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凸異世界ケモ獣ライフ凹  作者: バリタチ
16/59

第十六話 獣王からの手紙に馳せ参じる

 


⭐︎⭐︎⭐︎新たな仲間が加わり1週間が過ぎた⭐︎⭐︎⭐︎



ケモフィー村は今や総勢150名


一同に食べる様は凄いの一言


米にしてもパンにしても蒸した芋にしても


とにかくたくさん食べる


今や次の村まで作る男達、さらに建物だけではなくお風呂も


さらにはショーもやる!演奏もやる!屋台もやる!

お土産屋さんに飲食店も


人手が幾らあっても足りない


毎日朝から晩まで皆大忙しであった




結局犬獣人達の寝泊まりはとりあえず簡易な小屋を建て

ワラを敷いた物!

その代わり寒くないよう赤い魔石を発動している


こんな作りで済まないと村長が謝ると

寒くないだけマシです

洞窟にいた頃は寒くて皆んなで固まって寝てましたから、と


「うむ、今建設中の家が出来たらそちらに移ってもらうでな!よろしく頼む」


「こちらこそ、仲間に加えていただき誠にありがとうございます」



彼らはとても器用なので建物作りに向いていた


トンカチで釘を打ってもらったりセメントを混ぜたり


特に家具作りや細かい調整などは指が5本あるから重宝した


犬獣人でも手が獣化してる者もいるが大半はヒトと同じ5本指だ


多分やらせれば折り紙も出来るだろう、、今度紙を作ったらやらせて見ようと企むブーであった




新たな村はケモフィー村の北側


上空から観ると丁度ひょうたんの様な形だ


でっかい丸い村が2つ


その真ん中から下はケモフィー、今みんなが住んでる町


間に門番を挟み


北側をケモツー、新たな村だ



丁度お昼頃イガーとブーはみんなのオニギリを作っていた


しかもただのオニギリではない!


焼きオニギリにさらにネギ味噌を付けてるのだ


焼く度に香ばしく美味しそうな匂いを放つので


もう村人全員から涎が凄い


「フフフ急がないと村が水浸しになりそうだね」


「ああ、焼きオニギリはやばいな、俺さっき1つ味見したらめっちゃ美味かったもんな」



もう味見したの?何たる食いしん坊なんだ?

という眼でイガーを観ると笑っていた




「ハイ!みんなー焼きオニギリ出来たよー」


「おーい、、飯だぞー」


ブーの声に反応しなかった人達がイガーの声に反応して走ってくる


おかしくない?結構声出したよ今!ブーは早く拡声器を作るようノム爺の首をブンブン振りながら軽く絞めていた!


「落ち着け!あともう少しじゃー」



「ウメェ」「香ばしい!」「味噌ウメェ」


流石肉体労働者達、、ガツガツと凄い勢いで無くなる焼きオニギリ


「フフフもっと必要だったね」


「ああ、夜はもっとたくさん作ろう!なんか狩りに行くかな」



昼飯も終わり片付けをしながら話してる最中突然ミツバチ達がたくさん降りてきた


「あれ?呼んでないのに!!!まさか」


「なんだ???ん?!!」


門番の方から鐘が鳴る!!!急いで入り口へと走る2人


横から非番だったヤミーさんも掛けてくる


「何事だ?」


「分からない」


「急ごう!」


「おう!」



2人を置いて先に行くイガー!


素早さなら2人に負けない



少し遅れてブーとヤミーが入り口へと駆け寄ると

ロームさんと何やら言い争ってる


「イキナリ村長を出せとは何事だ!まずは身分証か何か出してくれ」


「そんな事言われても、、手紙が来たから」



言い争っていたのは豚獣人、、、総勢100人くらいいるんじゃないかと思うほどたくさんだ



イガーとロームさんがその手紙を見せてもらう


「獣王国に住む全ての獣人達に告ぐ

我こそはと思う男達よ、王都から北のケモフィ村へ集結せよ!」



「これは、、、済まなかった!非礼を詫びる

ようこそケモフィ村へ。これから村長を呼んでくるので少し待ってくれ」


おお!また仲間だ!」喜ぶイガー



「此方こそ突然押し掛けて申し訳ない、ああ、わかった」


何とか仲直りしたロームさんと豚獣人のリーダー



ロームさんが後ろにいるブーとヤミーに気付くと

先ほどの手紙を見せて説明する


「分かりました。とても助かります

イガー、、ちょっと村長呼んできてくれる?」


「あいよ」


バビューンと走ってくイガー


「アイツはえーな」ゴチるヤミー



すると2分と待たずに戻ってきたイガー

「ハア、ハア、すぐ来るよ村長」


少し遅れて飛んでくるフクロウ獣人の村長



「コレは、、ハア、、みなさん、、フウ」


「村長!少し落ち着いてください」


「ああ、、ブーよ!はぁはぁっ、、そうだな!久しぶりに全力を出したよ」


豚獣人のリーダーも笑ってる


ー3分後ー


「申し訳ない!挨拶まで遅くなってしまった

改めてこのケモフィ村の村長をやってます

アウルといいます」


「いえ、此方こそ突然押し掛けて申し訳ない

我らは南西の竜の島の方から来ました

リーダーのトンガ♂こっちが福リーダーのトンゴ♂

我ら2人は兄弟です

総勢105名、獣王様の命により馳せ参じました


野郎共挨拶しろ!」


「「「「「よろしくお願いします」」」」」」


「コレは遠路はるばるよくお越しくださいました

さあ、どうぞ

是非旅の疲れを癒やして下さい」


「かたじけない。1週間余り飲まず食わずで来たもので、、正直疲れてて」


「1週間!!!ブーとイガーよ!」


「はい」「すぐ何かを」


「うむ、頼むぞ、、他にも声をかけて手伝ってもらってくれ、、、それと男達に連絡し

105名の寝床もな」


「分かりました」



イガーに今村長から言われた内容を村中に伝えてもらった


こーゆー時のイガーは本当に早い


ピューッと走り回ってデカイ声で伝えてくれる


105人分か、、オーク肉って共食いになるのかな?


まずは、、1週間だと胃が突然だとビックリするから

おじやにしよう


火鶏を切って、野菜を切って


「皆んなに言ってきた、それに女性陣が手伝いにくる


あととりあえず雨風凌げるように男達皆んなで小屋を建ててくれるって!赤い魔石も渡してきた」


「ありがとうイガー、先に飲み物持ってってあげて

喉乾いてると思うから」



イキナリ105人分の新しいコップがないので

デカイ桶と井戸を何往復もして

みんなに水を飲んでもらったイガーと女性陣


少し落ち着いた頃に鶏と野菜とお米のおじやが完成した


仕上げにバターを一欠片入れて、、お椀が無いので

竹を切って軽く洗ってもらった!その竹の器におじやを入れて持っていくとみんな喜んでくれた


「おお!美味いな」「コレは!!何とも美味しい」

「柔らかく煮てくれたのだな、染み渡る」

「久しぶりに食えた!ウメー」


「量がたくさん無くてすいません

夜ご飯はもっと用意します」


「そんなに気を使わないでくれ!これからは仲間だ

必要なら狩りに行ってくるさ!」ブモーホッホ




豚獣人達に食事を出した後

もう夜ご飯作らないと間に合わないね!

という時間


「ブーどうする?255人前だぜ」


「フフフ!給食のおばちゃんの大変さがわかってきたよ」


「あん?きゅーしょく?」


「何でもないよ!そうだな、、、久しぶりに狩りに行く?」


「ああ、それで広場で丸焼きってのはどうだ?

ちょっと豪快だけど

見た目最高だと思うぞ」


「いいねー、、それならギンとヤマトも連れて行こう」


「ああ、少しずつ慣れてもらおう」



2人で行って狩って帰って来るのが1番早い


でもそれだとこの2人がいないと今後何も出来ない村になってしまう


それでは困る!いざとなれば元冒険者のロームさん、ヤミーさんもいるが。。彼らは門番だ


村の不測の事態の為、常に周囲を警戒してくれる大切な役割がある


狩りは狩りに適したパーティーを作ろう!


イガーとブーはそう話していた



「え!僕たちも連れて行ってくれるんですか?」


「うん、少しずつ慣れてもらおうかと、、それに強くなりたいでしょ?」


「勿論です!頑張ります」


犬獣人のギンとヤマトは

ミツバチさんに呼ばれてブーとイガーの元へ来た


そしたら念願の狩りに連れてってくれると聞いて喜んだ


強くなって村の皆の役に立ちたい


犬獣人の集落を出る前からずーっと思ってた夢だ。


出来れば2人だけでBランク、さらにはAランクを倒せれば故郷に戻ったとき役に立てると思ったからだ


ギンとヤマトは幼い頃からそう話していた


戦闘力が足りないなら罠にしてみるか?と

兎やネズミなどを捕まえていた時期もあったが

いかんせん効率が悪い


イガーとブーが来る前は何とかたまに火鶏やモコモコ羊、角ヤギなど


兎よりもう少し大きな獲物も捕まえていたが

月に何度か、だ


その為冬は飢え死にする者もいた


狩りで強くなれる


2人は表にはあまり出さないがめちゃくちゃ燃えていた。



「じゃあミツバチさん達が獲物を見つけてるから

2人が先行して、僕とイガーが付いて行くから」


「分かりました」


「無理して転んだりしないようにね!狩りは安全第一だから」


「ハイ」


おいおい、この熊嘘ついてやがるぞ

俺をイキナリエンペラーに連れてった癖によ、と独りゴチるイガーであった



ミツバチさん達が見つけた獲物は「モコモコ羊」


モコモコ羊はオスが体当たりしてくるので注意が必要


ただ比較的討伐が簡単な為ランクはEランク


Fランクが人に害を与えない最弱ランクなので

モコモコ羊はかなり弱い事になる

火鶏と角ヤギがDランク

Dランクは冒険者初心者が下手するとやられる強さだ


更にはモコモコ羊の上のランクビッグシープはDランク

さらにその上がグランドシープでCランク

羊系で最強はBランクのシープウィザード


魔物なのに魔法を放つ!


しかも羊系は複数なのが基本なので

シープウィザード30体とかいると合体魔法になるので

結構危ない



とりあえず今から狩るのは「モコモコ羊」Eランク


「居ました!」


ギンとヤマトの走る正面に20匹くらいの集団がいる


先行するギンがミスリルナイフで1匹を仕留める


続いてヤマトも1匹仕留めた


さらにイガーが立て続けに5匹


ブーは、、、見ていた。


「いいよ!ギンとヤマト、もっとやっちゃって」


「「ハイ」」



動きもいいし、ちゃんと急所を狙えてる


コレならあの村はそんなに食べるの困らなかったのでは?と首を傾げる


「はぁはぁ、、やりましたよブーさん」


「よいしょっと、、羊重い!」


力が足りないのは分かるけど!


「ねえ、2人は結構良い動きなのに、、、あの村ではあまり狩りが成功しなかったって、、」


「あ、、はは!」


「それは、、、このお借りしてるミスリルナイフだと思います

あの村では石槍でしたから」


後頭部を掻きながらバツの悪そうに話す2人


「犬獣人は割と器用なんですがいかんせん頭が足りなくて!鍛治を出来なくて、、原料の鉱石もよく分からないし

だからこのミスリルナイフってのも最初はよく分からなくて

こんなに薄くて軽いので大丈夫か心配でした


そしたら切れる切れる


羊の中にスゥーって!ビックリしました」



なるほど!武器か!!


「あとは村だと他の子達も連れて行かないといけないので

安全第一だとどうしても小さいのばかり狙ってました


でもブーさんイガーさんという超強いお二人がいて安心なので

思い切って踏み込めました

ありがとうございます」


「そっか!リーダーって責任が少し重荷だったんだね」


「はい、、強くないのにリーダーをやってるのは辛かったです」


まあ、そんなこともあるか、、、


仲間がいて強くなれる場合もあるし


逆に少数の方が自由で動きやすい人もいるしね  



「なあ、、もう少し狩らねえか?まだ時間あるしよ」


イガーの方を向くと先程倒したモコモコ羊が居なくなってた


「なっ?!バカなアレだけの量がどこへ?」


慌てるギンとヤマト!せっかく討伐したのにだれが?とパニクる


「ああ、俺の収納に入れたよ」


「フフフ、、イガーはかなりレアなスキル持ってるね、、話してよかったの?」


「ああ、、仲間だろ?」


「ハイ」「うん」「もちろんです」


「なら良いさ!それにこの前狼獣人のアレフさんが空間魔法ってのやってたしな

別に隠すほどなのかなーって思ってさ」


「ああ、空間魔法もレアだけどね」


「そうか、、まあいいさ。」


「フフフ」


「この2人やっぱりやべーな」「ああさっきの5匹を一瞬で倒した時も凄いスピードだった」



「とゆー訳でもう一狩り行こうぜ」




その後もミツバチさんが見つけてたDランクのビッグシープを10匹狩って今日の狩りは終了


ギンとヤマトが「ビッグシープっていうから大きいだろうな、と思ってたけどまさかこんなに大きいと思いませんでした」とビックリしてた


初めて観たらビビるよね


家くらいあるもんね



ビッグシープ10頭いるだけで山が禿げるって言われてるからね


見つけられて良かったよ!



イガーの収納に入るのか気になったんだけど


全部スーーって入ったからビックリしたブーでした!


「もしかして、、制限なし?」


「ん?よく分からん」


「フフフイガーらしいや」


「この2人やべーな」「ああ、ブーさんのあのスキルマジやべー」




ギンとヤマトはデカすぎて何にも出来なかった


一応脚をザクザクやってみたが

却って暴れるのでやめた


イガーはジャンプして炎爪撃で3匹


残りはブーが木の枝を槍にしてグサグサ刺してすぐ終わった


「さあ帰って飯の用意だ!」





いつかこんな日が来るんじゃないかと


超デカイ山型の鉄板に先程狩ってきた羊肉を載せる


その周りの縁に野菜を適当に入れて


最後にタレを皆んなに配る


焼けた羊から出る脂や旨味が縁にある野菜を煮る


そう、、、北海道で食べた人もいるだろう


北海道名物の「ジンギスカン」だ



前世が北海道のブーは


いつかこっちでもジンギスカンをやりたいと思っていた


タレには生姜やフルーツ、ニンニクもバッチリ


しかもスキルで森に行者ニンニクまで育てる本格派


ありがとう森之王、ありがとう食いしん坊スキル


@食いしん坊スキル星5は

自分が今まで食べてきた物の味を再現出来るスキル


そして森之王星5は木の苗や、種を生成


その複合スキル自分が食べた物の種や苗を生成


これにより前世で食した事のある素材を

ここ異世界にて作れるのである


異世界転生する時にブーがもらったスキル


因みに前任者の熊獣人は「自分が触れた物を生成出来るスキル」それによりこの世界に魔物ではなく

動物がいるのだ


そしてその動物を獣人にしたのが

アイヌ神アンヌムツベ様


最初は何に驚いたって、、ライオンとか触ったのかよって笑った。


おっとこの話はまた今度ね




「皆行き届きました、村長挨拶をお願いします」


「うむ、、、皆の者

今日も一日頑張ってくれてありがとう

今やこの村も総勢255名、、かな

とにかく人も大分多くなった

色々行き届かない事も出てくるかもしれんが

とりあえず皆んなでこうやって集まって飯を食えば幸せじゃな


頂きます」


「「「「「いただきまーす」」」」」」


本当はもっとたくさん話そうと思った村長であったが

殺気を感じたから辞めたのである


こんな美味い物を作るイガーとブーが悪いのじゃ


このニンニクとか言う香りのせいで

人の正気を保てないのじゃ


獣だな、、255名の獣の前ではワシみたいなか弱いフクロウなどゴミクズじゃな、、トホホ


はらぺこ獣人の殺気にやられ村長は独りゴチた




「ウオオオオォウ」「うめー」「何だコレは」「ステキよー」「うーまーすーぎーるー」「やばいやばい」

「肉に癖があるが、ウメー」「野菜もウメー」「おかわり」「待て、俺もだ」「俺も」「ワタシも」



「へーい、、みんなーおっきなトングって挟む奴が置いてあるから各自好きなだけ取ってくれー

これだけ人が多いと出来ないや」


イガーが大きな声で叫ぶとおかわりしたい人は鉄板の周りに行き

近くにあるトングでいっぱい取って

後ろに下がりまた食べて


また並ぶ、、、


その繰り返しで1時間くらい食べ続けていた


恐るべし獣人!!


まだ食えるのかよとゴチるイガーとブー


「仕方ないね!次のお肉で最後だから

その後シメのご飯とうどんとお餅いくよ」


「おう、これでみんなパンパンだろ」


家ほどあるビッグシープ10頭も残りあと僅か

細い獣人達はもはや食べ過ぎてピクピクしてるのだが

後から来た豚獣人の食欲が凄い


一人で10人分くらい食べる



「さあこれでシメだ!好きなだけ食ってくれー」


イガーが叫ぶと鉄板の縁に我も我もと集まる食いしん坊獣人


そろそろ冬なのに汗かいてるよ、、、


肉団子みたいな獣人が喜びながら食っている


豚獣人恐るべし



最後の米粒一つ、最後のうどん一本、最後のお餅一つ


さらには最後のタレまで飲み干す始末、、


ハハハ明日から大変だなこりゃ


イガーとブーだけではなく


他の獣人達も飯係は大変だなーと観てくる


「フンッ負けないよイガー、、ぎゃふんと言わせるからね」


「、、あ、ああ!変なところで気合いが入るんだな」


とんでもない食欲に呆れて乾いた笑いしか出てこなかったイガーである




「村長よこの村の飯はいつもこんなに美味いのか?」


「そうじゃのう、イガーとブーの作る飯はいつも美味いなあ」


「そうか、、我ら豚獣人が満腹になるのはそうない

この村に来てよかった」


豚獣人を代表してトンガとトンゴが村長へ挨拶しに来た


何でも故郷では常に飢餓状態で飯が原因で殺し合いになる事もあったとか


その豚獣人がいまや満腹で寝てる


そんな光景は見たことがなかったとリーダー達2人は感動している


「村長ありがとうございます!我ら105名獣王様へ忠誠を誓います!飯だけ頂ければ働きますので」


「あっ。飯なのね、、アハハ」


「「ブモーホッホ」」


金はいらねえ、飯さ



って事か、、、ガックリきた村長であった


大丈夫かなこの子達、、、ちょっと心配である




「どうだった?イガー」


「ん?このジンギスカンうめーな」


皆んなに作るのに夢中で食べられなかった2人の為に

別に避けてくれたトムさん、ロームさん、ヤミーさん


皆んなが食べ終わって座り込んでる所にわざわざ持ってきてくれたのだった


「今日も美味かったよ!ありがとう」と言いながら



「そっか!羊はちょっと癖があるから、、大丈夫でよかった」

「この位癖でもないさ!俺はネズミの方が苦手かな」


「フフフ」


「このシメのお餅ってのも美味いな」


「ああ、本当はもち米ってのを別に育てるんたけどね

今回はお米を潰してだっこにしたんだよ」


「だっこ?」


「フフフ」


「よく分からんが美味いからいいや」


今回は塩コショウで焼いたけど

今度羊をゲットしたら漬け込もうと決めたブーである


やはりジンギスカンといえば漬けだからね


このタレもベルマークに似せてあるから美味しいや



「アレだな!各獣人達から狩りのメンバーを選出して

ちょこちょこ狩りに行かないとダメだな」


「そうだね、、あとは調味料、、醤油とか味噌とか

もっともっと用意しないとね

そろそろ冬だし」


「ああ、毎日忙しいや」


「フフフ、、本当、、あっ!ダンジョンも見に行かないとね」


「ああーそうだった!忘れてたー、、S Sいたらやべーな」


「大丈夫だよ、多分、、きっと楽しいダンジョンになるよ」


「本当かよっ!、、あの寝てるの風邪引くぞ?」


「フフフ!赤の魔石置いとくよ」


「ああ、、どっちみちまだ寝床なかったか」





あと2週間もあれば犬獣人達の家が出来る


豚獣人はさらにその後


しかも105名だからかなり大きな家が必要である


しばらくは空いてる家に居候という形にしようか?


村長とブーは連日夜遅くまで話し合っていた、、、、



そしてイガーは発酵には黒い魔石が必要だと

毎日小さい黒の魔石を作り出していた!


その時ふと思った!


単色ではなく


2色には出来ないのかと


例えば赤い魔石に緑の風を混ぜたら、、、


熱風にならないかと、、


さらには水と土て土石流、、!?



えっ、、もし混ぜたら最強なのでは?



そんな事思ったが結局出来なかった



クソー!もっともっと強くなってやる、、、




イガーはふて寝した




犬獣人ギン♂


レベル 12


HP 380


力 800


魔力 100


防御力 500


素早さ 1000


スキル ⭐︎星1小刀使い 



犬獣人 ヤマト♂


レベル10


HP 350


力 700


MP 130


防御 450


素早さ 900


スキル ⭐︎星1 投擲




豚獣人 トンガ♂


レベル 20


HP 3000


力 3000


MP 50


防御 2000


素早さ 600


スキル ⭐︎星1 オノ使い



豚獣人 トンゴ♂


レベル18


HP 2500


力 2500


MP 30


防御 1700


素早さ 500


スキル ⭐︎星1ハンマー使い






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