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つくりたいだけなのに  作者: なちゅね
第一章
8/25

第8話 専属が船を造るためなら頼み事は聞いてあげてもいいんだからね

マルティナさん!

私はマルティナ・フォン・ネブラスカ、今年で7歳になるわ


グラノヴァ一帯を領有するネブラスカ男爵家5人兄妹の末っ子で、男爵家当主であるネブラスカ男爵が平民の愛人に産ませた子が私よ。

平民との子だったけど私が女の子だったからネブラスカ男爵は私を引き取ったの。

将来政略結婚の道具にでもするつもりじゃないかしら。


私の母は男爵からお金だけ受け取り去って行ったと聞いているけど、何処かで男でも作ってよろしくやっているのかしら?

こいう女はビッチって言うらしいわね。

私の身の回りの世話をしてくれている先代のメイド長だったばあやに話したら「言葉遣いが下品ですよ」と言われてしまったわ。

別にいいじゃない私は平民との子なのだから。


私はネブラスカ家では厄介者扱いされているの。

平民の娘だから男爵の正妻が私を決して認めず、屋敷に入ることすら許されてない状況なのね。

だから私が今住んでいるのは男爵の屋敷から離れた使用人たちが住むための建物で、そこの一部屋を与えられている状況なのよ。


こんな状況だから私はネブラスカ男爵の顔も知らないわ。

正確には私が生まればかりの頃に会っているそうなのだけど覚えているわけないじゃない。

でも、ばあやだけは私に普通に接してくれていて文字の読み書き、計算や初歩的な貴族としての礼儀作法を教えてくれた。


ばあやももう歳なのだから引退して余生を自由に過ごせばいいのにって言ったら先代のネブラスカ当主に大変お世話になってばあやは生涯ネブラスカ家に仕えると誓っていたそうなのだけれど、先代が先に天に旅立だってしまったそうよ。


高齢だったので引退を勧められたらしいけど、誓いを守って現在の当主に頼み込んで厄介者扱いされていた私の世話を勝ち取ったと誇らしげに言っていたわね。


戸籍上はネブラスカ男爵家の貴族だけど家族との関りは一切なく、食事はもちろん一緒に取ったことなんてないわ。

貴族のパーティーに出たことなんてないし、このまま使用人の建物に押し込められて一生を終えるのかもと考えてると気が狂いそうになってしまう。


でもばあやが持ってきてくれた本を読むことで私は正気をたもてたわ。

本の中には様々な物語の世界が広がって私を夢中にさせてくれた。

物語の不幸な身の上の女の子は最後にはハッピーエンドで終わるのだから私の人生も最後はきっとハッピーエンドが待っているはずよ。


だから私は外に出ることにした。

ネブラスカ男爵に「働きたい」と手紙を書いたら翌日には商業ギルドの見習いになっていたわ。

仕事の仕方なんて教わったことは無かったし、何をすれば良いかさっぱりわからなかったから偉そうな人に「仕事を教えなさい!」って言ってやったら私が貴族だったからか丁寧に教えてくれた。


でも1ヶ月もすると私が平民との娘でネブラスカ家でも邪魔者扱いされているって話が広まって、誰も私に関わろうとはしなくなったわね。

せっかく外に出れたのにここでも邪魔者扱いされるなんて、もう私が普通に生活できる場所はこの町にはないのかもしれない。

本当に気が滅入ってしまう。


でも不幸な身の上の子は必ず最後はハッピーエンドになると信じているからマルティナは前向きに頑張ります!


頑張るにしても目標は必要だから手始めに商業ギルドで仕事の出来る女になることを目標に決めたわ。

モニカという女性の話を聞いたのがきっかけよ。


なんでもモニカという女性は借金まみれの造船所を立て直しただけでなく、造船所を束ねて組合を作り、連合王国の大商人相手に船の値段交渉でも一歩も引かず、足元をみて価格を吊り上げたのだとか。

すごい女性がいるものね、私もそんな強い女性になりたい。

いつかモニカさんとじっくりお話しして出来る女になる秘訣を聞いてみたいわ。


商業ギルドの見習いになって2ヶ月目、私が7歳の子供だからか受付に立ってもお客が近寄ってこない。混雑している時はお客さんは来るのだけど、結局最後は子供に任せられるか!とか、別の担当にしてくれとか、舐め回すような視線で見てくる気持ちの悪い奴とか、触ろうとしてきた男は問答無用でぶん殴ってやったわ。


騒ぎになったけど私が「触ろうとしてきたから私から触ってあげたのよ! 7歳の女の子に触られた感想はどうかしら?」って言ってやったらその男は頬を抑えながら「ありがとうございます」とか言って嬉しそうに出ていったわ。


しかし困ったわね。

商業ギルドで私の評価を上げようにも評価は扱った客の依頼料の総額がそのまま成績として評価されるからまともな固定客が付かない私には不利な評価方法だわ。


お客側からしてもこんな小娘が担当じゃ不安でしょうし、ましてや専属契約なんて進んで結ぼうなんて思わないでしょうね。

私がお客でも子供の担当と専属契約なんて結ばないわ。

自分で言ってても悲しくなる現実だわ。


仕方ないので奥の保管庫にある依頼書を保管している書類棚を分類整理する事にした。

何もしないよりは過去の依頼書や設計図なんかを見るだけでも料金計算や相場なんかの勉強になるもの。


依頼書の中にはネブラスカ男爵からの依頼がかなりあった。

男爵が何を依頼しているのかと思えば鋳造製の同じ型の金属像の発注依頼が殆どだったわね。


ネブラスカ家の屋敷には入れないけど、そんなに像ばかり作って屋敷の中は像だらけになっているのかしら?

屋敷で像に囲まれた男爵を想像したら思わず笑ってしまったわ。

ばあやに屋敷の様子を聞いてみようかしら?


家に帰るといつものようにばあやが食事を運んできてくれる。

この食事は使用人と同じものなんですって、器だけばあやの心遣いで良い物を使っているらしいのだけど、割ったら弁償とかさせられそうだからやめてほしいわね。


私は像のことを思い出してばあやに屋敷の様子を聞いてみた。

ばあやは屋敷には像は無く、男爵が連合王国の商人との取引に使っている物だと言っていたわ。

でも変ね鋳造した同じ像ばかり売れるものなのかしら?


私はどんな像なのか気になって発注先の1つであるドレッドの鍛冶屋に行ってみた。


鍛冶屋の主のドレッドが私が子供だと見るや追い出そうとしやがったわ。

けれどネブラスカ男爵の名前を出したら手の平クルックルよ。

ちょろいわ、子供相手でも権力をチラつかせれば何も知らない大人なんてイチコロよ。


態度を一変させたドレッドが手揉みしながらマルティナお嬢様とか言ってきたから鳥肌が立ったわ。でも私は嘘はついてないから堂々とした貴族らしい態度でドレッドに案内をさせた。


鋳造は型を砂で固めて上下に切ってから一回り小さい砂の型を入れて隙間を作りそこに溶けた金属を流すのね。


あらっ?一回り小さい型が金ピカだわ?そのまま型に入れて金属を流し込んでいるし、それじゃあ中の金ピカの型が取り出せないじゃない。


ドレッドに問い正すと男爵からの特別依頼で像の中に金の像を入れているらしい。

小さい金の像まで作らないといけないから手間がかかるとドレッドはボヤいていたわ。


でもこの像は連合王国の商人との取引に使われるのよね。

これって関税を通さない金の密輸なんじゃないかしら?


その日は鋳造の一連の作業を一通り見てからドレッドに礼を言って帰ったのだけれど、これは黒よ真っ黒に違いないわ。

女の勘は当たるのよ!


暗くなる頃、家に帰ると人の気配がなかった。

使用人用の建物が灯りをつけたまま静まり返っていたのよ。

こんな事今までにあったかしら?


男爵の屋敷を見に行く訳には行かないので私は自分の部屋で本を読んでいると外から多くの人が近づいてくる音がしてきた。

使用人達が戻ってきたようね。


ばあやが「遅くなって申し訳ありません」と言って夕食を運んできた。

私が皆でどうかしたのかと聞くと、ネブラスカ男爵が皆に話があると家の者を全員集めたのだそうだ。


話の内容は王都より査察団がグラノヴァに向かっていると王都に滞在している息子から知らせがあったそうで、査察団に何を聞かれても知らぬ存ぜぬと答えるように言われたそうよ。


私は呆れてしまったわ。

今日見つけた密輸の事かしら?他にもやましい事を色々やっているに違いないわね。


ドレッドの鍛冶屋は大丈夫かなとふと心配になって、ばあやにちょっとて出かけてくるわと言うと、頑なに止められた。

外は暗くなっていたし、夜は治安も悪くなるから子供の私がうろつくのは危険ということみたい。


襲われたら噛み付いてやる位の気概はあるけど、ばあやに心配をかけるのは気が引けたので、ドレッドの鍛冶屋に行くのは明日にしたわ。


翌朝、商業ギルドに行く前にドレッドの鍛冶屋に寄って、ドレッドにネブラスカ家の使用人が男爵から口止めされた事と、王都から査察団がグラノヴァに向かっていること、ドレッドが請け負っている像の鋳造は密輸に利用されていてドレッドも密輸の片棒を担がされていることを教えてあげた。


私が男爵から査察団の事を聞いているのかと問いかけると、ドレッドはそんな話は聞いていないと言った。


もしかしたらドレッドや他の像を作っている鍛治職人は男爵から見捨てられたのかもしれないわね。

トカゲのしっぽ切りよ。

男爵は像を作った鍛治職人を査察団に差し出して自分は関係ない鍛治職人が勝手にやった事だと言い逃れる気かもしれないわね。


ドレッドに像を作った鍛冶職人は生贄にされたのかもしれないと説明すると、ドレッドは驚いて鍛冶屋の中に駆け込むと弟子たちに慌てて指示を出していたわ。


あんなに慌てて、証拠となりそうな物を処分しているのかしら?

なんだか楽しくなってきた。


商業ギルドに行くと私はまた奥の部屋で依頼書の整理をしていた。

昼頃になるとなんだか入口の方が騒がしい声が聞こえてきたわ。


様子を見に行くとギルドの人たちと入口で話してる兵士のような人達がいた。

あれが男爵の言っていた査察団かしら?


私は ハッとして急いで男爵がドレッドに出した像の発注書を棚から取り出して自分の服の中に隠したわ。


査察団の目的が男爵の不正調査ならギルドに来た理由は男爵が関わった依頼書の押収だと思ったのよ。

依頼書を整理しておいて良かったわ。

ドレッドへの依頼書がバラけていたらとても全ては隠せなかったわね。


私は何食わぬ顔でギルドの人達に混ざったわ。

査察団は思った通り依頼書を押収して行った。

危なかったわね。

他の鍛治職人の人達には悪いけど私が関わった人はドレッドだけだから思わず依頼書を持ち出してしまった。


顔見知りが犯罪で捕まるのは寝覚めが悪いもの。

今日はまだ騒がしいからドレッドの様子を見に行くのは明日にしたわ。

使用人達は大丈夫かしら?

男爵家にも来ているであろう査察団とは鉢合わせしたくないので私はゆっくり帰宅する事にした。


帰ると使用人達は慌ただしくしていたわ、さっきまで屋敷の入口で男爵と査察団が言い争っていたみたい。

男爵は証拠が無い事と国王陛下からの命令書が無い事を理由に査察団を追い返したそうよ。

査察団を受け入れないなんてやましい事をしていますって白状しているようなものじゃない?


あれ?でも犯罪の証拠が見つかって男爵が捕まったらネブラスカ家はどうなるのかしら?

良くて騎士爵に降格、下手をしたらお家断絶かしら?

あれあれ?罪が重かったら一家揃って処刑台送りになるのかしら?


ドレッドの心配をしている場合じゃ無かったかもしれないわね。

まぁいいわなるようにしかならないもの。

私は今日を精一杯生きるわ。


翌朝、ドレッドの鍛冶屋に様子を見に行ったら鍛冶屋は休みになっていた。

ドレッドはだダメったのかしら?

店の前でどうしようか考えながらウロウロしていると、突然扉が開いて手が伸びてきたと思ったら中に引きづり込まれていたの、すごい早業よ。


中に引きずり込んだのはもちろんドレッドだった。

どうやら同業の鍛冶屋が何軒か査察団の査察を受けて兵士に鍛冶職人が連れていかれたらしい。

それでドレッドは店を閉め怯えながら外の様子をうかがっていたそうよ。


でも私が外でウロウロしだしたのを見て外の状況を聞こうと引きずり込んだらしいわ。

もうちょっと穏便にできなかったのかしら?

他人が見たら美少女誘が拉致されてるようにしか見えないじゃない。


私は持って来ていたドレッドへの像の発注書をパタパタさせながらドレッドに見せてやった。

ドレッドがこの書類の意味が分から無いみたいだったから、私が商業ギルドから持ち出したおかげで査察団に押収されなかった事、ドレッドと男爵を繋ぐ発注書が無かったお陰でドレッドはまだ無事なのかもしれないことを教えてあげたわ。

油断は禁物だけどね。


ドレッドはとても感謝してくれた。

人に感謝されるのはいい気分ね。でもこれって犯罪の証拠隠蔽に加担したことになるのかしら?

まぁいいわ、私まだ7歳の子供だし難しいことは分からないよってことで。

ドレッドには大きな貸し1つよと言って商業ギルドに向かうことにした。

商業ギルドはどうなっているのかしら?


商業ギルドに行くと周りから私への視線をビンビン感じたわ。

当然よね、騒動の元凶たるネブラスカ男爵家の人間が平然と商業ギルドに顔を出しているのだから。「男爵はどうなったのか」って聞いてくる人もいたけど、「さぁ知らないわね?」って返したわ。

実際にどうなってるのか知らないし。


さぁ仕事をしましょう。


私が商業ギルドの見習いになって3カ月目に入った。

先月の騒動はあれから動きはなく、査察団は押収した物と関わった少なくない人を連れて王都へ帰って行った。

証拠をまとめてからいよいよネブラスカ男爵を捕えに来るのかしらね?

その時私はどうなるのかしら?


仕事の方は相変わらず私の専属になってくれるお客は現れていない。

優良なお客はギルドの成績上位者が囲い込んでいるみたいね。

依頼書整理をして気付いたのだけれど、どうやら優良なお客に対して成績上位の受付担当は依頼料からいくらかのお金を渡しているみたいなの。

ありていに言えば賄賂みたいなものね。


本来あるべき依頼料に上乗せしてお客に請求して、上乗せした分をお客に払い戻しているのよ。

商業ギルドは本来あるべき依頼料は取っているわけだし、お客には上乗せした依頼料を返しているから問題は無いように見えるけど、お客にしてみれば返してもらったお金を懐に入れれば私服を肥やせるのだから。


はぁー早く大人になりたいわ。


今日も書類整理をしていたら、受付担当の男性職員が私を呼びにきてお客の対応をしてほしいと言って来たわ。

お客は取り合いなのに譲ってくるなんて珍しいこともあるものね?雨でも降るのかしら?

男性の受付担当とカウンターに行くとそこには小さな男の子がいたわ。

男性職員がお客を私に譲ったのは相手が子供でどう見てもまともなお客に見えなかったからね。

私は思わず嫌そうな顔をしてしまったわ。


男の子がこちらを見ているのに気付いて直ぐに営業スマイルに切り替えたけれど見られてしまったわね。

私は男の子をお客として対応して話していくうちに驚愕の事実を知ったわ。


男の子はレオンという名で、何と私の憧れであるモニカさんの息子らしいの。

これはチャンスよ!レオンを何としてでも私の専属にしてモニカさんに近づくのよ!がんばれ私。


レオンの依頼内容は金属加工で設計図を見せられた時は驚いて大きな声を上げてしまったわ。

これを私と同じくらいの歳の子供が書いたなんて信じられない。

依頼書の整理をしていた私は様々な依頼書や設計図を見て来たけれど、これほど見やすい設計図は見た事が無かった。

とても信じられなかったわね。


しかもレオンはこれを一晩で書いたというのだから、さすがはモニカさんの息子というところかしら?規格外にも程があるわ。


私はレオンに専属になってほしいとお願いしたら、設計図通りの部品を5日以内に納品すれば専属になってくれるという約束を取り付けたわ!

ついに来た絶好のチャンス!

しかもモニカさんとお近づきになれるかもしれないおまけつきよ。

失敗は絶対に許されない!


レオンは帰り際に鍛冶屋の見学を希望していたからドレッドの鍛冶屋を紹介してあげた。

私も後でこの設計図を持ってドレッドの鍛冶屋に向かわなければ。

まずはドレッドへの依頼料を設計図から見積もらないとね。

過去の依頼書の整理もしていたからおおよその金額は分かるわ。

書類整理も馬鹿にできないわね。


私はドレッドへの依頼料の見積りが終わると急いで設計図の束を持ってドレッドの鍛冶屋へ向かった。

鍛冶屋に着いた時にはレオンの姿はなかったわね、まだ着いてないのかしら?


ドレッドから私に紹介されたという子供が来たと聞かされたわ。

見たいものだけ見てすぐ帰ったようだけど、私もゆっくり話してみたかったなぁ。

同じ位の歳の子と話す機会なんていままでなかったもの。

だけど今回は別にいいわ、次に会う時はあいつの専属になっているのだから。


私はドレッドに仕事の依頼よ!と言って設計図の束を見せると、ドレッドはよくかけた設計図だと褒めていたわ。

でも5日後に納品だと言うと無理だと言われて私は唖然としたわ、もう頭が真っ白よ。


そして怒りが湧いてきたわ!

何でよ!

レオンとの専属がかかっているのに!

モニカさんとお近づきになれるのに!

私はパニックになってギャーギャー騒いでしまったわ。

落ち着いて我に返ったらすごく恥ずかしい。


私はドレッドに貸し1つがあるのを思い出してドレッドに何とか5日で納品してくれるようにお願いしたわ。

ドレッドは弟子や他の鍛冶屋とも手分けしてやってみると言ってくれたけど依頼料は私の見積りの倍、金貨30枚を提示してきたの。


レオンは料金は高くても構わないと言っていたけれど、見積りの倍額はどうなんだろう?

でもいいわ、まずはきっちり依頼内容を満たすことが重要よね?

5日後までに納品が最優先!


ドレッドに金貨30枚でいいから必ず絶対に5日後までにハワード造船所に納品するように念押ししておいたわ。

依頼してしまえば私の仕事は待つだけだけど、暇だから毎日ドレッドの鍛冶屋に通って仕事の進捗を確認してやる事にしたわ!

少しでも遅れないよに!

納品までサボりなんて許さないわ!

監視よ監視!!




評価!してくれたらマルティナさんが脱ぎます!いつかきっとたぶん

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