アイギスの秘密!
アイギスはシオンの前に出て、同級生を睨み付けた。
「なんだ?その目は!お前から先に倒してやるよ!魔力の尽きた魔術師なんて雑魚だからな!」
気が昂っている剣士の同級生がアイギスを気絶させようと剣を振るった。
ガッキン!?
「なっ!?」
なんと!アイギスは剣を素手で掴んで止めたのだった!
「あ~あ、【アイツ】を怒らせるなんてバカな奴がいたもんだぜ!」
アイギス?は剣をそのまま握り潰してしまった。
「バカな!?」
「てめぇは痛い目をみてお寝んねしてな!」
アイギス?の強力な廻し蹴りが剣士の同級生を後方彼方に蹴り飛ばした!
それに動揺したペアの相手は、徒党を組んだ仲間に怒鳴った。
「ねぇ!あの子は魔術師じゃなかったの!?」
「知らないわよ!さっきまで防御結界を張ってたでしょう!」
「だったらあの格闘術は何なのよ!?」
余りの事にお互いがお互いを罵倒するが………
「おいおい?目の前の【敵】を放っておいてたいした余裕だな?」
明らかに口調も違うアイギスに、敵である魔術師が叫ぶ!
「とにかく攻撃よ!アイツは魔力切れを起こしているわ!魔法を撃って撃って撃ちまくりなさい!」
「ええ、両方とも倒せば良いのよ!」
残った魔術師の同級生達は、先ほどと同じく魔法をアイギス?に浴びせた。
「はははっ!いいね!おらっ!?」
アイギスは飛んできたファイヤーボールをそのまま素手の拳で殴り飛ばした。
「え!?嘘でしょう!」
飛んでくる様々な魔法を拳で殴って消し去っていた。そして、魔法の弾幕が途切れた瞬間、飛び出した!
シュタタタタ!!!!
「はははは!!!どうした!どうした!もう終わりか?もっと強力なヤツを俺にくれよ!」
あっという間に距離を詰め、1人目の魔術師のバッチを殴りぶち壊した。無論、同級生は後ろへ吹き飛ばされた。
「はははは!!!次はどいつだ!?」
すぐ側にいるアイギス?に恐怖した同級生は、中級魔法で応戦した。
「至近距離で中級魔法とは………面白い!」
相手が放った魔法はフレイムランス、炎の槍を相手に放つ魔法だ。着弾地点は炎に包まれる。
「だが!俺には効かねぇよ!」
アイギス?は腰を落とし、空手で言う正拳突きを放った。
「いくぜ!!!!秘技 【聖拳突き】!!!」
アイギス?の拳から光輝く閃光が放たれ、相手の魔法を打ち砕き、相手にぶつかった。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
強い衝撃波を受けた魔術師はそのまま気を失った。
「まだまだ!逃がさないぜ!」
後はもうアイギス?の独壇場だった。獲物を狩るように次々に同級生を仕留めていった。
「ふぅ~!ああ、すっきりしたぜぃ!」
ポカーンと間抜け顔で、戦場をみていたシオンはようやく我に返り、アイギスに尋ねた。
「え~と、アイギスちゃん………なの?」
アイギスはシオンをみて答えた。
「ああ、身体はな?俺はアイギスの双子の姉で【アイギナ】って言うんだ。昔、色々とあってな~アイギスの身体に俺の【魂】が宿っているんだ」
「そうなんだ。大変そうだね。私はシオンよ!よろしくねアイギナ!」
今度はアイギナの方がポカーンとした顔でシオンを見つめた。
「なぁ、シオン?俺の事、気持ち悪くないのか?アイギスとは違って粗野だろう?俺は?」
シオンはう~んと考えながら答えた。
「アイギスとアイギナは別人でしょう?アイギスは魔術師でアイギナは格闘家?なんでしょう?それは個性なんじゃない?」
アイギナはキョトンとしたと思ったら突然、笑い出した。
「あはははははっ!シオン、おまえ面白いよ!妹のアイギスが守ろうとする訳だ!」
「なんで笑うのよ!でも、アイギナ………」
シオンは間をおいて言った。
「助けてくれてありがとう!これからもよろしくね!」
アイギナは顔を赤くして、横を向きながら答えた。
「ああ、よろしくな!シオン!」
(こっちこそ受け入れてくれてありがとな)
二人はお互いに握手をして気持ちを確かめ合うのだった。
愚者の声
「これが書きたかった。カウスとアイギスそれとサブキャラを少し出してからさくさく進めますよ~」




