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奇跡が起きるなら…。  作者: カシオ
オピローグ
2/7

オピローグ2 火曜日

“ピピピ!!ピピピ!!”

うるさいなぁ~~!!テンポよく、その不協和音ともとらえることができる音は私の脳に伝達される。

 その伝達された音を聞いてこうおもう。


静かにしろ!!と。


それは目覚まし時計のアラーム音だからである。



 “バシン!!”


部屋に大きな音が鳴り響くと、アラーム音が止まる。それは、私が時計を叩いた、いや叩き割ったからなのである。



「今月に入って2度目だわ。」


私はブツブツつぶやきながら、時計を直す。私は技術はもちろん5であるため、時計なんぞ簡単に修理できるし、改造もできる。前、私はゲームを改造して、動画サイトでアップロードしていたのだが、再生回数が振り切れ過ぎたこともあり、今では公式アカウントと化している。毎週動画を投稿しているが、どの動画も1日あればミリオン達成はする。おかげで預金通帳にお金が貯まりまくる。

 何の動画を出しているのかは黒歴史過ぎて何とも言えなかった。


 葉月ちゃんに「これ、あんた?」と問われたときはさすがに冷汗をかいたものだ。怖い怖い。


そんな私に取り繕えばこんなもの余裕だ。



ー10分後

 何とか直った。私の怪力…じゃなくて力が凄すぎて、電子板にヒビが入っていたのはショック過ぎた。

 しかしながら、何とか直すことに成功した私は、現在の家の状況を確認する。


 何を見ているか。そういえば言ってなかったかもしれないが、私は家の各部屋に監視カメラを設置して、パソコンで見れるようにしてある。ジャンブを買いにいくときに寝ているかどうか確かめるために設置をした。

 両親共おらず、兄が一階で料理を作っているのが見える。いつも両親がいない私の家では料理は当番制で作っている。今週は兄の当番だ。

 うげ、今日の朝食はご飯にみそ汁といった和食その物である。私は洋食が好きだが…。


「早くおりてこい!!」

下から兄の大きな声が聞こえてくる。マジでうっせな~!!と感じる一瞬である。

「分かってるわよ!!」

私は大きな声で返す。火曜日の朝である。





「何でまだこんなに夏って熱いのかしら!まじでシンドイ!」

私は朝なのに熱いこの頃に文句を言う。

「うるへい!飯に集中しろ!」

兄は淡々と食べている。

 テレビの天気予報は30度を越えると予想している。日傘グライ持っていきたい所だが校則が問題で行えないのだ。まあ、私のことなんだから、風紀委員もたいがいのことは許してくれるが…。

 箸が淡々と進みながら、私は思う。ポテチ欲しいと…。





「おはよー!」

「おはよう葉月ちゃん。」

「もう、葉月ちゃんっていうのやめてよ。ちゃんってキャラじゃないでしょ?」

笑いながら葉月ちゃんは言う。

「いいじゃん、葉月ちゃんで。」

私はにっこりと笑った。でも私が笑うと葉月ちゃんは必ずこう言う。

「あんたの笑顔怖いわ。」

と。笑いながら言っているのだが、なんかマジで言っているのかと思ってしまう。

「ひど!」

なんかどっかのチャットのツッコミみたいな返し方をする。






“キーンコーンカーンコーン”

一時限目は現代文である。こんなもの簡単なのだが、聞いておいておこう。

 私は一応、天才などと呼ばれているがそんな存在などでは無い。なぜなら、こうして授業で覚えているからである。先生の言ったことを一字一句覚える。そんな毎日だからこそ私が天才なはず無かろう。

 外を見て“はぁ~”などとため息を漏らしている暇さえない。だから私は自分のことを天才などと思っていない。ただ、学校で凄く頑張り、家でダラけるというメリハリをつけているだけなのである。


 授業が終ると、余裕ぶっている暇など無くやつらがやってくる。そんな生活続けていたなら、ストレスが貯まりまくる。だからこそ家では兄貴にぶつかったり、ダラけまくったりしていることでストレス発散を図っているのだ。

ってか周りにやってくる奴等が原因だけど…。




 今日も疲れた。あいつらをまじで投げ飛ばしてやりたいが、いま問題をおこすわけにはいかないので我慢する。

「あんたも苦労してるね。」

「本当だよ。」

私は刺々しく言う。本当に最悪なんだから。

「少しくらいいい奴いないの?」

「葉月ちゃん。あなたよりいい人なんていないわ。」

私は声のトーンを少し張り上げる。

「ごめん。そう言うのいい。」

まあ、当然の回答であることには間違えないのだから。



 私はhoutubeは嫌いだ。houtuberのやつらはくそな動画しか出さない。マジでクソだ。三流過ぎてヘドが出る。

 なので、私はニカニカ動画が大好きだ。あのコメスクロールはたまらない。アレがいいのだ。タグの移り変わりも見ていて飽きない。ただ荒らしがくる場合を除くが…。


「よし…。これでオーケー!!」


私はアップロードボタンを押す。みろこれが私の実力だ!!



 アップから十時間でミリオンを越えた。目指せWミリオン!!


私は何の動画を出したのかというと、手書きMADだ。私の手書きMADは「才能の無駄遣い」タグが毎回付き3000万再生を越えるのが一般的だ。

 他にも歌ってみた、踊ってみたなど色々行うが全ての動画はミリオン達成を果たしていて。運営側からはなんども電話をもらっていてチャンネルまでも開設してくれた。

 なんか一回レコーディング会社からの話があったが断った。

 私の影響で生まれたネット用語が数々あり、私の動画の最初の弾幕が「女神君臨!」で私が挨拶で「こんぴー」と発言していたのでそれも主流になっている。

 私は投稿し終わるとベッドにダイブした。

遅くなってすいません!

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