とある事例の記録。
・事例1・
~シュリーの窓拭き掃除をお手伝い~
(シュリーとリヴェリアは一つの窓(?)の前に立っていた)
『り、リヴェ…リヴェリア様…あの…これは…なんでしょうか…』
(シュリーの顔は真っ青だ!)
『窓ですね。』
(リヴェリアはものすごく達成感に満ち溢れた顔をしている!)
『ま、窓ですか…窓って、あの透明なガラスの板が張ってあって、そこから空を眺められる、あの、窓ですよね…?』
『はい。その窓ですね。』
(リヴェリアは得意げだ!褒めて欲しそうにこちらを見ている!)
『なるほど…』
(シュリーは呆然としている!)
ひび割れたガラス、ところどころに散った血液、薄黒い水がポタポタと滴り落ちている。ガラスの表面には、顔面を貼り付けたような跡や、手形がびっしりと映されている。掃除をしたはずなのに、蜘蛛の巣までできた、あらゆる不気味を携えたような窓。
後にシュリーは語った。
地獄を見た、と__。
なお、修理費用は、もちろんアデル持ちである。
・おわり・
・事例2・
~メイド達と一緒に洗濯を手伝う~
リリー:『今日は、リヴェリアお嬢様がいるから百人力ですね!』
メリー:『そうだね~!リヴェリアお嬢様が手伝ってくれるなんて嬉しいなぁ~!』
マリー:『…で。その肝心のお嬢様をさっきから見ていないのだけれど?』
リリー・メリー:『エッ…』
(3人の血の気が引いた!)
『ウゥ…むむー!』
(どこからか、呻き声が聞こえた!3人は辺りを見回す!リリーが何か見つけたようだ!)
リリー:『あ!あそこ!シーツがのたうち回っています!!』
メリー:『リヴェリアお嬢様~!ご無事ですか~!』
(メリー、走る!乳がボインボインしている!)
(マリーが、ボインを凝視した!!)
(マリーが持ち前の身軽さで、1番にシーツに辿り着いた!中を開く!)
マリー:『はぅん♡///』
(シーツの中身に、マリーは倒れた!)
リリー:『どうしたの?!…はっ!』
(シーツの中に包まったリヴェリア!快晴の空と、生き生きとした緑の芝生も相まって、まるで天使のような輝いている!シーツが絡まって解けず、半泣きになっているところも可愛い!)
後に、マリーは語った…
天国を見た、と__。
・おわり・
(こんなことを一度の洗濯で4度もやるものだから、業務が滞ること限りない。)
~そんなこんなで、良い意味でも悪い意味でも(?)リヴェリアが、邸宅業務に支障をきたすため、アデルによって、‘リヴェリアがお手伝いできるようになるのは大人になってから令‘が邸宅内に施行された(本人には極秘)~




