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しるし2(詩集)

交響曲 第9999番「ARASHI」

作者: さゆみ


ARASHI!!何を求めているのか

ARASHI!!何に飢えているのか

ARASHI!!いつも探しているのだ


嗚呼 世を掻き回し引きちぎり

脅威を振りかざし破壊する

悲しみと怒りと憎しみの杖を持ち

嗚呼 痛いほどむなしさを叩き

絶望の息と闇黒の声を撒き

渦巻く目で世を睨みつける

脆くも崩れさる果てある世を眺め

多くの幸を奪い取り握りしめ

安堵の顔を浮かべ浄化してゆく

灼熱の尾鰭残して


ARASHI!!何を求めているのか

ARASHI!!何に飢えているのか

ARASHI!!いつも探しているのだ


人類はいつの時代も変わることなく

大星雲の彼方へ藻屑となり消えるまで

戦いをやめることは出来ない

しかし人類は自然の一部であるものの

その中で秩序を守り維持することを知り

無駄な血や涙を流すことをせず

生きる術を心得ているはずだ

痛いほど先人にそれを学んでいる

戦いをやめることは出来ない

ならば戦いの質を高めるのか

刃の矛先をどこへ向けるのか


ARASHI!!何を求めているのか

ARASHI!!何に飢えているのか

ARASHI!!静寂が正しいわけじゃない


戦いをやめることは出来ない

ならば戦いの質を高めるのか

刃の矛先をどこへ向けるのか!

刃の矛先をどこへ向けるのか!





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