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百足が歩む畜生道  作者: 鯨尾ノロ
第一章
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目覚め

今日中にもう一回更新する予定です

ここはどこだ?


気がついたら俺は視界一面が白と黄色の混色で染められた空間にいた


拳を握りこむがいつもの感覚ではない、いや握りこむ感覚はあるのだが慣れた反応が返ってこないのだ

血を流しすぎて頭おかしくなったか?ワイドショーでそんなこと言ってたな、脳に血液が回んなくて細胞がどうとかって。それなら帰ってきた反応にも頷ける


だがそうなら俺が見てるものは何だ?ナイフで刺されたが顔を殴られた覚えはねえから包帯をする必要もない


取り敢えず現状把握のため起き上がろうとするが手だけでなく身体全体の感覚がおかしい、いやそれはもう大体理由がわかってるから帰ってくる反応を無視して体を起こす


が、頭に何かが当たった。感触的に硬いが硝子とかの感触じゃなくて柔い卵いや薄皮か、程よい弾力を感じる

が俺はそんなものを無視して勢いをつけ起き上がる


ピり


そんな裂ける音がしながらも起き上がる、医療器具とかなら弁償もんだな。謝ってすみゃあいいが


ピリピリ


薄皮らしきものを裂きながら俺は完全に身を起こす。そこで俺が見たものは、


凄い数の乳白色の玉と俺より大きい落ち葉が視界一面に広がっていた


は?病院じゃねえのか?俺を恨んでる連中に拉致られて山奥に捨てられたか?


いやそもそも何で俺は痛みも感じず起き上がれるんだ?


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