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間奏曲4
あのとき拾った紫のレコード。
聞いては見たもののあまり良い思いではない。
だかなぜか次の月、子供を身ごもった_______。
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「よしよし.......。」
時々考える。
腕の中で寝ているこの子は誰が父なのだろう。
あのときの公爵の息子か?
それとも前の淑女の弟か??
それかまさかの陛下か???
でも分かることはこの腕の中の子にとって私は母なのだ。
16になった今、子供がいてもおかしくない年だ。
ただ、住んでいるのは森の奥深くで、ちょうど先月一歳になったコユキと住んでいる。
にしても案の定指名手配なんたるものになってしまったので、
人目は避けなければいけない。
そう、これからはこの子と生きていこう。
<<その決心はぁ何年持つかなぁ??>>




