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百足が歩む畜生道  作者: 鯨尾ノロ
第一章
21/30

枝の上の死闘の戦果

蜘蛛のステです

種族:ハングスパイダー

位階:5の上位

スキル:毒牙 捕縛 回転蹴り 

称号:枝上のハンター

ハングスパイダーは巣で獲物を待ち構える受け身な狩りをやめ自ら獲物を狩りに行く手法に変えた蜘蛛。地上だと5の下位ぐらいに下がるが枝の上に上がると厄介なモンスターとなる。獲物を確実に捕えるために足の筋力が発達し暴れられ傷を負わないよう裏側の甲殻が堅くなった。背中から攻撃を受けることはほぼ無い為薄い、受けたとしても100死ぬので厚くしなかった。捕えた獲物は睡眠毒を流し仮死状態にして保存するという賢い一面も持つ

その瞬間、蜘蛛は今まで暴れていたのが噓のように動きを止め崩れ落ちた


『レベルが2上がりました。スキル【跳ね飛び】を覚えました。称号【ギャンブラー】を獲得しました』


『声』のアナウンスが聞こえる、化け蜘蛛の死が確定したようだ

俺はそれを聞いて緊張の糸を緩めると身体に一気に重くなった。それに牙というか顎が痛え、やっぱ頭を噛み砕くってことは無謀だったかもしれねえがあれしか出来なかった


俺は頭部から牙を抜き蜘蛛の頭と胴体を繋ぐ関節に牙を入れて切断する

こんなに簡単に切れんのかよ…頭潰すんじゃなくて首落としときゃ良かった

俺はそんなことを考えながら切断部分から蜘蛛の内臓を食らう。取り敢えずネズミと色が違う体液を啜る。ネズミの血は甘かったが蜘蛛のは辛い。だがその辛さは暴力的な辛味ではなく何種類ものスパイスを混ぜたかのような芳醇な味わい。そのまま内臓、脚と食べるが単体ではそこまでだった物が血と絡めると不思議と美味くなる。内臓は苦みと渋みで満たされていたが血を循環させることで旨味に変わる、いや苦みと渋みが一つのアクセントとなってより旨味が引き立てられるのだ。脚を開いてみると筋肉がみっちりと詰まって一向に噛み切れなかった。噛み切れたとしても味は無く革のベルトを食べてる気分だったが血を流すと肉汁たっぷりのステーキと化す。根元に近い部分は歯ごたえがあるが噛むたびに旨味と肉汁が弾けいつまでも噛んでいたいと感じさせるが気が付いたら口の中から消え胃に向かっている。それとは逆に先端に近い筋肉は噛んだことを気づかせないほど柔らかく噛まなくても肉から旨味が蕩けだす


俺は蜘蛛を食べきり一服する。そういやステータスが更新されてたな、確認と


―――――

種族:アーマーセンチピード

名前:無し

レベル3

スキル:頭突き 砕顎 突進 穴掘り 柔軟 持久走 方向転換 加速 堅牢 堅甲再生 跳ね飛び 

耐性:弱毒 睡眠毒 

称号:兄弟殺し 転生者 努力家 致命に至る事故 大物食い ギャンブラー

タイプ:自己理解 

―――――

スキル:砕顎

スキル【嚙みつき】が砕くことに特化し進化したスキル

顎の筋力が増し牙の形が変わる

―――――

スキル:跳ね飛び

身体全体の筋肉を使い跳ねる

―――――

称号:ギャンブラー

自身の命を運に任せた者に与えられる称号

全てを尽くしたものに幸運は舞い降りる

―――――


噛みついてる最中に聞こえた『声』はこれが原因だったか……見た感じ俺好みのスキル、というかこの身体に合ったものだな。あと【跳ね飛び】だがしなった枝から浮いたのが跳ねた判定に入ったのかもな。称号については何も言うまい


蜘蛛と対面してからそこそこ時間が経ってる、今大体の時間がどれくらいかと確認するが真上は枝に覆われて空が見えない。上に上がるか


俺は幹に脚をかけ木を登り始めた

いつも描いてる途中に後書きにこれ書こうって考えるのですがいざ後書きに入ると考えたことを忘れてしまいます。なんだっけなー、蜘蛛とネズミの生態の違いだっけ?いや虫と哺乳類の違いだっけ?

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