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注目の的?

「――やあやあロイくん、今日も注目の的だったねえ。いや〜ほんとに羨ましい限りだよ」

「……あはは、それなら代わってあげられると良いんだけどね、ジャンくん」

「いや〜それは難しいねえ。だって、あ〜んな簡単な魔法がちっとも出来ないなんて、僕みたいな才能豊かな人間には逆に難易度が高すぎるからねえ。だから、あれは君だけの才能だよ。これ〜ぽっちの魔力もない、唯一無二の君だけの才能だよ。いや〜ほんとに羨ましいね〜」



 三限目――初級魔法の授業終了後。

 廊下にて、何とも愉しそうな笑顔でそう話すのは鮮やかな金髪の男の子。彼はジャンくん――同じ二年A組のクラスメイトで、学年でも指折りの優秀な男子生徒だ。そんな優秀な彼であるからして、僕のような落ちこぼれなど眼中にないのが自然だと思うのだけど……どうしてか、このように度々こうして僕に話し掛け……いや、まあ理由はおおかた察してるんだけどね。

 

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