表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日も元気よ!カタカムナ!  作者: ミスマル
97/156

メグの修正 2

「次に佐藤さん、ユダヤと諏訪神社の関係を説明します。たしか仮説では『日本人のルーツはユダヤ人』でしたね」


「その通りだ。是非、修正をお願いするよ」


「目の付け所はとてもいいわ。言葉や祭礼などの共通点が多いからね。でも少し違います。そもそもの時系列の話からします」


「はい、よろしく」

佐藤はメモを取り出した。


「私たちは12,000年前からこの日本にいました。そして当時の縄文時代の人にいろいろな技術を教えた。ここまでいいですか」


「はい、先ほどからとても驚いています」


「次に古いとされるメソポタミアのシュメール文明は何年前でしょうか?」


「たしか約6500年前だよな」

渡辺が佐藤に代わって答えた。


「はい正解!日本で縄文人に教えた後、シュメールも私が教えに行ったのよ。ちなみシュメールは日本の『すめら』から来た言葉なの」


「なんと、シュメールの語源は日本語だったのか?」

中居が驚いた。


「はい。そのシュメール文明から派生したとされているイスラエル文明の始祖アブラハムが出たのは当然そのその後です。何年前でしょうか?」


「たしか3700年前だな」

新谷が答えた。



「はい、正解。さらにその後にイエス・キリストが出てきて、キリスト教が普及されました。これは何年前?」


「約2000年前の話です」

ラスカル・堀が答える。


「はい正解。と言う事は佐藤さんがおっしゃるように日本人の祖先がユダヤ人と言うのは時間的に間違いだと言うこと。縄文人のほうがはるかに先なのよ」


「なるほど。縄文人は12,000年前からいたわけですからユダヤ人の先輩であることは理解しました。しかしユダヤの『失われた10氏族』と言うのはどう理解すればいいんですか」


「そうだ、そのうちの一族が日本に来て文化を伝えたと、私も思っていたのだが」

中居も尋ねた。


「ワイが説明しますわな。3700年前から諏訪神社とイスラエルは瞬間移動装置で繋がってましたんや」


「つまりユダヤ人と日本人の行き来は頻繁にあったというわけか?」


「そんなレベルやおまへん。諏訪神社の瞬間移動装置は大型で、今で言うバスのような物に乗って大人数が一度に移動したんや。これ、なんか感じまへんか?」


「御柱祭・・・たしかたくさんの人が大きい木に乗る祭りよね」

摩耶がつぶやいた。


「せや、摩耶はん。大正解や」


「なんと、御柱祭のルーツは大型の瞬間移動装置だったのか?」

佐藤がまたもや大声をだした。


「そう、みんな歓喜して木に乗りたがるわよね」


「たしかに命がけで木にまたがる光景は見たことがある」

播磨が捕捉した。


「そしてユダヤ人は瞬間移動装置で日本の諏訪に来てから、さらに各地に散らばったの」

メグが続けた。


「せや、日本全国に諏訪神社が10000ヶ所以上あるのは全部ユダヤ人の散らばった先でんねん」


「同じ諏訪神社同士なら、本店と支店のように水晶なしで簡単に行けるようにセットしたんだナ」


「なんと、今まで悩んでたことがバカらしくなってきたよ」

すべての謎が解けていくので佐藤は完全に降参したようだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ