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小半久美子

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生誕   1965年5月25日

     神奈川県横浜市

死没   2000年5月30日

     神奈川県横浜市

     病死とされる

国籍   日本

研究分野 群論、数論幾何、抽象代数、線型環、圏論

出身校  登幌市立旭原大学、ハーバード大学(修士)

主な業績 双曲幾何的環状モデルにおける多元解

     およびε-加群の写像と抽象性の一般化、

     修正・小半理論(正式名称不詳)


概要

小半 久美子(こなから くみこ、1965年5月25日 - 2000年5月30日)は、日本の数学者。

旭原大学助教授。旭原大学、ハーバード大学卒。理学修士。


来歴・生涯

神奈川県横浜市出身。

高校卒業までの幼少期・子供時代に関して定かではない。小半は自身について語ることが皆無であったという。兄弟はおらず母子家庭で育ったとみられる[要出典]。

登幌市立旭原大学をへて、ハーバード大学で修士課程を修了。ハーバード在学中にスローン研究フェローに選出。母校の旭原大学の招聘を受けて帰国し、講師として採用後、翌年、助教授に昇格。20代前半の若年では異例の抜擢・特進として注目された。

1990年に「小半理論」を発表。以後、消息が途絶える。後述の「修正・小半理論」を完成させたとみられるもこれを公開することなく、大学はもとより学界からも去った理由は判然とせず、不可解な失踪を遂げている。

2000年に死去していたことが2020年になってあきらかとなった。


業績

最大の業績として「双曲幾何的環状モデルにおける多元解およびε-加群の写像と抽象性の一般化」、いわゆる「小半理論」の確立と、画期的ではありながらも致命的な誤りを内包していたこれを再構築により肯定的に解決したとされる「修正・小半理論」があげられる。

学会へ論文を発表した前者には正式な名称が与えられたいっぽう、後者は未発表のまま小半は失踪・病没しており、完成を疑問視するむきもある。


小半理論とCOVID-19の関わり

近年まで小半理論/修正・小半理論は、現実世界での利用を目的とはしない純粋数学のひとつと認識され、ごく一部の専門分野の研究者のあいだで知られるにとどまっていた。

2020年初頭より感染拡大が始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬「エクリプセ」の開発において、AIへの応用が浮上。これまでの分子構造の予測アルゴリズムではパターン認識の最適化が大きな課題であったが、同理論の抽象モデルをもとにAIに学習させることで探索時間を劇的に短縮可能であると期待されている。

ただ、小半理論は、特定の条件下において破綻することが知られており、これに起因する不具合がエクリプセ開発の停滞につながっている。

新薬の開発を主導する国立化学工業機構(Cinco)は、小半理論の重大な誤りを解決したと考えられる修正・小半理論によってこの問題を解消できると主張。長らく存在が確認されていなかった同理論の論文は2020年になって発見されるが、ファイルには暗号化がほどこされており、現在、復号が試みられている。復号もまた難航しており、Cincoは懸賞金を提示し解読を公募している。


関連項目

小半理論

無限昇降法


カテゴリ: 20世紀日本の数学者|理学修士取得者|旭原大学の教員|旭原大学出身の人物|ハーバード大学出身の人物|横浜市出身の人物|1965年生|2000年没|数学に関する記事


最終更新 2020年5月25日(月)17:05

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