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029話 1st stage clear. result !!

▽【前回の山田】

カレンとの協力プレイで脱出成功!雲を抜けると、そこには……


________________________________________

■ 1st stage clear!


気が付くと、雲の上空間。何度も見た光景だ。

だが、だれもいない。アストレアは?

そういえば、カレンもいない。

辺りを見回していると、突然、目の前に光のカタマリが顕現した。

光の中から、女性らしき人影が前に出てくる。

だが、強烈な後光で、シルエットしか見えない。

「よくぞ第一の関門を突破した。そなたの功績を称え、ここに表彰しよう!」

厳かな女性の声がした。エコーがかかっている。

うん、神様っぽいぜ。

「……あれ? 表彰、表彰状が、どこ? ちょっと、このライト消して。眩しすぎて全然何も見えないじゃない」

うん、やっぱりポンコツだな。

何度か光が点滅して、後光が消えた。寝癖にジャージ姿のアストレアが現れた。

「アストレア。寝起きなのか?」

「あ、やば。ちょっと、やっぱり後光要るわ!後光カムバァック!誰かいないの!?」

だが、後光は戻らなかった。

「ジャージも似合ってんじゃないですかね」

「キモ。ちょっと一面クリアしたからって調子乗るんじゃないわよ」

前言撤回過ぎやしませんかね、このクソ女神は。

「あーもう、なんかやる気失くしたわ。サッサとリザルト済ませるわよ」

ジャージに寝癖で、最初からやる気無かっただろ。

「リザル子!出番よー。あとお願いねー、私ちょっと着替えてくるから」

「やっと出番でヤンスねー。アストレア様、どうぞごゆるりと。後はお任せあれ」

雲の中から中学生くらいの女の子が現れた。

フワフワの綿あめみたいな天然パーマ。

白のワンピースにグレーのマントを羽織っている。

「キモ山田?リザル子に変なことしたら、また燃やすからね」

突き刺すような目線を俺に向けた後、リザル子の頭を撫でてから、アストレアは光のなかに消えた。俺もあの頭を撫でてみたいが、やめておこう。

「どうも、初めまして山田さん。リザル子と申します。プレイヤーの皆様のプレイ実績に応じて、ステージクリア時にスコア計算させて頂いております。ステージクリアできる人自体が少ないので私もアストレア様も暇なんですよね。それでちょっと、まあ。失礼いたしました」

リザル子はペラペラと軽妙な語り口だ。

うぐ……俺の苦手なタイプだ。

だが経験的に、黙っていれば話が進むことも知っている。

「というわけで、スコア計算、始めますよ!心の準備はいいですかー?

レッツ!Result!!」

リザル子の掛け声とともに、上空から巨大なブラウン管テレビが降ってきた!

ふっる!

真っ黒なブラウン管に文字が浮き上がる。

________________________________________

■ Result


<ミッション>

ミッションクリア200P×13⇒2600P

<スキル>

圧力耐性Lv.1⇒50P

圧力耐性Lv.2⇒100P

圧力耐性Lv.3⇒300P

体力自然回復Lv.1⇒100P

飛行石Lv.--⇒500P

精神耐性Lv.1⇒100P

根性Lv.1⇒100P

<実績>

連続圧死(10回)⇒200P

連続圧死(20回)⇒500P

親方!空からゾンビが……!⇒1000P

十六連打⇒16P

ゾンビを連続で25回転倒⇒250P

ゾンビを連続で50回転倒⇒500P

ゾンビを転倒ダメージだけで撃破⇒500P

ゾンビ撃破数100⇒100P

ゾンビ撃破数250⇒250P


<NPC>

NPC好感度カレン30/100⇒300P

NPC好感度ジョン60/100⇒600P

<ゾンビ>

撃破数

10×253⇒2530P

<小計>

10596P


おお!俺、なかなか頑張ってるんじゃないか!?

特に実績とスキルはすごい気がするぞ。

何気に、ガソリンスタンド爆破で250体近くのゾンビを撃破したのか。

ガソリンスタンドやばいな。まあゾンビの密集具合がすごかったからな。

あ、画面が変わった。次はなんだ?


<死亡回数>

死亡-200×60⇒-12000P


……ん?


<合計>

-1404P


まいなす?それって旨いの?

画面がゆっくりとフェードアウトして、新たな文字が浮かび上がった。


<役職>

エキストラ(out of screen)


文字がスロットマシーンのリールの様に回転する。

クルクル回って、ゆっくりとまる。


<役職>

クビ!(Fire!)


なんでだよ!こっちこそ辞めてやるぞ!

給料払え!

ストライキしてやんよ!


「あはは。山田さん、なかなかエキサイティングなリザルトでしたね」

「やっぱり山田は山田ね。キモキモ」

リザル子の横に、いつの間にか女神スタイルのアストレアが戻ってきていた。

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