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20 王都(ミルク視点)

 デルムトリアの中心から、やや南に位置するここ、王都ドリナ。


 砂漠地帯が多いこの国だが、大陸を裂くように王都まで海が切り込んでいるため、海運による貿易は盛んで物資は豊富だ、古くから栄える都となっている。


 王都ドリナの中心地に広大な森を敷き、砂漠とは思えない湖に囲まれた宮殿、その一角に特別に与えられた自室に、私は戻っていた。


 ドラゴンの表皮を模した専用の黒鎧を着込み、長年愛用している魔剣を携える、馴染んだ装備に身を包み、自室を後にした。


 高名なドワーフが魔法金属で打ち出した鎧は、不快な金属音を立てることはない、カツカツと大理石の床を叩く靴音だけが、長く続く廊下へ響き渡る。


 天井高くアーチ状の白壁に囲まれた廊下の先には、赤いビロードで装飾された重厚な扉があり、両脇にはハルバートを手にした白銀の騎士が敬礼をしている。


 この騎士達は普段いないが、何かあるとこうやって配備される、例えば今日のような、私達が王の勅命で招集される場合だ。


 開かれた扉から中へ歩を進める、先は一つの大きな部屋だ、大理石の床に赤い絨毯、円柱にも壁にも精緻な装飾が施されている。


 その豪華な部屋には大きなテーブルが置かれ、紅茶と数々の焼き菓子が並べられていた、いつもの見慣れた光景だ。


「一番最後ね、災害剣士ソードディザスター

「その呼び名はやめろ、エリス」


 部屋に入るなり、ソファでお菓子を貪っていた少女が私に声をかける。


 彼女はエリス・ミニエル・ローズ、確か年齢は十八ほどだったか、この国でも希少なヒーラーだ。


 ピンクと白を基調とした、無駄にヒラヒラが付いたローブを纏っている、彼女は特異なほど強力な回復魔法を使う、彼女を派遣したユナリア教会の中でも、歴史上類を見ないほどの天才だ。


 部屋の隅から、そんな私達を深緑の瞳で静かに見守る老人は、沈黙の賢者ブライト・フォレス。


 元々、東にある国境の森に住む、変わり者の魔法使いだったが、魔法への造詣の深さと類まれなる強大な魔力を見込まれ、この王都へ招集された。


 一般の魔法使いと見分けがつかない地味なローブ姿だが、これでも私の恩人だ、ただの荒くれだった幼い私を引き取り、剣の道を示してくれたのだからな。


「やあミルク、休暇中も各地を廻るなんて、冒険者の鏡だね」

「なに、好きでやっているんだ、セシルだって同じようなものだろ?」


 そして、部屋の中心にいる凛とした青年、私達のPTリーダーでもあるこのセシルは、人間ではない、いや、人間ではあるが、あまりに人間離れした能力を持つ。


 そのため、伝説になぞらえ勇者と認定を受けた者だ、セシルの強さは次元が違う、もはや理解不能な力を振るい、私でもまったく歯がたたないほどの強者だ。


 勇者セシル、ヒーラーのエリス、魔法使いのブライト、そして私、戦士ミルク、この四人が私の所属するPTメンバーだ。



「みんな話は聞いているな? 今回はダンジョンの攻略だ」


 全員が揃ったところで、セシルは仕事の説明を始めた。


 西の砂漠の小さな街の近くに、突然ダンジョンが現れた、連なる砂丘に巨大な流砂が起きた後、そこにポッカリとダンジョンの入口がクチを開けていたという。


 通常ならば一般冒険者の出番だ、場合によってはダンジョン目当てに集まる冒険者により、西の小さな街は潤い、大きく発展するかもしれない。


 しかし、内部は一般の冒険者では手に負えない魔物が跋扈するという、このままではダンジョンから溢れた魔物により、街が壊滅するのも時間の問題だ。


「難しいことはない、ただ殲滅すればいいだけだ、このあとベテリウス王から勅命が下る、そうしたらすぐに出発だ」

「私、あのオジサマ好きじゃないのよね、妙に冷たいし」


 エリスはピンクパールのロングヘアを揺らしながら不満げにしている、この国の王族とエリスは折り合いが悪い。


 王族と教会はふつふつと反目しあっている、表立っては何もないが、教会から派遣されているエリスは王族と反りが合わない。


「そう言うなってエリス、謁見の時間までまだある、それまで定例の報告会でもしよう」


 セシルは、いつも私達のまとめ役だ、この癖ある連中のリーダーなどよくやる、取り敢えず空いた時間で報告会を開くことになった。


 私達はPTを組んではいるが、普段は個別で行動している、世界を旅していた時は一緒だったのだが、国に抱えられてからは個々に妙な紐つきも増え、しがらみが出来てきた。


 仕事をするにも、全員が一緒に行動するには制限が多くなった、だが、同じPT仲間として集まった時くらいは、どこで何をしたか報告することにしていた。


 この報告とて話のネタに適当なことを言っているわけではない、まったく面倒だが、私達一人ひとりも、政治、経済、軍事、各方面へ影響力がある。


 表立っては行動にも言動にも制限がかかるが、PTメンバー同士、色々と隠し事をしては要らない亀裂が生じる、だからこっそり教え合おうという催しだ。


 実際、目立ちたい愚かな貴族や、力を欲する闇の組織が擦り寄ってきても、この定例報告会であからさまになる、そういうヤカラは勇者PTを相手にすることになる、結果はもちろん殲滅だ。


 そんなことを繰り返すうち、王族が私を利用したり、教会がエリスを利用したりする事も少なくなった。


“アイツら筒抜けすぎ、常識が通用しない”そんな噂は、不要な謀略への防波堤の役目も担っていた。


「じゃあ、まずオレから」

「そうね、まず私達・・からね」


 セシルとエリスだ、休暇中も共に行動していたのか。


「私とセシルは、南下してネイテ・スイナ湖にいる怪獣をやっつけに行ったわ、王国の騎士が案内人として沢山付いてきたのが癪だったけど、まあ良いバカンスにはなったかな」

「そうだな、わざわざギルドを通した冒険者としての依頼だったから、ミルク達にも言わずに出かけたけど問題なかったよな? てゆうか、本当はオレ一人で行くつもりだったんだけど」

「何言ってるのセシル、方向音痴のあなたを一人になんてできないわ」

「え、でも王国から案内人が……」


 また始まったか、セシルとエリスはいつもこんな感じだ、二人は同郷で家も近く、幼少の頃より一緒に育った仲らしい、幼馴染というやつだ。


 仕事のときくらい馴れ合うのはやめて欲しいところだ、見苦しい、エリスはいつも、二つ歳上のセシルにずっと金魚のフンのように付きまとっている。


「わしは、休暇中は王都にいたでの、報告するようなことなどありゃせん」


 次はブライトだ、元々能動的に行動するようなやつではない、もういい歳だしな、森に引きこもらないだけマシだ。


「強いて言うなら、最近、アレキサンドルくんの元気がなくて心配じゃ」

「最近って、あのオウムまだ飼い始めたばかりじゃない、お爺ちゃんの飼い方がおかしいのよ」

「そうかのう、放し飼いじゃダメかのう、夕刻に教会のある方角から戻ってきては、あんさつーあんさつーと言葉をしゃべる憂い奴なのじゃが」

「ちょっとやめてよ、私、知らないわよ」


 まあ、それが事実だとしても、そんなことは教会もエリスには言わないだろう、情報共有している私達に暗殺を相談するバカはいない。


「私は北の果てで奴隷を開放した」


 最後に私も報告する。


「今回救出したのは七名だ、その際、男爵家を一つ潰した、辺境の街では見せしめも効果がある、暫くは不当な人身売買もないだろう」

「まあ野蛮ですこと、どうせ助けたって言っても獣人でしょ?」

「ああ確かに獣人だ、それがどうしたんだエリス、お前はまだそんなことを言っているのか?」

「フン、分かってるわよミルク、私だって協力したことあったでしょ?」


 実を言うと、私とエリスは何かと衝突する仲だ、エリスは優れたヒーラーと同時に教会のエリートでもある、それは必然的に敬虔な女神信仰者ということだ。


 ユナリア教会の古い教えでは、獣人は女神の加護を受けられなかった不浄成る者として扱われる、そのため、獣人になら何をしても良い、たとえ殺しても神のためという狂った教えがある。


 当然、そんなことは今の時代許されない、だが信心深いエリスは、不必要な所まで造詣が深い、だから獣人の人身売買、つまり奴隷制度に賛成の立場だ。


 不正奴隷の解放にはセシルも良く動いてくれる、エリスが奴隷解放に協力したと言っても、そのセシルにくっついて、たまたまそこに居ただけだ。


 このガチガチの宗教頭のエリスの行き過ぎた思想は危険だと、セシルにもブライトにも忠告している、もっと人としての尊厳を教育してくれと。


 だが、日々信者に説法まで聞かせる弁の立つエリスに対して、口で立ち向かえるはずもなく、いまいち二人は乗り気ではなかった。


 まあ、それはそれとして、今回の定例報告会も特に問題は無いようだな。


 エリスは怪獣などと言ったが、ネイテ・スイナ湖、通称ネス湖の巨大魔物をただ討伐しただけだ、ブライトの報告もいつものこと、この王都は伏魔殿、その程度の話は良くある。


 そして、私の報告も何時もと変わらん、なぜなら私は、元王国騎士団第四部隊隊長のドロテオと共に、各地の不正で得た奴隷を解放するのは毎回のことだからだ。



 定例報告会が終われば、謁見の時間までやることはない。


 暇だからと言ってセシル達とじゃれあうことはできない、以前、軽く約束組手をして部屋を半壊させたことがある、あの時は勇者PTの運営責任者というお目付け役に泣いて怒られた、あまりバカなことはできない。


 見渡すと、セシルとエリスは二人でちちくり合っている、ブライトは何処か空中に視線を向けて呆けていた。


 ため息を付いて、給仕が新しく淹れた紅茶をすする、もっと遅く来るんだったと考えていると、めずらしくセシルが隣へ座った。


「なあミルク、他に何かあったかな? 奴隷救出の話、もっと聞かせてくれよ」


 何だこのわざとらしさは、紺碧の瞳に頭髪、精悍なマスクのセシルには悪いが、かなり気持ち悪いぞ。


「ちょっと、どーしてそっち行くのよ」


 ちちくり合うパートナーを取られたエリスが騒いでいる、どうやら、セシルはエリスから逃げてきたようだ。


 セシルも煮え切らない男だ、さっさとエリスを自分の女にして手懐けてもらいたい、もっとも、逆にエリスの尻に敷かれたら、この国は終わりだと思うがな。


「今言った報告の通りだろ? もう何もないよ」

「そうかー、じゃあ何族を助けたんだ?」


 まったく、何もないと言っているのに、そんなに食い下がるほどエリスがイヤかコイツは。


 そういえば、優乃のことで気になる事があったな、丁度いい機会だ、セシルに聞いてみるか。


 もちろん、優乃に迷惑がかかってはならん、聞くのもそれとなくを装う。


「それよりセシル、私も聞きたいことがあるのだ、お前が昔、私の名前について何か言ってたな? あれは何だ」

「そんなことあったかな?」

「うむ、私の名前が変だと言っていたろう? どう変なのか気になってな」

「ああアレな、オレから見るとちょっと可愛い名前っていうか、あ、もちろんそんなことは無いんだぞ? あくまでオレの感じた印象の話だからな」


 可愛いだと? 前は変だと聞いただけだったが、ミルクという名前が可愛いというのか?


 この名前は二百年前、たった一人で南の小国を滅ぼしたという伝説の剣士の名前だ、人によって忌諱することはあっても、可愛いなどと言うことはない。


 しかも、可愛いという感想が優乃と同じだ、この世にミルクと名の付くものはその剣士以外にない、そのような印象を抱くはずもないのだが。


 優乃とセシルの共通点と言えば、聖なる森もそうだ、森に踏み入ることが出来るのは、私の知る限りセシルしかいなかった。


 あの森は不可侵の領域、生きとし生けるものは近づくことすらできない、セシル以外が近づけば途端に力尽きてしまう、たとえ耐性のある魔物とて、森の内部まで侵入することはできないのだ。


 だが優乃は、その聖なる森で彷徨っていたという、それは実際に確認していないから何とも言えないが、まさか優乃はセシルと関係があるのではないか?

 

「どうしたんだ? 急に難しい顔して」

「いや、何でもない、気にしないでくれ」


 私としたことが、動揺が顔に出ていたか。


「ふーん、試したな? オレから何か情報を引き出そうとしたな?」

「何のことだ?」

「ふふ、昔からミルクは不器用だからな、普通の人は何のことか分からないだろうが、オレから見るとすっごく不自然だぞ?」


 セシルの紺碧の瞳が、何かを捉えたように薄く光を宿す、ただの名前の話で何が気になったというのだ?


 しかし、マズイ流れだ、セシルにしか気づけない違和感があったということか。


「ぶるーぷらねっと協定ー」

「うぐっ」


 碧き星(ブループラネット)とは、セシルが命名した私らのPT名だ、セシルの命名センスはアレなので、あまり使いたくはないが。


 とにかく、こう言われてしまうと些細な事でも報告しなくてはならない、基本的に、私達の間では隠しことはタブーなのだから。


 セシルの宣言にエリスも「なになに?」と興味を寄せ、今まで枯れ木のオブジェだったブライトも少年のような目を向けてくる。


 こうなってはセシル達が納得するまで説明するしかない、しかも嘘はダメだ、下手すると私の立場も、このPTの存続意義すらも危うくなる。


 できるだけ優乃の事は伏せておきたかったが。


「いや……大したことは、ないんだ」

「最近誰かに聞いたな? ミルクの名前のことを」

「くっ、そうだ、だがそれだけだ、それが何だというのだ?」

「その時のことを詳しく知りたい、頼むミルク、……ぶるーぷらねっとー」

「分かった分かった、何度も言わなくて良い」


 もう観念するしかない、すまない優乃。


「ドロテオの所にいた時だ、助け出した奴隷の中に小さな男の子が居てな」

「ほう、ドロテオの坊主は息災じゃったか?」

「ちょっと待ってくれ爺さん、ミルク、それで?」


 ドロテオの近況を知りたいらしいブライトは、セシルに制止されてシュンとしてしまった。


「いや、ただ私の名前が可愛いと言われただけだ、それも響きが可愛いのだと」

「うえー、なんでミルクの名前が可愛いになるのよ、怖いの間違いじゃないの?」


 横からチャチャを入れるエリスをよそに、セシルは先を続ける。


「なるほど、オレと同じ感想を言ったわけだ、その子の他の情報はないか?」

「いや大したことは知らないぞ? あとは醤油料理が好きで」

「本当か!? 他には、他には何かなかったか?」

「あ、ああ、よく伸びるぱんつを履いていたな、そのくらいしか知らん」

「何? のび……ばかな! 伸びるぱんつだと!? 本当にそいつは伸びるぱんつを履いていたのか!」


 セシルは目を見開き、掴みかかる勢いでぱんつのことを聞いてくる、昔、醤油を発見した時と同じくらい興奮している。


 また何か地雷を踏んでしまったのか、どうしてもぱんつが気になるようだ。


「どうしたんだセシル、ぱんつに何かあるのか?」

「ああ、いや、しかしそんなことが、なあミルク、そいつに会えないかな?」


 やはり、セシルも優乃のことが気になるようだ、だがぱんつにそれほど重大な何かがあるのか?


「ダメよお兄ちゃん、あ、セシル、今回は西の街に現れたダンジョンを探索、これを殲滅する役目があるんだから」

「ああそうだ、ちゃんと分かってるよエリス、しかしミルク、ダンジョンをさくっと潰した後でも良いんだ、なんとか会えないか?」


 やはりこういう流れになったか、セシルは少々強引な所がある、時にそれは勝手ばかり言う私達を率いるのに役に立つが、この場合は厄介だ。


「ふむ、そこまでお前が執心する理由も聞かせてもらおう、私も情報を開示したわけだしな」

「む、そうだな、前に言ったように、オレは元々この世界の人間じゃない、転生者だ、そのオレから見ると、その子はどうにも気にかかる存在なんだ」

「ただのシープ族の子どもだぞ?」

「そうか、まあ考えすぎなのかも知れない、どうも転生前の情報には過敏になってしまうからな、いつもそれで空振りして、みんなにも迷惑をかけているし」


 セシルは転生者だ、私もこのセシルから聴くまではどういうものか知らなかったが、別の世界で一度生を受けた者が“とらっく”という物体に当たった時、稀に魂だけがこの世界に移る現象のことだ、そして、新しい生命として誕生した者を転生者と呼ぶのだ。 


 セシルが転生者と判明する以前から、色々と訳の分からない行動に付き合わされていた、少々の手がかりでも強引に転生前とやらに結びつけるから、殆どが無駄骨に終わる。


 それにしても、セシルは転生者として優乃が気になると言う、やはり優乃とセシルには共通点がある、それを考えると、優乃は特別な存在ということなのか?


 だが、決定的にセシルと違う点もある、優乃は強くないのだ、セシルは赤子の時には人語を解し、幼子の時点で誰も太刀打ちできないほど強かったという。


 それを思うと優乃は普通だ、多少力が強いようだが、セシルと比べることはできない。


 優乃……いつも不安のある目をしていた、あの子を勇者たるセシルに合わせたくはない、何か大きな力の波に飲まれてしまう気がする、だからといって、セシルが止まるとも思えん。


 なかなか会わせると言わない私にしびれを切らしたのか、エリスが口を開いた。


「どうせ可愛い男の子なんでしょ?」


 確かにあの子は可愛いが、その話が今必要か?


「それがどうした?」

「ミルクはショタコンだもんね、だから独り占めしたいのよ、きっと」

「なんだと?」

「同じ女として、見てれば分かるわよ」

「何じゃ? そのしょこたんとか言う……」

「ちょっと待ってくれ爺さん、それでミルク、その子どもの事だが」


 ブライトはスネてしまった。


 結局、時期が悪いということで、二人を会わせるのは暫く先となった。


 今回のダンジョンを殲滅した後、私はフリーになるがセシルが空かなかった、それをブライトに指摘されたセシルは残念そうだったが、いつかは会わせると約束をこぎつけられてしまった。


 その前に私から優乃へ説明しておいたほうが良いだろう、それに謝らなくてはならないな、余計な心配事を増やしてしまったのだ。

 side視点は一般的に悪手とされているらしいです、私もそう思いますが、必要な時は入れます、ほんとにたまにですが。

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