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13 ミルクといっしょ01

 今日はレティシアがリメノ村へ帰る日だ、なんとかレティシアに傷もつかず、無事に家へ帰せる事をボクも嬉しく思う。


 しかし、当のレティシアに元気はなく、朝の食事を終えても浮かない顔をしていた。


「どうしたの? レティシアおねえちゃん、もうすぐ帰れるよ?」

「うん……」


 今更だがボクの喋りは子供っぽい、元々舌っ足らずではないのだが、この体では歳相応の発声になってしまう。


 息継ぎも多めだし、どうしても言葉数も少なくなる、男家庭で喧嘩しながら育てば滲み出る男気で補えたかもしれないが、まったく逆の生活をしてきたし。


 それはさておき、今はレティシアだ、せっかく帰れるというのに、奴隷だった時みたいに浮かない顔をしている、根は元気な女の子のはずだが。


「わたし、やっぱりユーノちゃんと一緒にいる!」

「ええっ!?」


 いつもながらに唐突なレティシアさんだ。


「急にどうしたのおねえちゃん、帰りたくなくなったの?」

「ううん、帰りたいけど、帰りたいけどユーノちゃんとも離れたくないの」


 原因はボクらしい、しかし困った、せっかく馬車も用意してもらったのに。


 山賊の村などという、まだ何が起きるかわからない、予断を許さないこの状況下で、帰れる今は千載一遇のチャンスなのに。


「またいつか会えるから、前もそう言ったでしょ?」

「少しの間も離れたくない! ユーノちゃんはそれで良いの?」


 そう言われても、ボクにもやりたいことはあるし、最善を考えればやっぱり帰ったほうが良いと思うけど、とりあえず穏便に言い聞かせるしか無い。


「ボクも一緒に居たいよ、でもね、えーと、村のみんなも心配しているよ?」

「それとコレとは話が別よ!」


 別じゃないが。


「わたし達の問題でしょ? ユーノちゃんはお姉ちゃんのこと、嫌いになっちゃったの?」


 どんどん加速していくレティシアにタジタジになる。


「ひどいわユーノちゃん、あの日の夜、二人で愛を確かめ合った仲じゃないの」

「いやあの、……えっ!?」


 そんな夜があったのか、とんと記憶にないが、もし牢屋でのことを言っているのなら、せめて語り合ったと言って欲しかった。


 それに、あの時はそういう感じでは無かった……ハズだ、レティシアも最後には冷静になっていたし、あれだ、吊り橋効果とかいうやつで、そこはレティシアも解っていると思っていたが。


 仲良し犬娘の二人が、軽蔑したようなジト目でボクを見てくる。


 ……ちがいます、誤解ですよ?


 ヒートアップしたレティシアを落ち着かせるために、大分時間を開けてからボクは静かに語りかけた。


「今日は帰ったほうが良いよ、怪我をしたお母さんも心配しているよ? ボクもなるべく早くおねえちゃんに会いに行くから、ね?」

「絶対? 絶対会いに来てくれる?」

「うん絶対、約束するよ」


 ああ言ってしまった絶対って、右も左も分からないこの異世界で、確約なんて出来やしない。


 でもレティシアには恩がある、ボクもレティシアを守ったこともあったが、あんなことじゃ全然報いたとは思っていない、なにせレティシアは命の恩人なのだから。

 

 なんとか納得してくれたみたいだ、それにしても恋に恋する乙女だな、聞いたら十ニ歳だというし、こういう物なのかもしれない。



 落ち着いたレティシアと、今後の事を相談していた、隠れ里のようなリメノ村への行き方とか、手段を何通りか教えてもらっていた。


「ユーノちゃん、冒険者になりたいって本当?」

「うん、予定ではそうしようかなと思っているよ」

「そんなの危ないよ? 魔物とかやっつけないといけないし」


 ボクは冒険者になることを選んだ、でも確かに、本来のボクならそんな危ないことはしない、しかし、定職に付いて落ち着く気はない。


 何故この世界に来てしまったのか、今の子供の姿、角もあるし、翻訳能力もあると思うし、これらは一体何なのか、もしくは何も意味が無いのならそれでも良い、ワケの分からない今の状態はモヤモヤする。


 それらを調べるなら根無し草のほうが都合が良い、だからこその冒険者だ、本当はファンタジーしてみたいってのも大きな理由だけど。


 トラブルを避けるため、ボクが別世界から来たということは避けて、記憶をたどる旅的な、そんなようなニュアンスでレティシアに説明する。


「そうなの、じゃあ、わたしも冒険者になる」

「え、おねえちゃんは村に住むんじゃないの?」


 この前そんなことを言っていた、シープ族はあまり自分の村を出ないって、だから珍しがって奴隷商に高く売られてしまうのだ。


「そうだけど、お姉ちゃんだって村一番の戦士の娘だもの、きっと強くなって、ユーノちゃんを守ってあげる」


 ちょいちょい衝撃の新事実を挟んでくるレティシアさんだ。


 それにしてもボクが守られる側なのか、レティシアはお姉ちゃんだもんね、まあ、本当の肉親となると、また話は変わってくるけど、この世に優しい姉なんて存在しない。 


 レティシアは理想を追いかけている、まだ子どもだし、つまりゴッコだ、でも、そんなレティシアに少しずつ癒やされているのも事実だ、まだまだ手のかかる娘だけれど。



 残りの時間、他愛のない会話をしながらも、レティシアはボクを後ろから抱きしめて離してはくれなかった、しばらくして馬車の到着の時間となる。


 ミルクが大部屋に入って来ると、レティシアはまたミルクの大きく張り出した胸に釘付けだ、そして眉をひそめながら、ボクの背中にやわらかな小ぶりなものを押し付けてくる、……マーキングか? これ。


 この村に来た時と同様、ミルクがこれからの段取りを簡単に説明し、その後におばちゃん達が昼食を持ってきた、昼食を食べたら出発となる。


 馬車はリメノ村でレティシアを降ろした後、タナスという村まで行く、タナスは干物や塩が特産の漁村で、犬族の仲良し組はそこへ帰るという、おそらく奴隷商のドーガもタナス村と行き来していたのだろう。


 タナスも小さな村らしいので、ボクの選択肢からは外れていた、この近辺は異世界でも辺境の地らしく、ヴァーリー以外は世間から孤立しているような村が多いという。


 食事を済ませ、ボクはレティシアを見送るため外へ出る、役場前の広場には、すでに迎えの幌馬車が到着していた。


 幌馬車には護衛としてトーマスがついていた、御者の女性も帯剣している、多分この村の戦士だ。


「手ぇ出すんじゃねぇぞ? トーマス」


 ドロテオが釘を刺す、トーマスにとってはハーレムだ。


「まだガキですよ? やめてくれよドロテオさん、あの変態モーズレイと一緒にしないでほしいね」


 まあ、御者の女性も居るから心配はしてないけど。


「ガキに手を出すなんてありえないよな、ミルク?」


 トーマスは、そうミルクにも同意を求めた。


 ミルクは横目でボクをちらりと見ると「う、うんまぁ、そうだな」と、歯切れの悪い返事をしている。


「ユーノちゃん、約束忘れちゃイヤだよ?」

「忘れないよ、大丈夫」

「わたし、待ってるから、ずっと待ってるから」

「うん、必ず行くからね」


 そして、馬車は静かに動き出す、その頃にはレティシアは涙を浮かべ、馬車が見えなくなるまで、大きく手を振っていた。



 山賊村に残ったのは、畑志望の先輩奴隷三人と、狩り志望のボクだ。


 先輩奴隷達はどうするのかなと思い、振り向いて見ると、すでに村人数人と遠くまで歩いていた。


 目は死んでいるが、命令に逆らわない従順な先輩奴隷達なら、この村に順応するのも早そうだ。


「大丈夫か? 優乃」


 ミルクは、レティシアと大げさな別れをしたボクを気遣ってくれている。


「はい、それで、今日の訓練は何ですか?」


 レティシア達を送り出した後、また訓練をするという予定だった。


「ああ、また山に入るぞ、私がこの村にいる間に、優乃は色々と覚えなくてはならない、しかしどうする、今日は止めておくか?」

「いえ、やります、よろしくお願いします」


 じゃあ行こうかと、さっそく午後から狩猟の練習をすることになった。

 

 一度ミルクの家に寄って、狩りに必要な装備を貸してもらう、革ベルトにナイフシースを装着し、刃渡り一五センチほどのナイフを収める。


 その後、狩猟訓練場で昨日と同じ弓を持ち、山へと入っていった。


 昨日は、山に入ってすぐ獲物を発見できたが、今日はそのチャンスはなかった、道から外れ奥へと進む。


 動物は居るには居るが、なかなか近くに寄ってきてくれない、やや遠いが、リスに向けて弓を構える。


 ブン……、ザシュ。


 遠く小さな的では、やはり外れてしまう、土に突き刺さった矢を回収する。


 今日はもうダメな気がしてきた、ミルクはこれが普通だと言ってくれるけど、収獲ゼロだと付き合ってくれているミルクにも申し訳ない。


 そんな時、ふと見た地面に知っている植物が生えていた、行者にんにくだ、山菜といえば定番の、珍しいくせにいつもテレビに出てくるやつ。


「ミルクさん! ミルクさん! これ」


 先を歩くミルクを呼び止める。


「なあ優乃、その呼び方止めないか?」

「えっ、ごめんなさい、ミルク先生……」

「ぬっ、これもなかなか……、いや、呼び捨てにしてくれ、ミルクとな、そっちの方が私もスッキリする」


 そうは言ってもミルクは大分おばさ……年上だ、二十六歳と言えば、元世界のボクから見てもずっとお姉さんだ。


「これも冒険者の練習だぞ? もし仲間達と行動を共にするなら、仲良くしないといけないからな」

「冒険者ってみんな呼び捨てなんですか?」

「いや、違うけど」

「……」


 多分、呼び捨てで呼んで欲しいだけなんだ、すごくサバサバとしているけど、気さくな人だから。


「じゃあミルク、これ見て?」


 行者にんにくを差し出す。


「お、これは食べられるやつだぞ、どこにあった?」

「あっち、あの大きな石の向こうにもっと沢山あるよ」


 実はさっき、点々とある行者にんにくの先を少し辿って、沢山生えている場所を確認してあった。


「よし行こう」


 それを聞いたミルクは、すぐに引き返した、まだ動物は狩れていないけど、山菜のおかげで何とかボウズは回避出来そうだ。


 大きな石の向こう側には、ほどほどの量の行者にんにくが群生しており、ボクはそこにしゃがんで、借りたナイフで収穫していく。


「向こうを見てくるからここはたのむ、何かあったら大声で知らせてくれ」


 ミルクは、さらに奥に見える行者にんにくの群生地へと向かって行った。


 ……あらかた取ったかな? ボクは麻袋の中を確認して、奥に進んだミルクの後を追う、しかし、そこにミルクの姿はない。


「ミルクー、どこに居るのー?」

「こっちだー」


 少し離れた所に居るみたいだ、声の方へ走って行くと、そこにはかなりの量のキノコが生えていて、ミルクはそれをむしり取っていた。


「これは?」

「うむ、シメジだぞ、ちょっと来てみろ」


 ミルクは次々とキノコを収穫しながら、取っていいキノコの説明をする。


「いいか、この特徴以外のキノコは取っちゃダメだぞ、危ないからな、基本的に絶対自信のある物以外はスルーしろ、なんか見たことあると思ってもダメだ」


 ミルクにしても、これだけ大量のキノコは珍しいのか、やや興奮気味でボクにも取るように言う。


 とりあえず二人で黙々とキノコを摘み取って、麻袋がいっぱいになった所で、持ちきれないという理由で帰ることにした。


「優乃が行者にんにくに気づいてくれたおかげで、思わぬ収獲が上がったな」


 そんなことを言いながら、二人してほくほく顔で帰路についた。


 狩猟訓練場で昨日と同じように道具を返し、帰り際に市場に寄って、麻袋一つ分だけお金と野菜に変えてもらう。


 ミルクの家に着くと、さっそくキノコをちょっとだけ食べてみることになった、石つきを切り落とし、汲んだ井戸水で軽く洗い、塩を振って網焼きで食べる。


 虫抜きはしないみたいだ、それがボクには面白かった、ワイルドな食べ方に憧れていたから。


 食べたところで害の無いキノコ虫なんて、ばくばく食べた、こういう所は冒険者として適正があるんじゃないか、なんて思った。


 美味しいからオヤツとしては食べ過ぎちゃったけど、まだこんもりとある、しばらくはキノコ料理になりそうだ。


 狩猟訓練のはずが、ただのキノコ狩りになってしまった、でも、それはそれで勉強になる。


 腹ごしらえが終わったなら、次は狸の皮を使ってなめし作業の練習だ、ボクはせっせと皮をこそぐ。


 学校では勉強しないサバイバル術は、大変だけどすごく楽しい、ボク、こういうの結構好きだったみたいだ。




 今日も日が暮れる、そろそろ帰ろうと、ミルクにお礼を言って大部屋に戻ることにした。


「優乃、どこに行くんだ?」

「え、だってもう暗くなるから、戻らないと」

「あの家にはもう戻れないよ、あそこは本来ジガの家だ」


 どうやら、大勢の奴隷を一時的に保護するために、ジガという人の家を借りていたようだ、だとしたらボクは、今夜どこで寝れば……。


「今日から優乃はここに住むんだ、あの三人の娘達も、それぞれの農家に引き取られて生活するはずだ、一人前になるまではな」


 そうか、レティシアも帰っちゃったし、状況はどんどん変化しているんだな、そしてボクは、今日からミルクの家に厄介になることになった。


 夕食は、さっきたらふくキノコを食べていたからあんまり食べられない、軽くまたキノコを焼いてツマミ、それで御飯ということにした。


 夜は何もすることがない、パソコンやテレビがあるわけでもなく、ランプの明かりだけでは動きまわることも出来ない。


 特にこの家は仮住まいなので、貴重品はもちろん、最低限の生活用品しか置いていないようだ、将棋的な娯楽用品も一切無い。 


 ミルクはランプの明かりの下、日記を付けている、それが終わると、よし寝るかと言い、今日はもう休むことになった。


 お風呂も無いのでお湯を沸かしてタオルで体を拭く、その時、脱ぎ捨てたボクの衣類が臭いということになり、急きょ洗濯することになった。


 そういえば洗濯なんて、あの森以来したことがなかった、ボクはこれ一着しか持っていないから、明日また着ないとならない、乾くことを願って、一気に全部洗った。


 ミルクは、「これは何の繊維で出来ているんだ?」と、ボクサーパンツを手に取り不思議がっていた。


 ボクが洗濯物を干し終える頃、ミルクも就寝するため下着姿になった。


 強靭で健康的な肉体は、淡く揺れるランプの炎に照らされて、暗い部屋に艶めかしく浮かび上がっている。


 そして、現代日本とあまり変わらない、面積の少ない紐パンとブラジャー姿で、ミルクはベッドへと潜りこんだ。


 ところで、ボクの寝る場所がない、毛布を貸してもらえれば、床にごろ寝で良いんだけど。


 そう思いながら、ぱんつまで全部洗濯してしまったボクは、真っ裸のままアソコを両手で隠して、薄暗い部屋の中で突っ立っていた。


「優乃どうした? 早く来い」


 ミルクは毛布の端を持ち上げ、ベッドで一緒に寝るように促す。


「え、でも……」


 だって、ボクは全裸だし、ミルクだってほとんど裸みたいなものじゃないか、はずかしい。


「ほらほら、子どもが恥ずかしがっても仕方ないだろ、一晩中そんな格好で突っ立ってたら凍えるぞ」


 確かに、今のボクは子どもの姿だし、変に意識しているほうがキモいかも、そう思って、ミルクの隣へとおじゃまする。


 背の高いミルクのベッドは大きいけど、それでも一緒の布団に入れば、色々なところが触れ合う。


 レティシアと違い大人の女性だ、ドキドキする、でも、当然ミルクは子どものボクのことなど何とも思っていない。


「寒くないか?」

「うん」

「体を冷やしてはいけないぞ、もっとこっちに寄れ」


 などと、むしろボクの体を抱き寄せたりする。


「優乃、レティシアが居なくて寂しいか?」


 頭上から、ミルクがささやく。


「ううん、寂しくないよ」

「でも好きなんだろ?」


 アマゾネスさんなミルクも、就寝前は女子トークになってしまうのか。


「レティシアおねえちゃんとは、あの館に囚われていた少しの間しか一緒じゃなかったんだ、だから好きとは違うと思う、でも、すごく感謝しているよ」

「そうだったのか、仲睦まじくしているから、最初は姉弟かと思ったぞ」


 仲の良い姉弟がピンとこなかったが、レティシアのことは嫌いではない、二人して助け合ってきたし、多少夢見がちな所はあるが良い娘だ。


 感謝を言うならミルクもそうだ、レティシアが共に支えあってきた仲なら、ミルクには完全に依存している、ボクの保護者のような人だ、二人には感謝してもしきれないと思った。


「レティシアは優乃のことが好きみたいだな?」

「うん、でも大変なことが起こっていたから、心が緊張していたんだと思う」


 レティシアにとって頼れる者はボクだけだった、そんな状況につけ込んで、惚れただのはれただの、それは大人として卑怯というものだ。


 ……という、女の子が苦手な人の言い訳。


 まあ、レティシアはまだ幼い、今は少しだけ混乱しているに過ぎない、それにJSやJCとか……無いな、十歳の姿のボクが言うのもアレだけど。


「優乃は難しいことを考えるな? でも女の子には優しくしなきゃダメだぞ」

「うん」


 ミルクの家で初めてのお泊りの夜は、そんな事を話しながら更けていった。

 本作はおねショタですが、過剰に甘やかしたり甘えたりしません。なんだかすぐに食傷気味になる気がして。

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