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あたたかい優しい灯の街の中に1つの光。

作者: 七瀬
掲載日:2018/01/19

この街では、夜の23時になると完全に街全体の電気が消える。

僕の名前は 『グリンディース』 12歳の男の子だ!

僕が5歳の時に、両親は出稼ぎに出てしまった。

それ以来、お父さんお母さんに会っていない。

どうなっているのかも...? それまでは僕宛に手紙が来ていたのに......。

ピタッと手紙もなくなってしまった。


僕は父方のおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に暮らしている。

僕は思い切って、おじいちゃんとおばあちゃんに話をした。


『おじいちゃん、おばあちゃん! 僕の話を聞いて! 僕ね? お父さんと

お母さんを探しに行くよ。』

『ダメだ! 子供が1人で行くなんて! 何かあったらどうするんだ!』

『大丈夫だよ! おじいちゃん。僕も12歳だ! もう立派な大人の男だよ!』

『まあまあ、おじいさん。グリンディースがここまで言っているんですよ。

許してあげましよう! ただね? グリンディース! 本当にダメだと思ったら

ここに戻ってきて! それが【約束】出来るならいいわよ~!』

『おばあさんや~! ちょいと甘くないか?』

『わたしも心配なのよ~ おじいさん。グリンディースの事もそう! 二人と急

に連絡が取れなくなったことがねぇ~! 何もなければいいのだけど......?』 

『それだったら? ワシが行くぞ!』

『何を言ってるのよ~ おじいさん。腰が悪いのに行ける訳ないでしょ?』

『グリンディース! 気をつけて行くのよ!』

『うん。おばあちゃん、ありがとう!!!』

『いいのよ~』



僕は次の日の朝、両親を探しに行く旅に出た。


『気をつけてね!』

『気をつけるんじゃよ~!』

『うん。行ってきます!!!』


ここから、二人に会いに行くには、、、国をまたいで行かなくてはいけない!

船や馬車で、乗り継いで行くことになる。

着くまでに、最低でも10日はかかると思う。


長い長い時間をかけて僕は、お父さんとお母さんに会いに行く。

3日目には、優しいおじさんに助けられる。

僕が子供だと思って、僕をだましてお金を取ろうとした男から救ってくれた。

おじさんはイイ人だった。

5日目は、陽気なおばさんに出会ってご飯をごちそうになった。

おばんさんの手料理は、めちゃめちゃ美味しかったな!

7日目は、可愛い女の子と出会った。

まるで、僕に妹が出来たみたいだったよ。



9日目は、そうこの街に着いた。

この街に着いた時には、時間が23時を回っていた。

完全に街全体の電気が消え、僕は途方に暮れていた。

今日の寝床はどうしようと......?

そうするとね...? 1件だけ! 家の電気が付いていた。

僕はこの家に真っ直ぐ向かった。


そして、家の前ついて玄関のドアを叩いた。

『トントン』

『はい、どなたですか?』

『あのう? 僕、、、今日泊まるところがなくて!』

『えぇ!? グリンディースなの? あなた何をしているの?』

『お母さん! どうしてここに...?』

『誰だい? こんな時間に、、、。』

『お父さんも! どうしてここにいるの?』

『明日、二人で家に帰ろうとしていてな~! ここは空き家だったんだよ!

ここの管理人の方に話をして、今日だけここに泊めてもらえるようにした

んだよ~!』

『良かった! 僕も二人に会いに来たんだよ~! 連絡が途絶えたからね!』

『ごめんよ~ グリンディース! お前たちに心配させないようにしていたが

私たちの働いている仕事場がなくなってしまってな! だから急遽、家に帰る

事になったんだよ~ 急に決まってしまって、連絡が出来なかった! 本当に

済まない!』

『もういいよ~! 二人が無事なら!!!』

『明日、一緒に帰ろう!』

『うん。』



僕たちは、こうして一緒に家に帰った。

今ではお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんと一緒に仲良く暮らしている。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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