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めぐるの修行生活?・不穏(三)

めぐる「主役の美少女めぐるでーす!」


 いや、まあ、一応、美少女な設定だけどさあ。自分で主張するほど美少女では――


めぐる「なんか言った!?(怒気を孕んだ声)」


 ……いえ。何も(-ω-;)


めぐる「大体! まだ、このサイトにTwitter繋いでないってどーゆーことよ!?」


 いや、繋いだところで、この内容じゃあ……


めぐる「この内容じゃあ何!?(更に怒気を孕んでいる)」


 なんでもないです。はい。


めぐる「ともかく! お読み下さい読者様! 宜しくお願い致します!<(_ _*)>」


 宜しくお願い致します<(_ _*)>

「お嬢ちゃんは何か知ってるのかな?」


 木村のにーちゃんに、小田さん、って呼ばれた警官さんがあたしに問い掛けて来る。


「……えーと、よく分かりません……」


 いや、あたしもこれで誤魔化ごまかせるとは思ってないよ。

 でも、こー答えるしかないじゃないの……。


芳樹よしき君は?」


 小田さんが木村のにーちゃんにも問い掛ける。


「本気で解りませんけど……だから! どうして、近くにいるのに早く助けてくれなかったんですかっ!?」


 ん~……木村のにーちゃん、もしかしたら、ワゴン車(こわ)したのお師様しさまだと気付いてるのかも知れない。


 でも、知らないって、言ってくれてるのは……。


 もしや、近くまで来てるのに、中々(なかなか)助けてくれなかったこと怒ってるのかなあ? 語気強くなってるし……。


『そのようじゃな』


 あ、やっぱ姫神様もそー思うんだ。


 それなら――


「そーですよ! 凄く困ってたのに!! どーしたらいーのか、分かんなくなりそーだったのに!! どーしてすぐに助けてくれなかったんですか!?」


 木村のにーちゃんの怒りに乗っかろう。

 実際、あたしもはら立ってるし。

 

 中央のエリート陰陽師なら、もっと早く、あたし達を助けられたはずなのに、まるで、お師様がしきつの待ってたみたいなタイミングで出て来て! 

 

 どーゆーつもりなのか、是非とも聞いてみたいわ!


「そこの、お――姉さん!」


 危なっ! おばさんとか言っちゃいそーになったよ。


「私のことかな?」


 この女性、土御門つちみかどさんって呼ばれてたよねえ。


「えーと、土御門さん。ってお名前ですよね。『あの』有名な安倍晴明あべのせいめい様の流れを汲んでいるんですか?」   


 あたしの問いに土御門さんは、こくり、と頷いた。


「私は、土御門真理亜(まりあ)。土御門の分家の者だけどプロの陰陽師よ」


 ……真理亜? 土御門で真理亜マリア

 

 陰陽師なのに……マリア?


 「マリア」って名前は、かつて世界激変前には、世界のほぼ2/3を席巻せっけんしてた、超有名宗教の創始者の母親の名前だ。


 聖母って呼ばれて信仰の対象にもなってる。


 でもこの国には国教である仏教。 

 ――と、仏教が広まる前から存在するこの国独自の神道しんとうがある。その信仰対象はこの国に数え切れないほど存在する八百万やおよろずの神だ。


 中央のエリート陰陽師は神道だ。


 なのに中央のエリート陰陽師の名前がマリアとは……どーゆーネーミングセンスでその名前を付けられたんだろう……?


「お嬢ちゃん……その沈黙は……私の名前について考えているのかな?」 


 あ、あれっ? 表情に出てたかな? でも怒った表情は崩してないよ?


「何か言われなくても解るよ。私のフルネームを聞いた人はみんな、まず、無言になってしまうから……」 


 あ……それはなんか気の毒だ……。


「――で、私はこれからお嬢ちゃん達が住む町に行きたいんだけど……小田さん。付き合ってくれますか?」


 え! マリアさんうちの町に来るの!?


「おそらく、このお嬢ちゃんに関係がある術者じゅつしゃですよ。ワゴン車を壊したのは」


 ま――不味い! ヤバい! このマリアさんって中央のエリート陰陽師が、お師様と顔合わせちゃったら、ワゴン車にしきったのが、お師様ってバレちゃうっ!


 どうしたら――


器物損壊きぶつそんかいですからね。それにワゴン車を半壊させるほどの術だとすると、下手をしたら、人にも被害があったかも知れませんね。

 ……それじゃ、土御門さん。お嬢ちゃん。警察公用車(覆面パトカー)に乗って下さい。

 ――ああ、芳樹くんは一度この町の警察支所に寄って、お父さんと一緒に帰りなさい。もう、大丈夫だとは思うけど念の為にね」


 あー……なんか面倒な事態になって来たよ……。


 あたしは町に向かう警察公用車の中で、小田さんとマリアさんを質問責めにした。


 とにかくウザイと思われそーなくらい質問責めにしたんだけど、小田さんとマリアさんは、それらに一つ一つ丁寧に、概ね、納得出来る答えを返してくれた。


 でも――ただ一つだけ矛盾点を見つけた。


 それが、お師様の器物損壊罪きぶつそんかいざいを回避する鍵となったの。


 ――で、警察公用車に乗って町まで帰って来たあたしは、町の入り口で一瞬奇妙な感覚に襲われた。


 後部座席でいぶかしげな表情をするあたしへ、隣に座るマリアさんが説明してくれる。


「えーと、めぐるちゃんだったね。めぐるちゃんは、今この町に入るとき違和感を感じたね? その違和感の正体はね。結界なのよ」


 結界?


 「悪い心――と言うか、特定の条件を満たす者はこの『山奥』の町に入れないようにしたんだよ」


 えーと、つまり……。


「『あの』悪質な新興宗教の信者達をこの町に入れないよーにしたんですか?」


 マリアさんは黙って頷いた。


「それって、マリアさんが、張った結界ですよね?」  

「そうだよ――いや、正確には私の姉だけどね」


 マリアさんとは躊躇ちゅうちょなく会話してるけど……。

 

 なんとなくだけど、学校の警備員さんとの電話でお師様が怒ってた理由が理解できたよ……。


 マリアさんは気付いてないけど、時々、田舎を見を下してるよーな発言があるんだよね。


 気にするほどじゃーないかもだけど。ここはド田舎だから色々とバカにされ勝ちなんだよね。


 だから、どーしても気になっちゃう。


 マリアさん本人は、全くそんなつもりはないんだろーけど……ね。

 



 

めぐる「お読み頂きありがとうございます!<(_ _*)> 感謝感激の美少女めぐるですっ! 次話も宜しくお願い致します!」


 お読み頂きありがとうございます<(_ _*)>

 毎週土曜日投稿となっております。


 どうか宜しくお願い致します<(_

_*)>


めぐる「ブクマ、ポイントお願い致しまーす♪ 美少女のお願いだから聞いてねー♪」 

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