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今後の参考に?

「……へえ、ロイはああいうのが好みだったのですね。しかと海馬に刻み込んで、今後の参考にすることと致します」

「……いや、あの……」


 すると、なおも……いや、いっそう冷えた声音でそう口にするリリアさん。……うん、参考ってなんの?


 ……あと、ついでに言うと……確かに、僕はロラ先生をじっと見ていたかもしれないけど、それは好みだとかそういうことではなく――


 すると、ふと教室しつ内を歩き回るロラ先生。見ると、生徒一人一人に近づいて……えっと、授業の理解度を確認するため、とかかな? 


 ともあれ、暫くして僕のもとへと近づいてくるロラ先生。……しまった、正直あまり解ってな――



「…………っ!?」

「…………へっ?」


 すると、僕を見るなり大きく目を見開くロラ先生。そして、どうしてかそそくさと他の生徒のもとへ……えっと、どうしたんだろ――



「……ふふっ、何だか避けられていますねロイ。ご愁傷さまです」


 すると、つい先ほどまでとは一転、どうしてか嬉しそうな声音こわねでそう口にするリリアさん。……うん、どうしたんだろうね。


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