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黄昏レコード 上  作者: 片方通行
第一章 哀れみ
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間奏3



「おじいちゃん、ちょっと蓄音機だしてー!」



まだまだ現役漁師の私の自慢のおじいちゃん。

なんでも知っているから、どんなお話だって聞かせてくれる。



「はいはい。」



そういいながらも、ちゃんと蓄音機を出してくれた。

早速青色のレコードをセットする。



「じゃあ仕事いってくるから、片付けておいてな?」



「わかったよー」



おじいちゃんは仕事。

なぜか少し喜んだのは、

このレコードは宝物にしたんだから自分以外聞いてほしくなかったからだ。

カチッと軽い音がして目的の音楽が流れる。




なぜか、その曲はとても華やかな曲だったのに、










気分が悪くなった。













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