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プロローグ
皆さんは知っていますか。
この世の中には、善悪が充満しているということを。
表側の世界しか見ない、何一つ気づかず、日々を幸せに過ごしている人たちには気がつかない、そんな善悪です。
そんな呑気な“お客様”のために今日も私たちは、その命を掛けてまで戦うのです。
“殺し屋”。それが私たちに課せられた一生の義務であり、唯一の宿命なのだから。
この世界の法則をも捻じ曲げるような“強い”を凌駕する彼らは今日も
本当の世界を知らない人たちのために、傷つき、傷つけ、失い、奪う。
これは、そんな血濡れた物語だ。




