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最弱は最強を飼っている  作者: 水冴
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狂う最強

あらすじ


穀田が禁忌魔法を使いSSランク魔獣リヴァイアサンを召喚し競技場内はパニック波希は生徒全員に逃げるように指示をだす、その中で未来はステージ上で狂い始めていた。

 「さぁ…狂いましょう、踊りましょう私たちの舞台はまだ始まったばかりなのよ」


「あなたは悲鳴を聞かせてくれるの?」


「あなたの血はどんな味や色がするの?」


「あなたは……どのような死に方を見せてくれるの?」


別人のように狂った未来はSSランク魔獣リヴァイアサンを圧倒する強さだった。


「あはははは、あなたはそのような声で鳴くのね、血の色は人間と同じ赤なのね!」


「…いいわぁ…いいわよ…もっと鳴きなさい、血を流しなさい、簡単には死なせないわ…もっと…もっと!

私と血吸を楽しませて頂戴!」


未来が蹂躙した後のステージは見るだけで吐き気がするようなひどいありさまだった。

そのステージも真ん中で返り血を浴びながら笑っていた。


「波希、今すぐ未来のところに転移してくれ」

そう聞くと波希はなぜと返してきた。


「なぜって、未来に色々聞きたいことがあるからに決まってんだろ!いいから早く転移しろ!」


「まて渡辺、そう慌てるなそれに、まだ未来の暴走は終わってない、今転移しても殺されるだけだ、今の未来には見えるものすべてが敵にしか見えてない」


「んじゃどうすんだよ!あのまま未来をほっとけと言うのか」


「だから、落ち着けと言っている、もう手は打っている今の未来に敵う者はいないだろう、だけどそれは一人の場合だ、私が隊長をし未来も入っているミーティア最強の軍隊、死神が対処をする」


「対処って未来を殺すのか?」


「違う、気絶させるか麻酔銃で眠らせるんだ、だがそれをするには未来を瀕死にまで追い詰めなければいけない、それが唯一の難点だ」

波希がそういうと同時に特殊部隊死神の8人が未来の前に現れた。


「あっちゃー、これまた派手にやったなーおい未来お前自覚はあるのか?無い場合こっちも死ぬ気でやらないといけないのでね、で…どっちだ!あるのか!ないのか!」


「…ねぇ血吸また私たちに殺されたいのが来たわ…今度は人間よ…今からどんな悲鳴うたを聞かせてくれるのか……楽しみすぎて…ゾクゾクしてきちゃったぁ…」


「ちぃ全員戦闘準備!仲間だからって手を抜いたり油断するなよ、隙を見せた瞬間死ぬぞ」


「さぁ…あなたたちの悲鳴うたを私に聞かせて、そして、その血を血吸に捧げなさい!」


一斉に死神は魔法を唱え未来に向けて放った。


未来は避ける素振りも見せず魔法の中に突っ込み、手に持つ刀で全ての魔法を切った。


「クソ、やっぱりこれだけじゃ効かないか波希、あの魔装を使っても良いか」


「許可するなるべく早く未来を制圧しろ」


「了解、お前ら魔装の許可が下りた、速攻で片付けるぞ」合図と共に死神全員が魔装とやらを装備?した。


「未来、悪いけど本気の魔装で行かせて貰うからな」


「我は死神、我が魔法は全てを殺し全てを生かす我々は光の中で生きる死神である来たれ数多の命を狩る武具よ、魔装死神のデスサイズ!」


「行くぞ未来覚悟は良いな」


次の瞬間、未来の右腕が吹き飛んだ。

死神のデスサイズを装備した死神に未来は防戦一方だった。


「どうした未来、右腕無しじゃ俺達死神8人を相手するのは厳しいか」


「右腕がどうしたの?こんなのくっつければ治るじゃない」


未来はそういうと切断された右腕を切断された場所にくっ付けた、すると切断された所が一瞬にして治った。


「さぁ…まだよ、まだこれからよ…もっと私達を楽しませて!」


「いいや、そこまでだ未来お前は少し眠れ」


波希は未来の一瞬の隙をついて喉元に手だけを転移させ麻酔を打ち未来を眠らせた。



「渡辺、未来を回収しに行くぞ」


「まて波希、落ち着いてからで良い、死神の事そして今の戦いで未来がしたこと全て教えろ」


「包み隠さず全て教えろ」


「ふぅ…死神の事は教えてやる、ただし未来の事は少しだけだ、全てを知りたいなら未来が起きてからその口で聞いてみろ、それで良いな」


「あぁ、それで良い」




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