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第3章

「さっきの男、一体なんだって?」

 上の事務所から階段を下りてくる途中、和久は踊り場のところで暫く立ち止まり、わたしと謎の男とのやりとりを黙ってじっと眺めていた。わたしは黛と名のるアマチュア画家に対して、再三「モデルなんかするような容姿じゃありませんし」と言って断ったのだが、彼は返事は今すぐじゃなくて構わないと言い、もし気持ちが固まったらここへ連絡してくださいと言うが早いか、名前と電話番号の書かれたメモ用紙を一枚、置いていったのだった。

「んー、なんか絵のモデルをね、してほしいんだって」

 すると案の定、和久はブッと吹きだしている。

「由架理が絵のモデル!?あの男、視力0.01切ってるんじゃねえのか。こういう顔の女をねえ……ふーん。たで食う虫も好きずきとは言うけど、世の中には変わった趣味の男もいるもんだ」

「何よ。べつにいいじゃない。それよりあんたがレジやるんだったら、あたし返本の伝票書いてダンボールを結束しちゃいたいんだけど」

「どうぞどうぞ。今日天沼さん風邪で休みなんだってな。親父とふたりでさぞ忙しかったろ。適当に休憩しながらやるといいよ。俺もなんかわかんないことあったら聞きにいくからさ」

<またたび堂>は中堅クラスの書店である。近年書店経営はますます苦しくなるばかり、と言われるとおり、当然我が本屋も例外ではない。実際のところ、店主である友彦さんの経営手腕がなかったら、今ごろかなり危ない橋を渡っていたに違いない。わたし自身は文庫の発注を担当しているのだけれど、それだって文芸書を管理している友彦さんの助言を仰いでから発注するのだったし、その他児童書と童話にやたら詳しい山波さんや、実用書のエキスパートである天沼さん、さらにこれに加えて漫画とゲームオタクの和久がまたたび堂を支える主要メンバーだった。他にはパート社員やアルバイトが数名いるのみだったけど、友彦さん自身に人を見る目があるのかどうか、一緒に働いていて不愉快な感じのする人間はひとりもいないといってよい。

 書店の二階は友彦さんの趣味の古書を集めた部屋と事務所が一緒になっていて、彼は朝、新刊の本や雑誌などを陳列し終えると、すぐにそちらで経営分析に入る……というとなんだかいかにも聞こえがいいが、ようするに本を読みまくったりインターネットで色々な情報を検索しまくったりしているわけで、一見してたださぼっているようにしか見えなかったりもする。でもやはりそこはそれ、事務所に上がってきた社員やアルバイト学生(和久を含む)を相手に軽くコミュニケーションをとったり、また不測の事態が起きた場合にはすぐ下へおりてきてくれたりと、やはり最後はさすが店長という感じで頼りになる人である。

 北海道には一応、梅雨はないとされているけれど、それでもなんだかむしむしじめじめして湿度の高かったその六月下旬の午後、わたしは退社前に友彦さんと事務所で、いつものように軽く世間話のようなものをしていた。そしてわたしはふと、昼間やってきた全身黒ずくめの病弱そうな男のことを思いだし、友彦さんの反応を窺ってみようと考えた――たぶん、心のどこかで「そんなどこの馬の骨かもわからんような男のモデルになったら、何をされるかわからんじゃないか!」と、そう怒鳴ってほしかったのかもしれない。何しろ彼は滅多なことでは声を荒げたりするような人ではなかったから。

 しかし、わたしの予想に反して友彦さんは、

「絵のモデル?いいねえ。全身黒ずくめで病弱そうっていうと、いつもよく画集なんかを買っていく人だろ。セザンヌにドガ、ロートレックやシャガール、シーレにクノップフ、モディリアーニ……僕はあれをねえ、いつどんな人が買っていくだろうと思ってわくわくして待ってたんだが、彼みたいな人が買っていってくれて、本のほうでもさぞ幸せだろうと思うよ。なに?今日はミュシャの画集を?なんだかいかにも彼らしいなあ。まあその黛さんという人がどんな人かはわからないけどね、たぶん画学生か何かじゃないのかい?これは僕の直感だが、きっともって彼はとてもいい絵を描くに違いないよ」

「……じゃあわたし、思いきって脱いでみようかな」

 ほとんど投げやりな感じで、わたしは暗く呟いた。

「ハハハ。いやまさか、彼も急にヌードを描いたりはしないだろう。まあ実際、なんていうのかな、こう……お互いの呼吸があった時に由架理ちゃんのほうでそういう気持ちになったとしたら、それはそれでいいんじゃないかな。彼はなかなかの好青年でもあるし」

(どこが!)とわたしが心の中で叫んだ瞬間、背後に人の気配がした。和久だった。

「何はんかくさいこと言ってんだよ、親父。あいつ、絶対ちょっと雰囲気あやしいっていうか、ちょっとまともじゃないって。大体いっつも必ず黒ずくめの服着てるとこからして普通じゃねえよ。電話なんかしてモデルになんかなってみろ。速攻犯されちまうぞ」

 いや、流石にそれはないと思うけど……とわたしは言いかけたが、いつになく和久が真剣な顔をしていたので、そのまま押し黙った。

「由架理、送っていってやっから、ちょっと待ってろ。あとこれ、コミックスの発注書。最終チェックと打ちこみよろしく」

 時計を見ると七時だった。和久はもう一度下へおりて戻ってくると、わたしの腕を半ば強引に引っ張って店から連れだし、自分のバイクの後ろに乗せた。わたしには理解不能だったけど、彼の言う男の美学とかいう奴で、自分の愛車には絶対人を乗せないことにしているのだそうだ。だからわたしはその日、初めて和久のバイクの後ろに乗った。そして彼は中島公園そばの安アパートの前でわたしのことを降ろすと、最後にもう一度「絶対あんな変な奴に電話なんかするんじゃねえぞ」と念を押してから、排気音とともに薄闇の中へと去っていった。


 これがもし少女漫画か何かだったとしたら――先の展開は読めている。和久はこれを機にわたしへの愛に目覚め、ふたりは従兄同士で結婚……なんてことになっちゃったりするのかもしれない。でもこれはあくまでも現実だ。和久の怒りはただ単に、女友達に対するのと同じようなものなのだ。たとえばわたしだって――綾香がもし、同じように突然男に声をかけられてモデルをやってみようかな、なんて言ったら、絶対に怒って止めただろう。それと同じことなのだ。

 わたしはワンルームの、十畳しかない狭い部屋で、冷蔵庫の残り物をかき集めて料理しながら、友彦さんのことを思った。彼が芸術を愛する人であることは、自宅にある美術書のコレクションなどを見て、よくわかってはいるつもりだった――それと彼が一般の良識に当てはめて人のことを判断したりしない人だということも。でもだからって、自分の姪にあっさり「ヌード?いいねえ」なんてことを言ってしまえるものだろうか。嫉妬なんかしてくれなくてもいいから、せめて叔父として常識的に「ヌード?そんなの絶対イカン!」と止めてほしかった。そしたらわたしも――黛理一郎なんていう、インチキ病弱神父に、自分の裸の絵なんか絶対描かせたりしなかっただろうに。


 わたしは和久がしつこく止めたにも関わらず、黛理一郎と名のる男の携帯に電話をし、モデルになっても構わない旨を伝えると、自分の休日である木曜日に、札幌郊外にあるカトリックの修道院まで出掛けていった。

 バスに乗って終点でおりると、そのあとのどかな田園地帯を、ポプラ並木に沿って青空の下、のんびり歩いていった。終点――聖アントニウス修道院とバス亭に書かれているだけあって、場所はすぐにわかった。近辺にはどこかの農家の壊れかけたサイロや、牧草を食む十数頭の牛のいる風景が広がる以外、見事なまでに何もない。そんな中で遠くに白い壁の、屋根のてっぺんに鐘のついた尖塔を見つけて、すぐにあそこが『聖アントニウス修道院』なのだろうと見当がついたというわけだ。

 それでも、目的地に辿りつくまで、結構歩いたと思う。十分くらいだろうか。そしてようやく修道院の門が見えたというところで――茶色い小径を飾るポプラの樹の下に、黛理一郎が立っているのを発見した。

「こっちだよ」

 彼は誰か人に見られるのを怖れているかの様子で、すぐにわたしを手引きして、林の中へと分け入っていった。その日の札幌の気温はたぶん、二十四度くらいあったんじゃないかと思うのだけど――手を掴まれた時、あんまり彼の手が冷たかったので、わたしは一瞬びくりと全身が震えるのを感じた。

「冷え性なんだ」

 黛さんはそう言って笑いながら、手を擦りあわせていたけれど、わたしはその時ようやくほっとして、隣で彼の笑い顔を眺めた。人畜無害の好青年――それがその時、わたしが彼に対して抱いた印象だった。

 足元の笹薮をかき分けるようにして歩いていくと、やがて近くに小川の流れるさらさらという音が聞こえて来、その先に水車小屋があるのが見えてきた。といっても、今は使用されている気配などまるでなく、外見は廃屋も同然だったが、わたしは自分が幼い頃に感じた懐かしい冒険心のようなものを思いだして――にわかに魂が活気づき、心が童心に返っていくのを感じた。

「わあ!なんだかとても素敵なおうちね。わたし、こういうの大好き!」

 どうしてなのかはわからなかったけど、わたしはその後ずっと、まだほとんど何も知らない男を相手に、べらべらと色々なことを喋りまくっていたと思う。うまく説明できなかったけれど、彼には人にそうさせる何かがあった。あるいは都心を離れた自然の空気や匂いといったものがわたしの心の中の何かを解放させ――そうさせたのかもしれない。

「水車のほうは壊れてしまっているけどね」

 そう言って彼はわたしを板張りの室内へ通し、暖炉のある部屋とその奥にあるアトリエのような場所へと、わたしのことを案内した。

「ここまで整えるには苦労した」と彼が言うとおり、見た目のボロ屋とは違い、内装のほうはかなりきちんとしていて、油絵の具の匂いに混じって、ペンキのシンナーの匂いがあたりにはまだ微かに漂っていた。全体に埃っぽくて湿っぽい感じのする部屋ではあったけれど、そこに並ぶいくつものキャンバスに描かれた息を飲むような絵の数々が、すぐにすべてをわたしに忘れさせた。

 ――ユディットの首狩物語を題材にしたものや、ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』を思わせる地獄絵図、聖母マリアの受胎告知、聖アントニウスの幻視など……何枚かの絵をのぞくと、総じてどこかグロテスクなものが多く、わたしはそこに描かれた絵からひとつの歪んだメッセージを受けとったような気がしていた。それは死への恐怖、生への気の狂いそうなまでの執着、決して満たされない貪欲なまでの願望……そうした描き手の心の内側が垣間見えるような気がして、思わずわたしはぞっとした。

(こんな絵が描ける人は、人間じゃない)

 そう思って振り返ったけれど、黛理一郎は極めて涼しい顔のまま、イーゼルにキャンバスをのせ、慣れた仕種でパレットの上に絵の具をチューブから押しだしていた。

「僕は小さな頃、ここの修道院の前に捨てられていたんだ」

 彼はああしろとかこうしろと言うでもなく、眼差しでわたしに命令しながら、絵筆に絵の具を掬いとり、すでに創作を開始している。だからわたしはただ、彼の目が命じるとおりに動くだけでよかった。

(椅子に座って――そう。あとは楽にしていていい)

「十二月二十四日、ちょうどクリスマスイブの、寒い雪の日のことだったそうだ。ブラザーたちの話によると、年に何度か、そうした何か勘違いした子捨てがあるのだそうだよ。おそらく捨てた親自身がクリスチャンだったとも思えないが、聖母マリアさまの慈悲深いイメージとでもいうのか、神さまの御加護がありますようにとの思いからなのかはわからないけど、修道院の門の前に捨てていくわけだ。僕はそのあと、高校を卒業してから東京にあるカトリックの神学校で学び、神父として再びこの地に戻ってきたというわけなんだ」

「それはつまり……その……」

 いかにも日曜大工で作ったというような、木製の椅子に腰かけたまま、わたしは所在なげにあたりに視線を泳がせた。壁にかかった十字架上のイエス=キリストの絵と目があう。彼は白目を剥いた血だらけの惨めな肉体を曝してはいたが、なおその眼差しの先にあるもの――天の国を仰ぎ見ているという構図だった。

「楽にしていいよ。話したければいくらでも何を話しても構わない。僕は向こうで神学校を卒業してから二年ほど教会の奉仕につき、そして体の具合を壊してしまってね、生まれ故郷ともいえるここの修道院に、静養をかねて戻ってきたんだ」

「……どこか、悪いの?」

 彼がおそろしく速いタッチで絵を描き進めていくのを見て、わたしは自分が何かを邪魔しはしないかと、おそるおそるそう訊ねた。

「生まれつき、心臓のほうが悪いんだ。といってもまあ、そう重症ということもないんだけどね。でも激しい運動やセックスをしたりすると、寿命を縮めることになるらしい。医者の話によると」

 その時の彼の顔の表情には、読みとり難い何ものかが潜んでいた。だから変なことをされる心配はないと思って安心していい、というようにも、実際にはかなり激しいセックスをした経験があるが、心臓のほうには特段影響はなかったようだ、と言っているようにも見えたし――そのあとわたしはただ黙ったまま、彼が雄弁に喋りまくることに対して、静かに耳を傾けるという姿勢をとった。

 そして二時間が過ぎて宵闇が迫る頃、わたしが生まれて初めてモデルを勤めた絵は完成した。その絵は実にわたしという人間の内面を表していて、思わずわたしは恥かしくなってしまったけれど、あえて彼には何も言わなかった。

 肩には力が入り、足は心持ち内股で、顔の表情には臆病さと不安が入り混じったような、複雑な固さが宿っている。たぶん、他の人から見ても、自分はこんな人間なのだろうと思い、生まれつき顔が不細工だとかそんなようなこととはまったくべつに――なんだかひどくがっかりしてしまった。

「まだ最初はね、こんなものだよ」と、画材を片付けながら、黛は言った。「君がもしもっと僕に対して心を開いてくれれば、絵のほうもそれに比例して良くなっていくと思うから」

(そんなものかしら)とわたしが訝しげに首を傾げていると、彼はわたしの心の内を読んだように笑った。

「大丈夫。何しろ君は、僕が生まれて初めてモデルになって欲しいと思った人なんだから。それより、だんだん暗くなってきたから、早く帰ったほうがいい。バス停まで一緒に送っていってあげたいんだけど、そんなところを修道士の誰かに見られたら大変なんでね――申し訳ないけれど、次にくる時は君のほうで直接、このボロ小屋まできてほしいんだ」

「そんなことは構わないけど」と、わたしは自分がここから立ち去り難く感じていることに気づいて、少し戸惑った。「次は、いつきたらいいの?わたし、毎週木曜日の休み以外に、週にもう一日、休みがあるんだけど――そっちのほうは月曜だったり火曜だったり、その時のシフトによるから。それに、あなたにだって都合っていうものがあるでしょう?」

「僕のほうはどうとでもなる」彼はイーゼルからたった今描きあげたばかりの絵をとり上げ、満足そうにそれを眺めながら言った。

「修道院での生活はね、大体毎日何時に何をするか決まってるんだ。朝の礼拝や聖体拝領にはじまって、食事がすんだらおのおの、それぞれの仕事につく……すべてが自給自足の生活だから、家畜の世話やら畑仕事やら裁縫やら、なすべきことは山のようにある。もっとも僕はね、今は静養中の身だし、ブラザーたちも気を遣って、自分の好きな絵でも描いてろってそう言ってくれてるから、君の都合に合わせるのはそう難しくないと思うよ」

 じゃあ、とわたしは言ってショルダーバッグの中から勤務表をとりだし、次の休みの日を確認した――四日後の月曜日。そして何時頃ここへきたらいいだろうかと訊ねた。

「できれば昼すぎがいいな。僕は午前中はいつも、裁縫仕事に励んでいるから。この服もね、僕が自分で型をとって裁断して作ったものなんだよ」

 彼は高校生の学生服にも似た、独特の質感の黒い服を、どことなく自慢気に見下ろしている。確かにそれは既製服のようにしか見えなかったけど――それより、どうして今までわたしは彼が聖職者であることに気づかなかったのだろうと不思議になった。おそらく、年齢と顔と雰囲気が、あまりにもそぐわなかったせいだろうとは思うのだけど。

 夕暮れの中、薄暗い林の中を歩いていくと、修道院の建物から鐘が鳴り響いてくるのが聞こえた。腕時計を見ると六時――わたしはキリスト教について詳しいことは何も知らなかったけれど、カトリックの修道院=戒律が厳しいというイメージが強かったので、彼のことがなんだか急に気の毒に思えてたまらなくなった。

 そして帰りのバスの中で、彼が絵を描きながら話してくれたことを心の中で何度も反芻した。小さな頃から、俗世間から隔絶されたような環境で育つというのは、どんな感じのするものなのだろう、と。わたしは自分の親のことが今でも好きではないけれど、それでも捨てられなかっただけでもありがたいと思うべきなのだろうか……そう考えるとなんだか複雑だった。それに、わたしは自分が天涯孤独の自由の身だったらどんなにいいかと空想の世界で憧れたことが何度もあったけど――本当に天涯孤独なんていうことになってしまったら、自分のアイデンティティを支えきれなくてひどく苦しんだであろうことは明白だった。

 その苦しみをすべて神に委ねる――そんな清い生き方が果たして、自分に可能だったかどうか、はなはだ疑問だ。自分が修道院で育ったからといって、そのまま修道女になったとはとても思えないし、むしろキリスト教の教えにがんじがらめにされて、それに強い反発感を覚える……そんなところだったんじゃないかと、そう想像する。

 時々、自分の真っ暗なアパートに帰りついた時なんかに、ひどく自分が惨めな境遇であるように感じることがあるけれど――職場の人間関係にだって自分は恵まれているほうだと思うし、一応友達もいるし、困った時には友彦さんや和久に相談すればいいんだし……わたしは黛理一郎の絵のモデルになったその日の夜、初めて神さまに自分の恵まれた環境を感謝しつつ、深い眠りについた。




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◇オリジナル小説サイト『天使の図書館』
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