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神界を追放された私(元・癒しの神)ですが、どうやら幸せになったようです。  作者: 焼きそばこっこ


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11/18

とある事例の記録。

・事例1・

 ~シュリーの窓拭き掃除をお手伝い~

 (シュリーとリヴェリアは一つの窓(?)の前に立っていた)

 

 『り、リヴェ…リヴェリア様…あの…これは…なんでしょうか…』


 (シュリーの顔は真っ青だ!)


 『窓ですね。』


 (リヴェリアはものすごく達成感に満ち溢れた顔をしている!)


 『ま、窓ですか…窓って、あの透明なガラスの板が張ってあって、そこから空を眺められる、あの、窓ですよね…?』


 『はい。その窓ですね。』


 (リヴェリアは得意げだ!褒めて欲しそうにこちらを見ている!)


 『なるほど…』


 (シュリーは呆然としている!)


ひび割れたガラス、ところどころに散った血液、薄黒い水がポタポタと滴り落ちている。ガラスの表面には、顔面を貼り付けたような跡や、手形がびっしりと映されている。掃除をしたはずなのに、蜘蛛の巣までできた、あらゆる不気味を携えたような窓。


 後にシュリーは語った。


 地獄を見た、と__。


 なお、修理費用は、もちろんアデル持ちである。


 ・おわり・





 ・事例2・

 ~メイド達と一緒に洗濯を手伝う~

 リリー:『今日は、リヴェリアお嬢様がいるから百人力ですね!』

 メリー:『そうだね~!リヴェリアお嬢様が手伝ってくれるなんて嬉しいなぁ~!』

 マリー:『…で。その肝心のお嬢様をさっきから見ていないのだけれど?』

リリー・メリー:『エッ…』

 (3人の血の気が引いた!)


 『ウゥ…むむー!』

 (どこからか、呻き声が聞こえた!3人は辺りを見回す!リリーが何か見つけたようだ!)

 リリー:『あ!あそこ!シーツがのたうち回っています!!』

 メリー:『リヴェリアお嬢様~!ご無事ですか~!』

 (メリー、走る!乳がボインボインしている!)

 (マリーが、ボインを凝視した!!)


 (マリーが持ち前の身軽さで、1番にシーツに辿り着いた!中を開く!)

 マリー:『はぅん♡///』

(シーツの中身に、マリーは倒れた!)

 リリー:『どうしたの?!…はっ!』

 (シーツの中に包まったリヴェリア!快晴の空と、生き生きとした緑の芝生も相まって、まるで天使のような輝いている!シーツが絡まって解けず、半泣きになっているところも可愛い!)


後に、マリーは語った…


 天国を見た、と__。


 ・おわり・

 (こんなことを一度の洗濯で4度もやるものだから、業務が滞ること限りない。)


 ~そんなこんなで、良い意味でも悪い意味でも(?)リヴェリアが、邸宅業務に支障をきたすため、アデルによって、‘リヴェリアがお手伝いできるようになるのは大人になってから令‘が邸宅内に施行された(本人には極秘)~

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