表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日も元気よ!カタカムナ!  作者: ミスマル
91/156

諏訪大社

「すごかったなぁ」

「いやーほんとに一瞬で行けたよな」

「まるで夢を見てみるみたいだ」

摩耶を先頭に、大人数の声が聞こえてきた。

その中には超自然科学研究会のメンバーもいた。


「「いらっしゃい」」


「あ、マイさん。メグちゃんいます?」


「はい、奥の席にいますよ。摩耶ちゃん、昨日の授業わかりやすくてよかったわよ」

マイがお礼を言う。


「マイさん、アミさん。ちゃんとミスマルノタマの装着練習してる?」


「もちろん。暇さえあればカタカムナウタヒを歌ってるわよ」


「まずは信じて、ひたすら鍛錬することなんだナ」


「心配せんでもマイはんは素質あるさかい、すぐにできまっせ」


「秀くん、ありがとうね。ちなみに私はアミよ」


「とにかく2人ともがんばってね」

摩耶と秀と星は、店の奥に進みメグの座ってるテーブルの横に陣取った。


さらにその隣には10名の瞬間移動を終えたばかりの生徒たちが腰をかけてワイワイ騒いでいる。


興奮冷めやらぬ様子だ。


「あ、テレビや新聞に出ている有名人の摩耶さんですね」

佐藤が摩耶に言った。


「はい、マイさんアミさんの叔父さんですよね」


「そうです。やー!新聞よりずっと美人ですね」


「「はい、ウイング・バーガーセット3つお待たせー!って叔父さん、摩耶ちやんを口説いてんの?このロリコンオタクー!」」


「いや、そういう訳じゃあないんだ。なんかメグさんや摩耶さんと凄いメンバーだなと思ってね」


「そうよ。この人たちが今から日本、いや世界を180度変えていくの」

マイが説明する。


「そうなんです。信じられないかも知れませんがこの卯原さんはかつて神戸を中心に世界中に教育してくれた超本人なんです」

中居が捕捉する。


「私も子供のころから考古学が大好きでした。卯原さん、少し質問いいかな?」


「なんでもどうぞ!」

ハンバーガーを頬張りながらメグが答える。


「実は子供の頃遠足でよく行った『諏訪大社』のことだ」


「あ、あの佐藤っていう人。いい質問なんだナ」


「せや。諏訪大社は日本の神社の中では特別やからな」


「日本で1万以上のブランチを持つ、諏訪大社のことね。佐藤さん目の付け所がいいわね。何でも質問どうぞ」

頬にケチャップを付けながらメグが先を促した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ