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16 戦闘訓練 01

 今日から戦闘訓練が始まる、集合場所も時間も決めてないけど、普通に考えれば狩猟訓練をする場所だろう、子ども達もそこで剣を習っていたわけだし。


 ボクは朝から狩猟訓練所へ出向いた。


 しかし、待てど暮らせどトーマスもギラナも現れない、二人の住む家なんて知らないから、迎えに行くこともできない。


 途方に暮れたボクは、一度役場に行って、何か情報がないか見てくることにした。


 そして役場に着いたけど、今日はドロテオも居なくて、受付のおばさんも言付けは受けてないという。


 まったく手がかりがない、やっぱり狩猟訓練場へもどろう。


 でも、やっぱり誰も居ない、あっちを調べたりこっちに行ってみたり、色々探して回ったけど見つけることはできなかった。


 からかわれているのだろうか。


 本当は、ならず者に教えを請うなんて遠慮したい、でも、選り好みしている余裕はない、少しでも戦闘技術を学ばなければ、生死に直結する事でもある。


「おう早いな」

「えっ」


 ボーッとしてたら、突然トーマスが現れた。


「オレも今来たとこだ」


 そして、そんな事をひょうひょうと言う、もうお昼だよ? 午前中がまるまる潰れたじゃないか、それでそのセリフとか、全くやる気が感じられない。


 憤りを覚えたが、ふざけるなと言えるほどの度胸もない、でも、まあね、くらいの余裕を見せておいた、こういうヤカラにはナメられたら終わりだ。


「トーマスだけなの?」

「ああ、まずはオレだ、十日づつ交代だとよ」


 最初の十日がトーマス、その次の十日がギラナ、そして残り十日はボクの仕上がりを見ながら交互に教えるという。


「じゃあ早速始めるとするか、お前は普段何を使うんだ? 槍か? 剣か? アーチャーなら隣だぞ」


 トーマスはそう言いながら、木製の武器が雑に放り込まれている箱の中から、刀身の短い短剣を引き抜いた。


 ボクは弓こそ使うが弓は狩猟用だ、普段から何を使うかと言われても、戦闘訓練なんてやったことないのだから分からない。


 一応、子どもたちの訓練を見た時から剣には憧れていた、やっぱりそれにしよう、ファンタジー世界でマスト武器の片手剣を手に取る。


「まるきりの素人かよ、面倒くせぇ、それでなんだ、剣で良いんだな? じゃあさっさとかかって来い」


 え、かかって来いっていきなり? 何も教えてもらってないけど。


 これって、教えるの放棄してるんじゃないの? それにトーマスはいつも片手剣を携えているのに、短剣を構えている時点でナメられている?


 ほれほれと、ボクの目の前に短剣をひらつかせて挑発してくる。


「くっ」


 もう何でもいい、ボクは木剣を振った、しかし、トーマスは組み合う気などないように、大きく躱すだけだった。


「ちょっと待て、良いこと思いついたわ」


 突然、トーマスは自分の木の短剣に墨を塗り始めた、訓練場の片隅にあった焚き火の燃えカスの炭だ。

 

「こいつでお前を切り刻んでやるぜ、訓練が終わった頃にはお前は真っ黒だ」


 ……なんなんだコイツは、見た感じミルクより年上、三十路は超えている大人なのに、中学生がそのまま歳だけ取ったような奴だ。


 さすがに頭にきた、ボクをただの子どもだと思っているな? トーマスはまだ知らないはずだ、ボクの力が強いという事を。


 不意打ち気味になるけど、素人が一太刀あびせるとなれば仕方ない、その不意打ちにも全力だ。


 もしトーマスもミルクほどに強かったら、何をしても通じないだろう、でも、もう怒った。


「ほらどうしたよガキが、オラッ」


 トーマスがフラッと踏み込んできた。


 今だ! ボクはそれに合わせて、大上段から木剣を思い切り振り下ろす。


 しかし、ガカッと硬い音がして、ボクの攻撃は横に構えたトーマスの短剣に受け止められた。


 あの短い短剣でボクの全力の攻撃を受けきるなんて、さすが教官に選ばれただけはある。


 だけど防御したトーマスは、「あぶね」と体勢を崩し、そのノッポの体が片膝を付いた。


 ミルクのように微動だにしないなんてことはなかった、いける!


 再度踏み込み横から木剣で殴りつける、続く攻撃も受け止められはしたが、トーマスはそれを凌ぐのもギリギリな様子で、驚愕の表情を浮かべていた。


「てめえ! いきなり戦技を使うとか、うおあぶね!」


 ブゥンと、トーマスの頭上をボクの木剣が掠る。


 子どもとは思えない力強い攻撃を受け、ボクが何らかの戦技を使用していると勘違いしているようだ。


 一泡吹かせるなら今しかない、攻撃の手を休めることなく全力で打ち込む。


「待て、やめろストップ!」


 そんな声も無視して、受け身一辺倒のトーマスへさらに追撃する、木の短剣と片手剣がぶつかる音と風切り音が、練習場の裏手の山へと響き渡る。


「はぁはぁはぁ」

「はー、はー、はー、チッ」


 一連の攻撃が止み、二人して息を荒げ、再度対峙する。


「あーヤメだヤメ、くそつまんね、ガキ相手にやってらんねー」


 トーマスはそう言うと、ボクに背を向け木の短剣を仕舞いに戻る。


 ボクはまだ肩で息をしていた、一太刀も浴びせることはできなかったけど、トーマスには勝ったと言える、奴は防御に手一杯で、敗北を認めるかのように教官の役目も放棄した。


 どちらにしても、この程度で教官なんて務まらない、ちょっと力が強い程度のボクに押し負ける実力なら、こっちから願い下げだった。


 フーッと大きく息を吐く、今日の訓練は終わりだろう、もっとも、明日からどうなるか分からないが。


 ボクも木剣を所定の場所へと戻す……と、その時、信じられない物を見た。


 木剣を戻そうと伸ばした右腕が黒かった、丁度ボクから見て死角になるように、炭で真っ黒だ。


 これは間違いなくトーマスの短剣によるものだ、いつ付けられたのか、まったく覚えがない。


 トーマスはボクに近づけもしなかったのに、明らかに距離が離れていたのに、でもボクは切られていた、それも何度も何度も、腕が真っ黒になるほどに。


「ま、まって、まってトーマス!」


 トーマスを引き止める、ボクは混乱していた、一方的に殴りつけていたのはボクだったのに。


「あぁん? ははっ、意外と早く気がついたな、明日悔し涙で目を腫らしたお前を見れると思ったんだがな」


 悔しい? いや、これは驚愕だ、まるで狐に化かされたような、目の前でマジックを披露されたような、まったく気づかれないうちにこれだけの攻撃をするなんて、フザケているけどトーマスは……強い。


 同時に自分の浅はかさを後悔していた、言い訳じみてしまうが、これも子どもの精神年齢に戻っているためだろう、全部がそうとは言わないけど、多少なりとも影響は出ているはずだ。


 トーマスの挑発に安々と乗って、打ち負かしたと勘違いし、したり顔をしていた、恥ずかしくて顔が熱くなる、ボクの悔しがる姿を見たいというトーマスに、みっともない所を見せるのは癪だが仕方ない、これも反省だ。


「どうしてこんな事を? もしかして、甘えたボクに気合を入れるために」

「はあ? なにそれ、笑えるから」


 うっ、やっぱりただのクズのようだ。


 こんな山賊の村に、将来を見越してわざとキツく当たる的な、そんな指導の達人のような人が居るわけがない、トーマスならなおのことだ。


「ま、まあ良いよ、それより教えてくれるの?」

「何が?」

「これだよっ、この腕に墨をつけた技、教えてくれるんでしょ?」

「はあウッゼェ、ろくに言うことも聞かんガキなんて知るかよ」

「まって、ごめんなさい、さっきのは謝るから!」


 是が非でも強くなりたい、目の前の奴はゴミでも、ファンタジー技を覚えるチャンスなんだ。


 こうなったら奥の手だ、トーマスに効くか分からないけど、ボクが使える唯一の特殊技を使うしかない、この技を使うのはとっても嫌だが……。


「おねがいトーマス、教えてほしいの」


 ボクは上目遣いで、すがるようにきゅる~んと見上げた、可愛い仔ひつじちゃんのお願い攻撃だ。


「う……、わ、分かった、教えてやっても、まあいいぞ、大したことねーし、大したこと、ねーしな」


 トーマスは顔を赤らめて目をそらしている、なにそれ。


 キモいが、こうかはばつぐんだ。


 やれやれ、なんとか機嫌を直してくれたようだ、しかし、このお願い攻撃は封印しよう、使用時にも副次的にも、ボクの精神的ダメージが予想以上だ。



 始まる前はどうなることかと思ったけど、ちゃんと戦い方を教えてもらえるみたいだ。

 

 ボクは戦技に興味がある、元世界の常識からは明らかにかけ離れたスゴ技だ、ファンタジー技を使えるだけでも、異世界に居る意味を見い出せる気がする。

 

 戦闘訓練が始まる前に、まず何を教えてほしいか要望を伝えた、ミルクのような戦技、そして、トーマスが使った気づかれないうちに斬りつける技だ。


 しかし、そう上手くはいかなかった、異世界の現実も期待したものとは違っていた、戦技を習得するには十日やそこらでは無理だというのだ。


 そんな、ミルクが使っていたダブルスラッシュという戦技は、初級技だって聞いていたから、ボクも習えば使えると期待していたのに。


 初級技でもしっかり練習しないとダメなんだ……。


「フン、戦技を身につけるには時間がねーが、今後どんな技を目指すのか、始めに決めとくのは悪くねーな」


 そう言って、トーマスは巻藁の前に立つ。


「ほれ、その木剣で巻藁を思いきりぶっ叩け、“気”を込めてな」

「き、“気”?」

「ああ、早くしろ!」


“気”を込めて? 気合を込めてと聞き間違えたかな、まあいい、思いっきりやれば良いんだ。


「せーの……、ハイヤーッ!」


 目一杯“気合い”を込めて、木剣を巻藁に叩きつけた。


 ――ゴガッ!


「うおっ、びびった、なんつー力だ」


 その威力にトーマスは驚いている、ボクは転移者だから普通の子供より力が強いんだ、試し打ちでもそれなりの結果が出る。


「おい、今のは何だ?」

「えっ、思い切り打ったけど」

「アホか、確かに子供とは思えねー威力だが、オレは“気”を込めろと言ったんだぞ」

「どういうこと? だからボクは“気合い”を込めて」


 ボクは何か間違っていたのか?


「違うわ、こうだ!」≪剣技:ダブルスラッシュ≫


 ――ガシィッ!


 トーマスが打ち込むと、巻藁の頭がズバッと斬り飛ばされた。


「なっ!?」


 バカな、トーマスの持っているのは木の短剣だ、物が切れるわけがない、しかも、あんなに太い丸太が……。


「こうやるんだよ、なんだよハイヤーッて、恥ずかしい奴め」


 そんな、根本的に何かが違う、“気”ってなんなんだ。


「あん? “気”が分からねーだ? マジかよ、そっからかよ」


 それは、異世界では一般的にみんなが持っているものだった、誰しもが体内エネルギーである“気”を持つという。


 言うなれば、魔法と対を成す不思議エネルギーだ、そんなの、違う世界から来たボクにあるわけがない。


「“気”が無いだと? フザケたこと抜かしてんなよ、まあいい、次はこれだ」


 二メートルほどの丸棒を渡された。


「よし、次は槍の適性を見る、今度はそれで突け、まあ三センチくらい穿てば良いだろ、やってみろ」


 ただの木の棒で、丸太に三センチの穴を穿つ? 無理だ、“ボクの常識”では無理だ。


 でもボクは挑戦した、もしかしたらボクにも“気”があるかもしれないし、そう思って何度も巻藁を突いた。


 ボクのことをバカにしてニヤけていたトーマスも、徐々にその顔から表情が消えてゆく、それはもちろん、ボクが優れていたわけではなく、その逆で。


「できない、できないよぉ」

「マジかよ……」


 トーマスは呆れを通り越して、ボクの“気”の無さに驚愕していた。


 コツを教えてもらってもダメだった、結果、ボクには“気”がまったく無いことが判明した。


“魔力”も“気”も無いボクは、魔法も使えないし、戦技も習得できない。


「なんだコイツ、こんな無能なやつ始めて見たぜ」


 魔法が使えなくても、ミルクの戦技を見た時は希望が湧いた、だけどその戦技も使えないなんて、冒険者としても致命的だ。


 転移者であるボクは、多分特別なんだろうと思っていた、でも、そんなの勘違いだったんだ。


「うっ、うっ、……ぐすっ」


 涙でぼやけて前が見えない、もういっそ、羊飼いにでもなって静かに暮らしたほうが良いのかもしれない。


 この世界に来た意味も分からず、自分に何が起きたのかも解明できずに、ひっそりと。


「ったく、しゃーねーな、適正診断は終わりだ、訓練を再開するぞ」


 訓練ていったって、ボクにはもう……。


 トーマスもドロテオも、ミルクに言われてボクの面倒を見ているに過ぎない、冒険者の中でも有名人だというミルクに従っているだけだ。


 ボク自身には、何の価値もない。


「あーあ、座り込んじまったよ、おい次やるぞ」

「ううっ、ううぅ、だってぇ、ボク」


 トーマスは戦闘訓練を再開すると言う、でも、“気”の使えないボクにできることなんて、もう無い。


「エモノを拾え、まずはオレがやった技だ」

「ぐすっ、ふぇ?」


 トーマスを見上げる、そんなこと言ってもボクには戦技が使えない、トーマスの技だって習得できないはずなのに。


「あれは戦技じゃねぇ、まあ半分くらい戦技っぽいけど、お前のワケ分かんねえ力なら形になるだろ」

「どういう、ことぉ? ……ぐすっ」

「泣くな泣くなウゼェから、なんかしんねーけど、お前の身体能力は高けぇ、それを使って出来る技を習得すんだよ」


 トーマスがボクの腕に炭を塗った技は、戦技でもなければ剣技でもなかった、その正体は特殊な歩法だった。


 相手の視界から障害物の直線上を渡り歩くための歩法、そのための足の型と運びを極め、相手に知られることなく懐に入り、攻撃を加える。


 驚いたことにトーマスのオリジナル技で、“影歩き”っていうらしい。


 でも、常識からして、ボクが体験したように完全に意識外からの攻撃は不可能なはずだ、だが、そこで“気”を使って補う、それが半分戦技みたいなものという所以だった。


 そして、それはボクの身体能力なら代用することが出来ると言う。


 ボクは涙を拭った、何の才能も無いけど、ミルクの好意を無駄にはできない、それに、まだトーマスもボクを見捨てていない。


 勝手に絶望することは、今はやめよう。



「まずは武器からだ、お前は剣を使いたいようだが、この際はっきり言っておく、やめろ」

「どうして?」

「お前がチビガキだからだ、ナイフを使え、お前には戦技の適性は無いんだ、それなら身体の適正に合わせろ」


 ボクが剣を持っても、トーマスの短剣よりリーチが短い、なら動きを妨げる長モノを持つより、小柄で小回りの効く身体を活かして懐に入るほうが有利だ。


 それに、影歩きはナイフを想定している、今でこそ普通の剣を使うトーマスも、昔はナイフ使いで、その時に編み出した技らしい。


 現在のトーマスは木の短剣で稽古をつけているが、実は本来の得意なスタイルに近いものだったのか。


「どうしてナイフやめて剣にしたの?」

「ナイフで魔物が倒せるかよ」


 痛みを感じているかもあやしい魔物に対して、チクチク攻めても仕方なく、強力な一撃をもってトドメをさすほうが効率がいい。


 ナイフ使いとして技まで編み出したトーマスだったが、一度戦闘スタイルを精査し、剣に持ち替えたようだ。


 それでもボクにナイフを勧めるのは、その差がひっくり返るほど剣とは相性が悪く、ナイフと相性が良いということだった。


「分かった」


 ボクは木の短剣、それも一番小さなものに持ち替えた。


 それからは、ナイフの扱い方と歩法術を徹底的に仕込んだ、本格的な戦闘術を習うにつれ、ボクの身体能力も想像以上だと判明した。


 力が少し強い程度だと思っていたのが、俊敏さや五感も鋭い、まるで色々なトップアスリートの良いとこ取りしたような感じだ、トーマスもここまでとは思っていなかったようだ。


 常人の範疇は越えてないけど、全ての能力がまんべんなく高いと、総合的にけっこう強くなる。


 転移者としては弱すぎるけど、もはやチート無双なんて気にするだけ無駄だし、できないものはできないのだ。


 高い身体能力と大人の理解力、そして、子どもの吸収力が備わっているボクは、自分でも驚くほど上達していった。


 日数を重ねるにつれ、無理だと思っていた戦闘技術も身についてゆく、そもそも、トーマスの戦闘術とボクの相性が良いんだ。


 ミルクは、これを見越してトーマスをボクの師匠に選んだのか、戦闘用のナイフを残していったのも、今では納得できる。


 教えてもらった歩法で、レスリング選手のように素早くトーマスの懐へと潜りこむ、目で耳で、相手の筋肉の挙動を感じ重心を見る、全身を研ぎ澄まし、感じる空気で先を読み、“カン”の精度を上げ影に潜む。


「オラァ! 一度懐に入ったら三回は突け!」


 トーマスとの戦闘訓練は続く、その殆どは実戦形式の殴り合いだ。


「腱を薙げ指を落とせ、死ぬ気で突っ込めぇ、オラ死ねぇ!」

「ぐはぁ、……まだまだあ!」


 今日も日が暮れる、段々とナイフと歩法をモノにできている実感がある、荒く息をするボクの対面には、同じく疲労困憊なトーマスが居る。


「よーし、今日はここまでだ」


 厳しくも充実した日々は、一日一日と過ぎていった。


 こうして、トーマスが行う前半の訓練工程は終了した。


「ありがとうトーマス」

「フン、基礎が終わっただけだ、十日後はこんなもんじゃねーぞ、覚悟しろ」

「はい!」


 明日からは、背の低い腰の曲がった男、ギラナとの訓練が始まる。

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