表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
②愛は、姉弟の境界を超えて ~家族の仮面を被った男の深すぎる悪意~  作者: MCdragon


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/6

第二章:匿名での脅迫と、知性の誤算

引っ越しから数週間後。

修が出張で不在の夜、マンションのポストに、匿名の封筒が投函されていた。

中には、一枚のUSBメモリと、簡潔なメッセージ。

USBメモリには、修と瑠美が以前のアパートの寝室で愛し合う様子の、鮮明な動画が収められていた。

その盗撮の巧妙なアングルから、犯人が彼らの生活を長期にわたり監視し、隠しカメラを設置していたことが明らかだった。

瑠美は、すぐに状況を理解した。

これは、二人の秘密を人質にした脅迫だ。

メッセージには、こう書かれていた。


『アキヤマ部長の秘密、美しい血縁の愛。この動画を、小春ちゃんの幼稚園、部長の会社に公開されたくなければ、指示を待て。君の「知性」が、最善の選択をすることを願う。匿名より』


瑠美は、修に相談することをためらった。

修の仕事に影響を与えたくない、という思いからだ。


(犯人は、修の出世を妬む社内の人間か、アパートの管理関係者か?康夫さんになら相談できる?)


瑠美は、ここで致命的な誤算を犯していたのだ。

彼女は、脅迫者と救済者(康夫)を完全に分離して認識したのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ