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黄昏レコード 上  作者: 片方通行
第二章 孤独
9/29

序曲


夜7:00のカトリック城にて開催される、

舞踏会に私は呼ばれた。


今年で14になる私は若いことを売りに、

地位が高い方に身体(カラダ)を売っていた私にとってこの舞踏会は好機であったが、




なぜか足取りが重いのは特筆すべきところではない。




体のラインが見えるスラッとした紫の他国のドレス。

これが乳母(ババア)の一番のお気に入りだった。



胸元ラインが見えるからだ。 



身体を売っているのには理由があるのは察している事だろう。



「パチェシル様、ようこそお越しいただきました。」



城のホールにつき、すぐにその異様な見た目で男の気を引く。


実は舞踏会は初めてで、王にも呼ばれるかも知れないと言う期待、

いや不安が広がった。



「バークリト山付近を納めるパチェシル=バークリクトです。」



陛下への挨拶により、いっそう視線が集まった。

『陛下へは胸が見れるようにお辞儀しろ』、乳母(ババア)の教えです。



「よく来たなバークリクト。後で話があるからバルコニーへ来い。」



陛下は自ら罠にはまった。

まあそれは私との体関係を作った(ターゲット)たちもそうだったが....。



「わかりました。失礼いたします。」



ここまでは順調。

あとは目当ての(ブツ)を切り取るだけだ。


(ちゃんとあるかな........?)


胸元に隠してある携帯ナイフを確認する。

そこにはちゃんと小さくなった10センチほどのナイフが存在した。


(任務続行。他の(ターゲット)を探そう。)




べ、別に淫乱淑女じゃないんですよ!?

((° д ° ))

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