ボクはお風呂の事が気になって、それ以降アストラの話などまったく耳に入ってこなかった、ソワソワするばかりだ。


 アストラはそんなボクに気が付いて、先に入って良いぞとお風呂を勧めてくれた、ありがとう! お義父さん!



 お風呂は木の板を楕円に組んだ大きな桶だった、ボクの体ならすっぽり底に沈みそうな広さがある。


 さすがリメノ村の村長さんの家だ、ドロテオのあばら屋とはワケが違う、まあ、あの役場にドロテオが住んでいる事もないと思うが。


 ボクはこれでもかと体の汚れを落としてから、神聖な湯船サマに静かに身を沈めた。


「ん~~、ふぃ~~」


 極楽じゃー。


「ユーノちゃん大丈夫? お風呂の使い方分かる?」


 風呂場の外からレティシアの声がする、もちろん大丈夫に決まっている、こちとらお風呂に入ることならプロだ。


「大丈夫だよー」

「そう? お姉ちゃんも一緒に入ろうか?」

「ううん、全力で大丈夫だから心配ないよー」

「ぜ、全力?」


 隙あらばのレティシアも、さすがに家族が居る家でイチャイチャも出来ないようで、すんなりとボクの言葉に従ってくれた。


 やっぱりお風呂は一人に限る、この極楽空間を独り占めだ。


 本当は一時間でも二時間でも入っていたかったけど、後の人の事も考えて、湯船には二十分程度浸かるだけに留めておいた。


 それでも、この世界で初めてのお風呂は、心身ともに十分癒やしてくれた。

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