表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/31

不調?

 ――それから、二週間後。



「…………あっ」

「良いのよ、フランくん。人間なのだし、失敗する時もあるわ」

「……すみません、ロラ先生」



 二限目、中級魔法の授業にて。

 そっと肩に手を置き優しく告げるロラ先生に、俯いたまま力なく謝る男子生徒、フランくん。クラスでも指折りの優秀な生徒だ。


 もちろん、優秀な人でも失敗することはある。ロラ先生の言うように、人間なのだし失敗することはある。だから、これだけならさほど驚くことでもないし、フランくん自身それほど落ち込むことでもないと思う。


 ……だけど、このような光景は今日だけでなく。ここ二週間ほど、似たような――優秀なフランくんが魔法の発動に失敗するという、それまではほとんどなかった光景を度々目にすることが増えていて。



 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ