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最弱は最強を飼っている  作者: 水冴
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久しぶりの学園

あらすじ


渡辺雷切は目を覚ました未来の元に向かい未来の過去や秘密を聞いた。

未来の過去を知ってから一週間が経ち自分は今退院した未来を迎えに行ってる所だ。


「未来ー入るぞー準備は出来てるか?」


「雷切、準備出来てるよ」


「そうか…そう言えばこの前聞き忘れたんだが、未来や死神達が使ってた魔装ってなんだ?」


「魔装?あぁ、あれね、それは学園に行きながら話そうか」


「あれは自分が使ってる魔法を一点に集中させて武器を作るんだよ、武器の形は魔法によって異なるよ大体は。

付与魔法だと斬撃や打撃の武器になり付与の効果が2倍ぐらいにまで跳ね上がる。

詠唱魔法だと耳飾り見たいなアクセサリーになって魔法の威力とか効力を比較的に上げれる。

召喚魔法だと魔獣を武器や鎧に変化できてそれを装備すると変化した魔獣の力を全て使えるようになる。

大体はこんな感じかな。

私の場合は神装かな、私の中にいる二人の神の力を使えるようになって血吸の能力全てを底上げ出来るんだーまあこれは波希の許可が無いとやっちゃいけないけどね。」


「でも、あの時波希は許可出して無かったよな?」


「んー?出してたよ、波希が殺していていいぞって言っていたでしょ?それが合図、魔装は公開されてるけど神装は非公開だから周りに分からないような合図なんだよ」


「その魔装はだれでも出来るのか?」


「基本的にはね色々な条件さえクリア出来れば誰でも出来るよ」


「その条件は厳しいのか?」


「かなりね今の所魔装が出来るのはSランク以上の人だけらしいけどね」


色々未来から魔装の事を聞いていたらいつの間にか学園に着いていた。


「もう学園かとりあえず波希の所に行くか」


「そうだね、今日から復帰する事とか報告したいからね」


自分は未来と一緒に波希がいる学園長室に向かった。


「波希ー入るぞー」


「なんか用か渡辺、おっ未来今日から復帰するのか?」


「はい、この前はありがとうございました、未来星七今日から学園に復帰します」


「気にするな、ああなった未来を止めるのは私と未来の親達との約束だからな、とりあえず今日の授業は午前中だけだ、まだこの間の事で軍が調べ物をしていてな、一回軍は引いたんだがまた今日から始まるんだ、だからあまり魔法を使った授業が出来ないんだ、だからしばらくは午前中のみの授業だ」


「わかった、とりあえず教室行くか未来、授業も始まるしな」


「そうだ、雷切授業終わったら買い物に付き合ってくれない?」


「いいけど何買うんだ?」


「それは行ってからのお楽しみ、ほら授業行こう始まっちゃうよ」


未来に手を引っ張られて自分は教室に向かった。


教室に着くと未来は転入初日みたいに何も話さずに自分の席に着いた。


自分も机に向かうと机の周りに岸根と潮島がいた。


「おはよう渡辺」


「おはよう渡辺君」


「何でお前ら二人がこのクラスにいるんだよ」


「あれ聞いてないのか?」


「なんだ?午前授業なのは聞いたぞ?」


「いえ、この間の事件の事で教職員のほとんどがそっちの作業をしてるらしいんだよ、それで全クラスを担当出来る職員が居ないからしばらくは混合クラスでやるみたいだよ」


「マジか、まぁ仕方ないかここの教員のほとんどは軍人だからな、ところでお前らの席はどこだ?」


「俺は渡辺の右斜め後ろだ」


「私は渡辺の後ろだよ」


「もっと離れた所に行けよ、いいやしばらくは宜しくな」


「おう」


「うん」


話し終わるとちょうど先生が来て授業が始まった。


朝から国語の音読という睡魔を誘う様な授業を受けなんとか寝ずに午前中だけの授業を終えた。


「あーやっと終わった」


そう言いながら背伸びすると隣の席の未来から「先に帰る」と書いた紙を渡されると未来は走って先に寮に帰った。


「ねぇ渡辺君今走って行ったのが転入生?」


後ろにいた潮島が聞いてきた。


「そうだ、名前は未来星七魔法ランクはわからん」


「ふぅーん、ねぇこの後渡辺君の部屋に行っていい?」


「ごめんな今日は無理だこの後出かけるんだ」


「なら、そのお出かけに付き合って良い?」


「駄目、波希関連のやつだから」

こういうのは適当な理由を付けるのが得策だ。


「そう、ならまた今度にするよ」


「そうしてくれ、それじゃあ自分は帰るからじゃあな な」


「バイバイまた明日」


潮島と別れると真っ直ぐ自分の寮の部屋に向かった。

部屋に入ると未来から書き置きで「駅前のショッピングモールで待ち合わせね」と書いてあった。


自分は直ぐに着替えて待ち合わせの場所に向かった。

待ち合わせの場所にはかなりの人混みだったが未来を見つけるのは簡単だった。


「見つけた、よぉ未来」

と言い未来の肩を叩くとビックリしたのか肩がビクッとなった。


「びっくりした、もう来たの?早いね、てか良くこの人混みから私を見つけたね」


「まあな、髪の色で直ぐ未来って分かったよ」


「そっか普通に見たらかなり変だよね」


「別に良いんじゃないか、黒をベースにした服に白い髪で綺麗だしそれに可愛いぞ?」


「あっ…ありがとう」


うんあれだ照れて顔真っ赤になった未来が可愛いすぎてやばいわ。


「とりあえず腹減ったからなんか食べようぜ」


「仕方ないなー買い物前にレストランにいこうか」


「そういや、今日は何を買いに来たんだ?」


「話して無かったけ?服とか日常品を揃えに来たんだよ、雷切も欲しいの合ったら言ってい良いよ買うから」


「いやいいよ申し訳ないし」


「良いのこの間迷惑掛けちゃったしお詫びがしたいの」


「そこまで言うならお願いしようかな、でもこっちも少しは払わせて貰うからな、流石に女子に奢らせる訳には行かないからな」


「むーわかった」


「よし、んじゃ行くか」


「うん、色々見て回ろ」


そう言ってレストランを後にし未来と一緒に3時間ぐらいショッピングモールの中を回った。


「かなり買ったな未来二人でこれを持つのはかなりきついぞ」


「大丈夫、一様私も転移魔法使えるから波希と違って荷物しか転移出来ないけどね」


「そういや未来の固有魔法ってなんだ?」


「それは時が来たら話すよ」


「そうか」


「とりあえず帰ろ雷切、私達の寮に」


「そうだな帰るか」

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