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黄昏レコード 上  作者: 片方通行
第二章 孤独
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間奏曲



「陛下、およびですか?」



月の見える三メートル程のバルコニーには、もう陛下はいらっしゃった。



「あぁ......そなたか。」



そう言いながらも赤い顔をする陛下は、

このあとの悲劇も知らずに笑った。



「陛下?ご用件は。」



「あぁ......そうなんだが。」



少し戸惑う素振りを見せる陛下は実にかわいい。

そう、可愛いのだ。



「今夜、寝室に来い。」



罠へと追い込まれた鳥は捕まり餌食となるのです。

内臓の奥までほじくり返したいところだがそうはいかない。



「は、はい、わかりました。」



赤面をするフリをする。

それをみてニヤニヤする陛下は実に野蛮、気持ち悪い。


でも、私の目的とお金をもらわないと乳母に怒られるから。

ちゃんとこなしましょう。




パチェシルは乳母の言うことを聞くい良い子ですよ、

うん、良い子(悪い子)ですよ。

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