後漢の休日(4) 極楽の僻地、交州
登場人物紹介
黄忠漢升 二十二歳(西暦169年時点)十二月十九日生まれ 射手座
血液型AB型 身長八尺(184㎝)股下四尺弱(91㎝)視力5(集中時20)
好きな食べ物 羊を使った料理全般、波斯豆、芭蕉(バナナ)
利き手 両利き(元々、右利きだが玄武の籠手の力で両利きに)
好きな泳法
『海神泳法』
(凄いスピードの立ち泳ぎ)
必殺技
『双安息射法』
(安息射法が使える人との共同技)
『海神特攻』
(一撃で艦船に穴を空けるドルフィンダイブ)
『飛翔安息十連箭射法』
(後ろ向きで馬上でジャンプしてからの矢の連射技)
『双飛翔安息二十連箭射法』
(董卓との連携技。最高の射手と最上の馬が揃って初めて出来る超必殺技)
『立ち十連箭』
(その場に立っての超人的な速度の矢の連射技)
『象鼻暴鞭刎』
(暴れた巨象の鼻の如く大刀を振り回し首を刎ねる技)
角觝奥義『仏壇返し』
(呼び戻し)
倭国での冒険を終え、漢に帰還する
次の漢帝こそ仕える主君であると期待しているが望み薄
最近は髭が生え始めたので女と間違われる事が無くなった
伴侶となった米を天下一、愛しているが官位に就くまで子作りはしない方針
装備
E 『象鼻刀』
(隕鉄製、その靭やかさと硬さは世界一の大刀)
E 『火浣布被藤甲鎧』
(火に燃えない究極の藤甲鎧)
E 『三月神合体弓・神月弓』←NEW
(アルテミス・ツクヨミ・セレーネーの月弓神の力が備わった神弓)
E 『イージスの楯』
(表が白金製、裏は木製、周囲にバリアを張る力がある)
E 『アテナの兜』
(隕鉄製、冠ると水中で10分は息が続く)
E 『玄武の籠手』
(玄武鋼を加工した籠手で玄武の力で所持者を両利きにする)
E 『黒竜の弽』←NEW
(黒竜の逆鱗の下の革を加工した弽で所持者の神経と集中力を増幅させる)
E 『黒竜の筋を弦として張った連弩、二挺』←NEW
(黒竜の筋の張力で通常の連弩の三倍の威力を誇る最強のボウガン)
持ち物
プトレマイオス著『地理学』の写し
指南魚(羅針盤・方位磁石)
『草薙剣』
『八咫鏡』
『八尺瓊勾玉』
愛馬『|黒竜鎖帷子被保法能《こくりゅうくさりかたびらカタフラクトほほうのう》(牝馬の六歳馬)』
体高八尺(184cm)体重百十鈞(750㎏)
マルクス帝とルキウス帝から貰った馬で、旧人類の共通言語「ホモフォーノイ」を
話し、また大型の馬でありながら食事を必要とせず歳も取らない神馬
一日に二千里(約831㎞)を時速70kmで十二時間を疲れ知らずに走る
駿馬でもあり
全人類の言葉を訳せることから黄忠一行の旅の通訳にして相談役でもある
黄米 十六歳(西暦169年時点)十二月二日生まれ 射手座
血液型O型 身長 六尺八寸(157㎝) 股下 三尺四寸(78.5㎝)視力4(集中時20)
胸のサイズ Gカップ
好きな食べ物 お米のご飯、これから食べる大陸の料理全般に興味あり
利き手 両利き(元々、左利きだったが志能備の訓練により両利きに)
必殺技
体術奥義『狐円延髄斬り』
忍術奥義『影縫いの術』
黄忠の伴侶となった倭国の女志能備、旧名米、若くしてありとあらゆる
志能備の術をマスターし、黄忠を影で支える忍者となる
とにかくセクシーな『くノ一』で男を誑かすのが得意だが心は黄忠一筋
周囲が羨むほど黄忠とイチャラブしているが当人達は気にしてない
黄忠が官位に就くまでは子作りはしない予定なので周りをヤキモキさせている
同性愛の気はないが女子をも誑かせる房中術も極めている
後に黄叙を産み、何思の政争の裏で暗躍する
また何思と義姉妹の契りを結び、何思の出世の為の謀略に一役買っている
細身で痩せているが、一日九食は食べる大喰いにもかかわらず
胸以外に肉が付かない、かなり変わった体質の持ち主
最近は曹操を短足であると罵って誂っているが
夏侯惇に阻まれて自重気味
装備
E 『玄武丸・蛇』
(『玄武鋼』と『妖刀イペタム』を融かし合わせ『ヘパイストスの鎚』で鍛えて造った神秘の力が宿る双刀)
E 『玄武丸・亀』
(斬られた相手は所有者の憎しみに対比した毒が回り淫夢を見せて安らかに死に至らしめる玄武とイペタムの妖力が備わる)
E 『黒竜の黒装束』←NEW
(汚物や毒に塗れても毒や病気に罹らず、水中でも息が続く〘約30分〙黒装束)
黄承彦 二十八歳(西暦169年時点)五月三十日生まれ 双子座
血液型O型 身長七尺七寸(177㎝)
好きな食べ物 天竺で食べたカレー
貴霜で食べたナンカレーも秘かに気に入っている
利き手 左利き
黄忠達と共に漢へ帰国して同じく今の後漢に失望中
次の漢帝の治世に期待しているがやはり望み薄
自他共に認める『工神』にして黄忠の叔父(黄忠の父の弟)鍛冶、兵器、建築
工芸の知識の吸収の為なら手段を選ばないマッドサイエンティスト
後の世の黄月英の父であり、鍛冶師蒲元の師匠となる
装備
E 『ヘパイストスの鎚』
(鍛冶の神の力で金属を火に入れなくても加工できる至高の鎚)
持ち物
『黒竜の逆鱗・無加工』←NEW
『黒竜の肺と胃・無加工』←NEW
『黒竜の眼球の核・左目』←NEW
『黒竜の首から尻尾にかけての竜骨』←NEW
『黒竜の翼』←NEW
曹操孟徳 十五歳(西暦169年時点)十二月二十七日生まれ 山羊座
血液型A型 身長 六尺八寸(157cm)股下 二尺九寸(67㎝)
若輩者だが、その知力と武力と詩才は本物
後学の為に黄忠一行に加わる
黒竜の脳味噌を食べて更に頭脳明晰になったが
短足である事は相変わらず気にしている
E 『魏武王常所用挌虎短矛』
持ち物
『丹朱の囲碁盤』
(犀角と象牙製)
安清世高四十二歳(西暦169年時点)十一月二十四日生まれ 射手座
血液型B型 身長七尺九寸(182㎝)
好きな食べ物 波斯豆
遥か安息から仏典の訳経の為に来朝した元安息太子の仏僧
元の名はスレナス五世
黄忠の弓術と馬術の師匠であり、仏僧になってもその腕は衰えず
経典の漢訳も遂に終わり、自由の身となる
装備
E 『アーラシュ弓・黒竜革コーティング』←NEW
(パルティア太子時代にその弓の腕を見込まれて王から下賜される。弓幹が黒竜の骨で出来ており、そこに更に黒竜の革が被せてある)
E 『黒朝星』←NEW
(黒竜の眼球と骨と爪と歯と舌を組み合わせて造った僧侶専用の無敵武器)
持ち物
『黄金の一対の賽子』
(フラーテス二世がデメトリウス二世、二カトルに贈った宝)
董卓仲穎 四十一歳(西暦169年時点)五月十日生まれ 牡牛座
血液型O型 身長八尺強(185㎝)
好きな食べ物 牛肉
必殺技
『双飛翔安息二十連箭射法』
(黄忠との連携技。最高の射手と最上の馬が揃って初めて出来る超必殺技)
西涼の大物で特に対羌においては抜群の討伐力と交渉力を発揮する
黒竜の肝を食べて魔王の如き胆力を得た
装備
E 『摩羅華錘・黒竜の胆石玉入り』←NEW
(楽器の役目も果たす打撃武器、その音色を聴いた者は邪心が増幅される)
E 『黒竜の筋を弦として張った連弩、二挺』←NEW
(黒竜の筋の張力で通常の連弩の三倍の威力を誇る最強のボウガン)
E 『最胡の骨』
(精神感応力を増幅させる神秘のT字型の骨)
董卓の愛馬 『黒竜鎖帷子被赤兎馬(牡馬の四歳馬)』
体高八尺三寸(192㎝)体重百二十五鈞(850㎏)
保法能と同じく歳を取らず食事も必要としない神馬
一日に二千五百里(1040㎞)を時速70kmで15時間走っても疲れないという
正に「馬中の赤兎」
孫堅文台 十五歳(西暦169年時点)三月二日生まれ 魚座
血液型B型 身長八尺一寸弱(186㎝)←成長中
好きな食べ物
長江沿岸で取れる食べ物全般
必殺技
『長江源流滝』
(複数の騎馬によって鋒矢の陣で行う特攻戦法)
『長江濁流津波』
古の孫子の子孫を自称する漢
しかし、その実力は本物で江南三人衆(黄蓋・程普・韓当)を
一人で破った実績を持つ
後の呉国の始祖にして武烈皇帝の称号を与えられる
装備
E 『黒竜の鱗を砥いだ刃を取り付けた古錠刀』←NEW
(孫子の子孫に代々伝わる、孫武の愛刀、刀身が黒竜の竜鱗刃)
夏侯惇元譲 十六歳(西暦169年時点)八月九日生まれ 獅子座
血液型AB型 身長八尺一寸強(188㎝)股下四尺一寸(94㎝)
曹操の従兄弟(曹操の父、曹嵩の兄の息子)
曹操を称えており、曹操を侮辱する者は例え女であろうと斬り捨てる激しい性格
しかし、それ以外では極めて人格者で目上には厳しく、目下には優しい好漢
黄忠の嫁の黄米に気に入られているが、夏侯惇本人は
曹操を『短足ちゃん』と侮辱する黄米に憤っている
装備
E 『黒竜爪牙』←NEW
(黒竜の爪と牙で造られた大刀。斬られた者は本人の邪心に比例して苦しむ)
盧植子幹 四十九歳(西暦169年時点)十月二十七日生まれ 蠍座 血液型B型
身長八尺五寸(196㎝)股下四尺三寸強(100㎝)
必殺技
『世界樹伐採牙撃』
『世界樹微塵伐採斬撃』
漢の大儒学者にして豪傑をも兼任する儒将、第一次党錮の禁で暇になり黄忠一行に加わる
次の漢帝の決定で党錮の禁が解かれ復職したが、第二次党錮の禁でまた免職して暇になる
装備
E『ニーズヘッグの黒槍斧』←NEW
(ニーズヘッグの鉞に黒竜の角を加えた槍斧、神をもバラバラにする)
士燮威彦三十三歳(西暦169年時点)五月二十九日生まれ 双子座 血液型AB型
身長七尺一寸(164㎝)
交州蒼梧郡広信県生まれの交州に代々続く豪族
現在は洛陽に遊学して『春秋左氏伝』を勉強中、他にも他国の言語や習俗への造詣も深い
交州をこよなく愛し、交州の発展に人生を捧げ、死後に『士王』の称号を賜る
持ち物
『食卓の賢人たち』(アレクサンドリア図書館に有った物を黄忠から譲り受けた)
盧氏 二十歳(西暦169年時点)九月八日生まれ 乙女座
血液型A型
二代目五斗米道教主・張衡の妻、その幼き美貌で劉焉を魅了する
黒竜の卵巣を食べて更に若返り、もはや五歳児にしか見えない容姿となる
劉焉君郎 三十八歳(西暦169年時点)七月五日生まれ 蟹座
血液型B型 身長七尺(162㎝)
後に益州牧に就任するが、今は各地の太守を歴任している。
漢の宗室の名門の出身。盧氏を溺愛している。
厳顔 二十歳(西暦169年時点)十二月一日生まれ 射手座
血液型O型 身長七尺八寸(180㎝)
益州巴郡出身で益州でも一、二を争う弓の名手で腕力は張任以上
後に黄忠の副将として漢中争奪戦で大いに活躍する
E 『黒竜の弓』←NEW
(黒竜の骨と筋と革で造った、張力が通常の十倍は有る弓)
時に漢の建寧二年(西暦169年)七月
黒竜を退治した黄忠一行は士燮と土安の勧めで
益州からそのまま交州へと道を進めた。
それから二ヶ月後、無事に交州交趾郡へと到着した。
そこはとても田舎の都市とは思えない賑やかさを誇った一大交易都市だった
黄米「うわ~、洛陽でも見たこともない珍品がいっぱいあるね~♫」
士燮「他にもこの交州でしか採取出来ない農産物や海産物も沢山ありますよ、大いに楽しんで下さい」
劉焉「思っていた以上に良い所だな、交州は!」
士燮「桂皮(シナモン)、黒糖、米麺、茘枝(ライチ)、龍眼、食用のハルカゼヤシガイにそれから稀に採れる銘炉真珠、牀(西方産長椅子)、天竺製歯刷子、牡蠣の養殖も盛んであります」
黄承彦「流石は漢と西方の玄関口と呼ばれる場所だな!三年前に交州の日南に到達した直後はそのまま一直線に、荊州を北に進んで洛陽に行ったから、この交州の賑わいを確かめていなかったが、やはり凄い都市だ!交州のすぐ東の揚州との境にある『建安郡』という所の『侯官』では造船業が盛んらしいけど、ちょっと俺はそこに用が有るんで先に行かせてもらうぜ」
黄忠「確か、江陵に有る波塞冬号を手紙でその『侯官』にまで呼び寄せたって?波塞冬号の改修でもするのかい?叔父貴」
黄承彦「まあ、そんな所だ。今回の大改修は波塞冬号を大海(太平洋)に浮かべても沈まない、もの凄い船に改造する予定だ!勿論その分、時間も掛かるから、お前らもゆっくりと交州を堪能してなよ」
士燮「それでは一つ、この『食卓の賢人たち』という本に書かれていた牡蠣の調理法を参考にした、とある醤を作ろうと思います。米麺に掛けると、さぞ美味しく召し上がれるでしょう」
黄米「なにそれ?美味しそう!あたいも手伝うよ❤」
本格的な牡蠣醤を造るのは最低でも一年以上掛かるのだが
この場合は生牡蠣をネギと生姜と一緒に四時間蒸して、それを布で濾して
牡蠣のエキスを抽出した物に黒糖と醤を加えて味を調え
最後に片栗粉と胡麻油を加えた簡易的な牡蠣醤であった。
黄米「美味しい~♫こんな美味しい物、この交州以外では食べられないね!」
孫堅「確かにこの中華でも海沿いにある地域でしか食べられないな。長安や洛陽でもそこに運ぶ前に腐ってしまう。俺の故郷の呉でも牡蠣の養殖が盛んだがそこでも造れるかもしれんな…」
士燮「そんなお綺麗なお二方(黄米&盧氏)には、この銘炉真珠で造った耳墜(イヤリング)を授けましょう、きっとお似合いです」
盧氏「わあ、これで増々、あたし等のビボーに箔が付くってものね、ね~、黄米ちゃん❤」
黄米「そうだね~❤(盧氏さんは見た目が子供過ぎるから、ちょっと背伸びしてる感じがするけど黙っていよう………)」
そんな交州での生活を満喫して、早、三ヶ月後、交阯の曲陽港に
一隻の巨大な船が姿を現した。
黄承彦「お~い、みんな!この天才技術者、黄承彦さまの傑作の船を持ってきたぞー!!」
それは巨大な黒い帆が掲げられた波塞冬号であった。
ちなみにそこには芭壇と華佗と張仲景も乗っていた
黄承彦の説明によると、黒竜の翼を帆に仕立て上げて
その風の受ける力を数倍にして、そんな状態でも船が転覆しないように
船底には黒竜の首から尻尾までの骨を更に伸ばして伸長させた文字通りの
『竜骨』を造り、太平洋の荒波でも乗り越えて航海出来る
時代の五百年先を行っていた超最新鋭の船を造ったという。
黄承彦「これが造れたのも『侯官』の造船所が大規模で外洋用の船を造るのに特化した場所だったのが大きいな、あそこは『江陵』とはまた毛色の違った中華一の造船所になるだろうよ」
孫堅「建安郡の『侯官』と言えば揚州でも異民族が多い僻地という印象だったが、こんな凄い船を造れる技術を持った都市だったとはな!古い見識を見直そう」
そしてここで多くの仲間との別れを余儀なくされた。
張任「俺は元々、益州の寒門の出だ。しかし、やはり益州を愛している。だからここ、交州の良い所も取り入れて故郷の発展に貢献するよ」
劉焉「張任に先に言われてしまったが、私も様々な州の長官を歴任して中華を愛する人間。故にこの中華を離れて旅をする事は出来ん。済まぬ」
黄忠「二人共、立派な志ですよ。また、共にこの中華で旅が出来れば………」
孫堅「俺も故郷に戻って、江南三人衆と一緒に賊退治でもして名を上げることにするよ。黄忠は江南三人衆が言っていた以上の武勇だったな、正直驚いた」
黄忠「君こそ、あの三人衆を従えるほどの武勇と器量が有ることを今回の旅でよく判った。君が長江流域全域を支配して豊かな土壌にしようという志は本当に立派だ!成就することを祈ってるよ」
董卓「儂も旅を続けたいが西涼の事を放っておけないのでな、ここまででお別れじゃ。ついでに黒竜連弩二挺も返しておくぞ。黄忠よ、仕える主君が居ないのなら、この"次期魔王"に仕えるが良い!お前ならいつでも歓迎だぞ」
黄忠「ハハハ、考えておきます。でも魔王になるとはいえ、あまり天下を粗雑になさいませぬように」
土安「俺も故郷の南中に戻って地域の貢献に務めるよ、これからの南中は"南蛮"なんて呼ばせないようにするからな!」
黄忠「ああ、土安みたいな漢が南中にいっぱい居れば、誰も南中を"南蛮"などと呼ばないだろうよ、頑張れよ!!」
士燮「ここでお別れか、寂しいが君の気持ちは解る。精々、我々は君が帰って来るまでにこの漢を住み良い国にしてあげる事しか出来ないがやれるだけやってみるよ」
盧植「党錮の禁も解かれて博士となったので私も洛陽に戻る。本当はもっと君達の大冒険に付き合いたいが私は卑しくも漢の国士………君達との旅は本当に胸の踊る日々だった………決して忘れないよ」
黄忠「今の漢がギリギリで持ちこたえているのは士燮さまや盧植先生のような御方が居てくれるおかげです。この黄漢升、また再び見聞を広めて帰ってきます、それまでお元気で………」
そしてその他のメンバーは黄忠一行として同行することになった。
黄忠「厳顔、いいのか?お前も益州の名門だろ?」
厳顔「構いません、今のこの漢を救うのは故郷に務める事より、より広い世界を見て見聞を広める事だと思っています、私も微力ながらこの冒険に尽力させて下され」
黄忠「解ったよ、但し、死ぬなよ………これだけは絶対に守ってくれ」
黄承彦「所でこの船に新しい名前を付けたいんだけど、どうする?船首の彫刻も波塞冬から黒竜に変えちまったぞ」
黄忠「そこは単純に『黒波塞冬号』で良いんじゃないの?帆も黒いしさ」
黄承彦「よ~し!じゃあ出港するぞ、みんな『黒波塞冬号』に乗り込め~♫」
時に漢の建寧三年(西暦170年)一月
黄忠漢升 二十三歳での新たな世界に向けての旅立ちであった。
黄忠「東の海の先にはどんな世界が有るんだろうな………」
【後漢の休日(4) 極楽の僻地、交州・完】
今回の獲得品
黄米&盧氏『メロパールの耳墜(イヤリング)』
黄忠一行 「改修して竜骨を入れて、黒竜の翼を帆にした新造艦『黒波塞冬号』」
今回も小説を読んで頂き大変ありがとうございます。
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インスタグラムで『三国志美術館』を催しているので良ければ御覧下さい
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