第1話『転移』
今度はそれなりに設定考えました。
俺は母と父に虐待されている。
しかし2人揃って頭が良いので虐待はバレない。
そのせいで多分俺の性根は暗くなったんだと思う。
学校でもいじめっ子に目を付けられ嫌がらせを受けている。
同じクラスの友達だけが癒しだ。
「獅童くーん、筆箱投げていいー?」
全く…高校1年にもなってまだそんな事をしているのか。
それが許されるのは中学生までだぞ。
「やめろよ禿毛野!」
今怒鳴ったのは俺の友達の狩北。
「誰がハゲだゴラァ!」
禿毛野はブチギレた。
「やめとけやめとけ〜」
先生が止めに入るが2人の喧嘩は収まりはしない。
「喧嘩はやめろ2人共」
その途端、2人は喧嘩をやめた、正に鶴の一声。
2人を一瞬で収ませたこいつの名前は天鳳院 星覇。
「霊円寺、君がこの喧嘩の原因だ、悪いのは君だ反省しろ」
…俺はこいつに何故か嫌われている。
そして俺が学校であまり立場が良くないのもこいつが原因だ。
「霊円寺、お前天鳳院が言う通り反省しとけよ」
「キモいんだよ、陰気臭いし」
「悪いのはあいつだよねー」
天鳳院はカリスマが凄い。
その上イケメンでモテまくり。
長髪も似合っており、運動神経も抜群で身長は190。
全く世の中不平等だな…。
「全く、朝から喧嘩はやめてくれよ…。
よし授業を始めるぞー…帝山はいないのか?」
ガラガラッ。
「今日は真面目に来てやったぜ栗末先生?」
ドアの前に立っている制服に返り血が少し付いている男。
そいつの名前は、帝山 刃。
オールバックでピアスも付けて喧嘩が強くバリバリの不良だ。
そしてこいつもイケメン。身長も185以上はあるだろう。
「獅童!テメー何こっち見てんだぁ?」
必死に目を逸らす。
俺は何故かこいつにも嫌われている。
俺はクラスのマドンナに好かれているとか女の子を何人も侍らせているとかそんな事はしていない。
何でこいつらにこんなに絡まれるんだ…。
…なんかムカついてきた。
と言っても喧嘩しても勝ち目はない。
普通に黙っとこう。
「帝山…お前早く席につけ」
「あいよ」
帝山が席についた。
その途端、教室の床が光った。
「なんだ!?」
「何が起こったんだ!?」
「ハハァァーン」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
その2秒後、その教室には誰もいなかった。
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