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魔法学校の落ちこぼれ

「――ねえ、ロイくん。あんまり、こういうことは言いたくないんだけど……流石に、このくらいはそろそろ出来てくれないと困るよ?」

「……はい、すみませんミシェル先生」



 ソルエ魔法学校、その二年A組の教室にて。

 そう、呆れたように告げるのは丸眼鏡の似合う端正な男性。彼はミシェル先生――僕ら二年A組の担任の先生で、初級魔法の授業を担当している。したがって、今教わっているのもまさしく初級――それも、その中でも初歩的な魔法なのだけど……それさえも、僕は一向に出来る気配がなくて。



 ……まあ、それも当然。どれほど簡単――それこそ、誇張なしに誰でも出来るような料理のレシピがあったとしても、食材がなければ作れない。それと同じで、どれほど簡単な魔法でもその材料――即ち、魔力という材料がまるでなければ魔法など出来るはずもないわけで。




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