閑話2
王様っぽい人が言うには、この世界には魔王が5人程いて、魔王を倒そうとするのに強い奴が必要で勇者を召喚したらしい。
「どうか我々を救ってくれぬか!」
いい迷惑だ!と思うところなのだろうが…
「異世界だって!なんかすごいね!」
「そうだね、何と無く憧れはあったからな。」
…通晴と美癒はなんかノリノリだ、かくいう俺はというと…まあ、やぶさかではない。
だって異世界だぜ!それは憧れるさ!
「…嫌がられるものかと思っていたが、そうでもないらしいな。」
「はい、俺たちに任せてください必ずこの世界を救ってみせます!」
と通晴。
「もう魔王の好きにはさせません!」
と美優。
本当にノリノリだ。ん?俺?そりゃ頑張りますよテンション上がってきたぜ。
「ふむ、心強いよろしく頼む。」
「「「はい」」」
「あ、魔王は5人程あると言ったが、その内1人は別に何もする気がないらしいから倒さなくて良いぞ。」
「そんな奴もいるんですか。でも、魔王だし一応倒した方がいい気がします。」
「そうです何もしてないといえど魔王です。何を考えてるかわかりません俺たちが倒します。」
「そうね、魔王は全員倒す。」
「ふむ、そうかではよろしく頼む。」
「「「はい」」」
「これから勇者様達の強さを調べます。」
うお!なんか騎士っぽい人出た。
こうして騎士っ人に連れられ訓練所みたいな所に来た。
「では、ステータスを調べましょう。」
「私達はどうすればいいんですか?」
「ステータスと唱えてくれればいいです。」
「「「ステータス」」」
上手剣佑
年齢16歳男性 種族人族
ステータス
体力800/800
魔力500/500
攻撃600
防御500
スキル
言語理解 剣術 攻撃強化
ユニークスキル
幻影剣
称号
勇者 転移者
早見通晴
年齢16歳男性 人族
ステータス
体力500/500
魔力800/800
攻撃300
防御400
スキル
言語理解 火 氷 風 水属性魔法
ユニークスキル
超鑑定
称号
勇者 転移者
周美癒
年齢16歳女性 種族人族
ステータス
体力400/400
魔力850/850
攻撃200
防御300
スキル
言語理解 光属性魔法 回復強化
ユニークスキル
癒しの領域
という感じになった。
「素晴らしいです。すぐここの騎士を全員倒せるようになるでしょう。」
そんなに強いのかこれなら魔王も楽勝だぜ。
こうして俺たちの異世界での1日は終わった。