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異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)  作者: naturalsoft
第4章:学園編

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私は料理の鉄人である!

シオンがチートの【魔法のバック】から、次々と【出来立て】の料理を出して並べていく。しかも長方形の簡易テーブルまで出してしまう所が憎らしい!


「ほいほいほーい!とね!」


いつものシオンを見慣れている一同は普通だったが、日の浅いカウスとアイギナは唖然としていた。


「な、何ですの!そのバックは!?」


シオンがカウスに首を向ける。


「ん~とね。マジックバックって言ってね?外見以上の物を収納出来るバックだよ~試作品なんだけどね♪」


シオンの説明に嘘はない。すでに良くある空間魔法の応用でマジックバックを開発している。でもそれは50キロ~100キロほどの【物】を容れるぐらいで時間劣化もする。

シオンの使っているバックは創造神がプレゼントした上位版である。


まぁ、そこまで教える事はないと、シオンは軽く説明するに留めた。


「おいおい!この軽さで中身が100キロほど入るだと?冒険者の革命が起きるぞ!?」

「いいえ!戦争の手段も変わりますわ!物資の運び方が劇的に変わりますもの!」


大軍を率いる上での1番の荷物は食糧である。これが軽いバックで大量に持ち運べるとなると大変な事である。


「まぁまぁ、これはまだ開発中だから秘密にしてね?その代わり1つ上げるから♪」


!?


「マジかよ!?」

「本当ですの!」


二人は喰らい付いてきた。


「うん!デザインとかあったら言ってね。外見は幾らでも好きに出来るから」


「ああ!シオン様とお知り合いになれて幸運ですわ♪」

「マジで楽しみだぜ!」


そうしている内に料理が出揃った。


「さぁ!温かい内に食べましょう♪」


今回の料理はこれだ!!!!


ババンッ!!!!


今回は野外と言う事もあり、手で掴んで食べられる物をチョイスした。シオンがテーブルで出した料理は、蒸籠に入ったままの【肉まん】などだった。メジャーなあんまんにピザまん、豚まんなどなど種類が多かった。サンドイッチにしようかなと思ったが、当たり前過ぎるので熱い肉まん系を用意したのだった。


飲み物も冷たい水やオレンジジュース、紅茶、コーヒーなど多様である。


「何ですの?これは?」

「なんだぁ?饅頭か?腹が膨れないぜ?」


この世界の饅頭は、砂糖をまぶしてあるパンみたいな物が一般的で、あんこなどはシオンのもたらした新しい物である。


「では、皆で頂きます!」


カレンが真っ先に豚まんを選び、そのままかぶり付いた。


「熱々っ!…………う~ま~い~ぞ~!!!!!」


カレンの両目が光、ゴゴゴゴッ!と味王みたいな字が後ろに現れるようであった。


カレンがガツガツ食べるのを見て、レグルスも肉まんを掴んで食べた。スピカはレグルスと同じ物に手を付ける。


「これは!?旨い!中に味付けしてある肉と野菜が入っているのか!!!」

「美味しい~!!!!!」


スピカも気に入ったのかパクパクと食べている。


「皆さん、直接口に入れるなんてはしたないですわよ!シオンさん、ナイフとフォークはありませんの?」


貴族としての当たり前な意見を言ってきた。


「無いよ?だって手で食べる食べ物だもん!」


「何ですって!?」


驚くカウスにシオンが言った。


「世界には様々な食文化があるのよ?カウスが親善大使として別の国に行って、手で食べる料理にナイフとフォークはないの!って怒鳴ったらどうなるの?」


めちゃくちゃな論法だが、根が単純なカウスは丸め込まれて皆と同じ様に食べた。


「はぅ!この味はーーーーー!!!!」


悶えるカウスの服が爆散した……………様に見えた。


「これは海産物…………フカヒレですの!?」


おっ!カウスが手に取ったのはフカヒレまんかー!個人的に好きなんだよね♪期間限定の時は良く買いに行ったなー!


「うめぇ!うめぇよ!シオンは天才だぜぇ!友達になって良かった!」


ガツガツッとカレンに負けず劣らずに食べている。


「ふぅ~、そろそろアイギスに替わってやるか。こんなに旨いもんを俺だけ食べちゃ悪いしな!」


そう言うとアイギナはアイギスと替わった。


「お姉様、ありがとうございます」


カレンは食べながらアイギスを見つめた。


「優しい姉じゃのぅ。それにしても、聞いてはいたが変わるもんじゃな?」


大人しく優しいアイギスをまじまじと皆が見つめた。


「え~と、初めまして?アイギスと言います。姉がご迷惑をお掛けしました」


ペコリと頭を下げるアイギスにカウスやスピカが挨拶をした。


「初めましてアイギスさん。アイギナさん共々よろしくね!」

「こちらの妹さんの方が礼儀正しいですわね。よろしくですわ♪」


こうしてアイギスもこの仲間達に認められ、仲間の輪に入るのでした。



愚者の声

「やっぱりこういう話を書く方が楽だなぁ~」


もう、料理番組で良いかな?ダメ?そうだよね。


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