めぐるの修行生活?・不穏(二)
めぐる「うっふっふっふっふっ……ブクマ大歓迎! 読者様! 読んでねー! もちろんポイントも入れてねー! 美少女中学生のお願いだからねー♪」
めぐるは元気だねえ。ずーずーしいけど(^_^;)
めぐる「あったり前よ! 可愛い美少女中学生なんだから! それよりっ! 早くこのサイトにTwitter繋ぎなさいよ!」
……ちょっとまって(-ω-;)
めぐる「何やってんのよ! ちゃんと繋いだつもりが繋げてなかったんでしょ!?」
……うん(-ω-;)
めぐる「トロくさいわねー! 美少女なあたしの姿を見て貰えないじゃないの!」
……ごめんなさい(-ω-;)
めぐる「まあ、今日はこれで許してあげるから、来週には繋ぎなさいよ!」
……はい(-_-;)
めぐる「ではではっ! この物語の主役にてTwitterではアイコンの美少女として名高い(?)あたしの勇姿をご覧あれ! つまり読んでねー♪」
……今日は午後5時に投稿されました。宜しくお願い致します<(_ _*)>
あたしと木村のにーちゃん以外が全員、自転車で猛ダッシュ!!
おっ! ワゴン車のドアが開いて、目出し帽を被った信者らしき奴等が数人降りて来たけど、自転車追いかけよーか、こっち来よーか迷ってる。
ん~と、一、二、三、四、五人か、楽勝っ!!
――と、思ったけど。
なんか様子が変だ。
気配が……なんだろな? これ?
あ、こっち向かって来た。
あたしは箒で応戦する。
――どがっ!
と、相手の鳩尾に箒の柄がめり込んだ感触あるのに、全っ然動じないで箒を払いのけ、こっちに歩いて来る。
え!? ノーダメージ?
鳩尾に決まったのに?
……もしや、操られてる!?
でも、奴等に憑いてる。動物霊って小さい(弱い)よ!?
えっと――催眠術かな?
いや、催眠術って一定の条件が揃わないと、発動しないはず……それに、後催眠だったとしても、あんまり複雑な行動とか心理的に抵抗がある行動はさせられな――あ! まさか! 薬かなんか使ってる!?
うーわー! だとしたら最低!!
――とか考えてる場合じゃなかったっ!!
取り敢えずっ!
箒で足元を狙うっ!
――どたっ!
良っし転んだっ!!
と、思ったけど、まるでゾンビのよーに起き上がって来る。
何これ~! いくら痛みを与えてもノーダメージで起き上がってくる奴等相手しなきゃないらないワケ~!?
あ、木村のにーちゃんも苦戦してる!
投げ飛ばしたのに、ノーダメージで起き上がって来る奴等って厄介よねえ……。
でも、有段者が黒帯とか持ってない相手に技掛けちゃって大丈夫なのかな?
(じゃ、なくて姫神様! 警察すぐ近くに来てるって言ったじゃん! もうこれ現行犯で良くない? なんで助けてくれないのよ! 警察っ!)
と、姫神様に文句をゆーけど返事がない。
しかも、なんだか焦ってる?
(姫神様、どーしたの?)
姫神様に問い掛けるけど、全く返事が返って来ない。
と――
『やめんか文彦! 式を打つでない!』
姫神様の焦った声が頭の中に響く。
『警察が依頼した中央のエリート陰陽師が来ておる! 『それ』を打つと器物損壊罪になるぞ!』
え? 姫神様お師様の様子が解るの?
――じゃなくて! お師様何やってるの!?
こんな人の多いところで式を打つなんて!
器物損壊ならともかく、誰かに当たっちゃったら――!
『文彦! やめよと言うておるのに! 妾に逆らうのかえ!』
(姫神様! お師様何打とうとしてるの!?)
『文彦!!!!』
姫神様の怒鳴り声のよーな思念が聞こえたかと思うと――
――バキバキッ!
……あ、お師様の式が……。
信者達のワゴン車を半壊させちゃった……。
あー……あれ、山崩しの法の応用だ……。
世界激変前には、江戸時代以前まで遡らないと式を打っても、すぐにはこんな効果出せる人いないって聞いた……。
――とかって、考えてる場合じゃなくて!
(姫神様! 中央から来たエリート陰陽師って、どこにいるの!? それから警察まだー!?)
信者の奴等はワゴン車が半壊した音で、一瞬驚いたよーに動きをとめたけど、また、こっちに向かって来るし~!
向かって来た信者の一人をもう一度、箒で叩きのめしてやろーとした瞬間――!
白い――梟!?
梟って夜行性よね?
なんで夕方に梟がいるの? 日暮れ近いから動き出したにしても、ちょっと時間帯早くない?
あ、その白い梟があたしの目の前の信者の頭にとまった。
――かと思ったら、目出し帽を被った信者はその場に崩れ落ちた。
気付くと……信者の数だけどこからともなく白い梟が現れて、操られているらしい信者達の頭にとまると、信者達は、ばたばたと崩れ落ち動きをとめて行く。
……これが、中央のエリート陰陽師の力……?
こんな、どっかの国の古い映画みたいな式、作るんだ……。
半人前以下のあたしは、お師様の式だって、物凄いと思うのに……。
「十七時三十七分。傷害の現行犯で逮捕する!」
ん? あれあれ? どこに隠れていたのか、私服の見たことない警官さん三人が、倒れた信者の奴等をどんどん逮捕して行くよ……。
何この展開……。
お師様があたしを助けよーとした意味は?
助けに出て来るんだったら。もっと早くに出て来てよ!
中央のエリート陰陽師と警察―!!
「大丈夫だったかい?」
私服の若い警官さんがあたしに声を掛ける。
「大丈夫だけど遅いですー!! 近くにいたなら、どーしてすぐに助けてくれないんですか!?」
あたしは思いっ切り文句を言った。
「ち、近くにいたことが解るのかい?」
若い私服警官さんはびっくりした様子で言った。
「あ、えと、気配丸解りでした」
本当は姫神様に教えて貰ったんだけど、それは黙っておこう。うん。
「凄いな……ああ、確かに動きからして違うな……武道の有段者かい?」
えーと、警察と言えど、個人情報って軽々しく言っちゃっていーのかな? とか迷ってると……。
「この町にある警察支所の生活安全課に勤める木村の息子です。ご無沙汰してます。小田さん」
木村のにーちゃんが警官さんに挨拶した。
「あ! 木村先輩の! と言うことは君は芳樹くんか?」
木村のにーちゃん、この若い警官さんと知り合いみたい。
「はい、俺が小学生の頃に一度、お会いしてますよね?」
この警官さん小田さんってゆーのか。うちの町のお巡りさんより、ちょっとだけ若いくらいかな?
「大きくなったなあ……ん? じゃあ、つまりこの子も芳樹くんも合気道の有段者かな?」
小田さんはあたしを見て、木村のにーちゃんに視線を戻した。
「そうです。なんですぐに助けてくれなかったんですか? 近くまで来てるのに、物陰から見てたでしょう?」
木村のにーちゃんは気付いてたのか……あたしは姫神様に気を取られて、全然気付いてなかったよ。
「小田! 全員、確保終わったぞ!」
あ、別の私服警官さんが小田さんを呼んでる。
「はい! 今、行きます! あ、それから――あのワゴン車壊した人は芳樹くんの知り合いかな?」
――ぎくっ!!
『文彦……だから言うたじゃろうに……』
あー……姫神様が嘆いてるけど……中々出て来てくれなかった警察にも非はあると思うよ……。
でも、それは通用しないんだろーな。
「『こんな田舎』に、これほど強力な術者がいるとは……」
ん? 女の人の声?
あ、紫色のワンピース着た三十歳前後の、わりと綺麗な女の人が半壊したワゴン車見つめてる。
でーもー……『こんな田舎』で悪かったわね!!
多分、この人ね! 中央から来たエリート陰陽師って!
「ああ……土御門さん。お疲れ様です。無事確保しましたよ。それで、このワゴン車壊した術者が誰なのか解りますか?」
ああっ! 不味い!!
「多分、その女の子に聞けば解りますよ」
どーやら、見逃してくれる気はないよーだ……。
まあ……当たり前か……あーあ。
『……じゃから、妾がやめよと言うたのに……』
めぐる「お読み頂きありがとうございます! 次話も宜しくお願いいたします! 今回、投稿時間が違っちゃったのは別作品と被らない為でした! えーと、土日意外は夕方5時?」
うん、それくらいかな? それとも朝っぱらから出した方がいいかな?
めぐる「夜だったら8時くらいよね?」
うん。コロナ禍で以前より読者様が読んでくれる間帯が分かりにくいからねえ(;´A`)
めぐる「この時代は大変よねえ」
いや、約200年後のめぐるの時代も、それはそれで大変でしょうが?
めぐる「まー、その話は別にいーわ! ともかくっ! ブクマポイント大歓迎なんだからね! お願いね♪」
(自分から話ふっといて投げ出す(^-^;)こんなキャラですが、今後とも宜しくお願いいたします!<(_ _*)>
当分は週一土曜日投稿です(投稿時間は色々試しながらやって行きます)。
つ、Twitterもなるべく早く繋げます(-_-;)
では、お読み頂きありがとうございます。
次話も宜しくお願い致します!<(_ _*)>




