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プロローグ


挿絵(By みてみん)


プロローグ





夢を見た

暗くて、変な匂いがして、気分が悪くなるような…



…あれ? それは現実だっけ





「一体全体どういう事なんだー!!!」


気が付いたら私は走っていた

暗い路地裏をただただひたすら


後ろには二つの大きな影がある


ズンズンと音を立ててこっちに向かって走ってる


ああもう駄目だ。大体私は体力がない

でもこのまま捕まるのはごめんだ。大体なんでこうなったのだろう


細く薄暗い一本道の路地裏に、一つ分かれ道が見えた

そこを曲がって入ろうとしたら


「ぐぎっ!」


巻いていたマフラーが、何かに引っかかって動けなくなってしまった

それに首が絞まって苦しい


「うっぐっ、…クソッ」


後ろがさっきの黒い影が追ってきている

眼らしきものがギラギラ光って不気味だ


どんどん影が大きくなってきている…

本当にもう駄目かもしれない

覚悟を決め、目をぎゅっとつぶった


その時


「こっちですよ」


変な声が聞こえて

いきなり袖を引っ張られ、暗い道の奥へと連れ去られた




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