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宿はギルドから割と近くにあり、迷う事なく着いた。


「いらっしゃい。泊まりかい?」


「はい、1泊いくらですか?」


「1泊銀貨3まいだよ、食事付きだと銀貨5枚だよ。」


「じゃあ、食事付きで7日分お願いします。」


銀貨を35枚女将さんみたいなおばさんに渡し部屋の鍵を受け取り部屋に入った。


「明日どうしようかな?とりあえず依頼を受けるか。 よし、今日はもう寝よう。」


そう言いベットに入ると僕は意識を手放した。






『…様、魔王様、あ目覚めましたね。』


『ゾンビ?ここはどこ?』


『魔王様の夢の中ですよ、私のスキルで魔王様の夢の中に来ました。』


『ゾンビってチートとかそういうのじゃなくて、もはや何かわかんないね。』


『まあ、何故夢の中に来たかと言うとですね、魔王様の今居る街で勇者が召喚されたっぽいんですよ。』


『マジで!』


じゃあ、別の街に行かないとダメなの!街に入って入った街に勇者召喚されたってあんまりじゃないか!


『まあ、隠蔽のスキルを渡してるので大丈夫だと思いますよ。それに、出会ってしまってバレたとしても、魔王様でしたら軽くあしらえますよ。』


『本当に?できれば出会いたくないけど。』


『まあ、気をつけてくださいということです。それではおやすみなさい。』


『ああ、おやすみ。』







今は5時くらいかな?勇者か、ゾンビも大丈夫って言ってたしあまり気にしなくて良いのかな?あっそうだあれやってない!


「…知らない天井だ。」


何くだらないことやってんだと思うだろうけど、やりたかったから仕方ないんだよ。2回でも3回でも言いたくなるよね?なるよね?


くだらない事を考えていたら、お腹が減ってきたので朝食を取るために部屋を出た。


朝食を食べ終えさっそくギルドへ向かう事にした。

僕はギルドに入り依頼を見ていた。


ペットを探してください。

報酬銅貨5枚。


子供の面倒をみてください。

報酬銅貨5枚。


ドブの掃除をしてください。

報酬銀貨1枚


雑用しかない。Fランクだとこんなもんなのだろうか?あ、Eランクだと薬草採取が有るなこれにするかな。


薬草採取

報酬薬草10本で銅貨5枚


うん、これが良いかな魔物が来ても倒せばいいしお金にもなる。…テンプレな依頼だしね。


「おはようございます、クエストですか?」


「おはようございます、はい、薬草採取です。」


「はい、わかりました。初めてのクエスト頑張ってくださいね。」


「はい、行ってきます。」


僕はギルドを出て門へむかった。


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