「番長補佐 支倉 劉希」 Part6
bloodray:なんだか少し更新が遅くなってしまった気がします・・・
では、part6start!!
補足:Part6から霧道のことを劉希目線で諦成と呼びます。
次の日は、諦成どうしてるかな・・・・・・
やっぱ昨日あんな事があったから沈んでるかな・・・・・・
なんて考えながら学校に来た。
ていうか、俺的にはそれを望んでいたと言うのが正しいだろう。
が、俺の淡い期待は軽く打ち砕かれた。
沈んでるどころか、クラスの人間のほとんどが諦成の周りに集まり、
クラスの外でそれを眺めている俺にもその和やかな空気が漂ってきた・・・・
やはりか・・・なんてポジティブww
廊下にずっといるのもなんだから俺は、とりあえずクラスに入った。
すると、何故か全員がこっちを向く。なんか憧れの目で。
え?なんだ?俺、何か悪い事したか?
それともなんだ。諦成になんか吹き込まれたか?
そして、なんか俺が暗ぁ~い死んだような目で眺めてると、笹本が
「合格発表の事、聞きましたよ!!成績トップなんで凄いじゃないスか!!
しかも襲ってきた大柄の不良を一撃で倒しちまうなんて!!」
なんて言ってきた。そしてなんか諦成がニコニコしている。
うぜ~ッ、殺してぇ!!なんだよその笑顔!!むかつくんですが!!
まぁ、そんな和やかな感じで始まった一日だった。
昼休み、俺と諦成は話しながら校内をほっつき回っていた。
まぁ、このまま平和に一日が過ぎればよかったのだが・・・・・
俺たちが、ちょうど2年の棟を通りかかった時、
後ろから爆発音に似た、とても大きい音が聞こえた。
何かと思い、後ろを振り返ると、コンクリの壁が破壊されて土煙が上がっていた。
そしてよくよく見ると、崩れたコンクリの上に、2人の男が立っていた。
片方は身長185cm位、両手に金属バットを持っている。
もう片方は身長190cm位、片手に長い木刀を持っている。
「おい、おめーら支倉劉希と霧道諦成だな。」
突然、奴等が聞いてきた。
すると、諦成が
「オイ、相手に自己紹介させる前にまず自分等から名前言えや。」
と、言葉で応戦する。ま、流石だな。
「ああ、ごめんな。俺ら不良にはそんなルールねぇんだわ。まぁ、いいよ。答えてあげても。
俺は『烏』の右腕、木曽 代機。そんでもってコイツが同じく『烏』の左腕、
海条 龍汰だ。どうだ、気ィ済んだか?」
とバット持ちの奴がありがたいことに自己紹介してくれた。
(作者にとって書きやすくなりました。自己紹介、ありがとうございます)
おい、作者出てくんな!!
話は戻り、諦成が尋ねる。
「で、あんた等は俺らに何の用だ・・って、聞かなくても分かるけどな!!」
そう、そのとおり。奴等は、諦成の話が終わる前に、同時に襲い掛かってきたのだ。
金属バットの奴は諦成に、
そして木刀の奴は俺のほうに向って来た。
「奴さん達、来るぜ。気を付けな!!」
諦成が叫んだ。俺は、そこに落ちていた手ごろな長さの鉄パイプを手に取る。
諦成は何も持っていない。
一瞬、緊張が走った・・・・・・・・そして、戦闘が始まった。
まず、木刀の奴が俺に襲い掛かってきた。俺はそれを鉄パイプでガードし、
キックで跳ね返す。諦成はと言うと、
金属バットを両手で受け止め、1本をもぎ取った。
流石、もう得物をGETしやがった。
向こうを見てる間に、木刀が起き上がり、また襲い掛かってくる。
少し余所見をしていたせいで、相手の攻撃を腹に食らってしまった。
5m程フッ飛んだところで、俺は体勢を立て直し、反撃に繰り出す。
だが、奴はそれを上手く受けとめ、暴転してよけた。
「ッ!!なんちゅう身体能力だよ、こんにゃろー!!」
そして、体勢を立ちなおした海条が接近してきて激しい連打攻撃を与えてくる。
最初は、イキナリの攻撃に動揺し、不利だった・・・・
だが、俺は何故かそれを全て受け止め、後半になると逆に圧していった。
カギィィーン ギッ ギィィィィィィィ
得物と得物がぶつかり合う音が目の前で聞こえる。
その、一瞬の隙も見せられない状態が10分間ぐらい続く。
そして、お互い、疲れがたまってきたころ、一瞬海条が隙を見せた!
俺は、今だ!!と思い渾身の一撃を相手に食らわせる。
「ううぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!!」
俺の雄叫びの後、
ドスッッッッッ!!!
と、鈍い音が聞こえ、海条の体が宙を舞い、10m程ふっとんだ。
一方、諦成の方はというと、得物を取った諦成がどんどん圧して行き
頭に一撃、拳を与えノックダウンさせた。
木曽と海条が一度退いた。
すると、諦成が小声で
「奴さんたち、本気で喧嘩してねぇな」
と言った。つーか、コレが本気じゃないってどうよ!!
すると、あまりダメージを食らっていないような声で
「流石だな・・・・やりやがる。だが、コレで勝ったと思うな。
こっちのアニキは格が違げぇ。今にお前ら・・・・殺されるぞ。」
珍しく海条が言う。
てか、本気じゃないって本当なのね。
だが、俺は、
「フン、そんなん関係ねぇ。喧嘩売ってきたら買うまでよ。」
と言い返した。
(この発言が後からやばいことになるんですがね)
そして、奴等は来たときと同じように、又、壁を破壊して去っていた。
後には、破壊された校舎と、2人の男の姿が残されていた・・・・・・・
bloodray:いいかげんにして欲しいですよね。
なんでこんなに強いんだっつーの。
劉希 :知らねーよ!!お前が決めた設定だろ!!
俺ぁ、気づいたらこうなってたんだよ!!
bloodray:チッ・・・・あ~あ、劉希うざいし、
給食まずいし、今日はいい事ね~な~
劉希 :そこで給食持ってきますか?!
読者の皆さんはそのこと知らねーよ!!
bloodray:すみません。みなさん。と言うわけで、
お先もよろしいようで!!
劉希 :どういうワケ??