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異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)  作者: naturalsoft
第4章:学園編

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有名人?

「はぁ~」


シオンは机に伏せってため息を付いた。原因は、先日のカレンとの模擬戦で5分間のタイムリミットを暴露した事にあった。


まぁ、自業自得なんで………ぎゃっ!?


「口の軽い奴は早死にするよね~」

「シオンよ?誰に言っておるのじゃ?」


カレンは呆れた様に言った。


「それにしてもシオンさんの人気は凄いですね♪」

「スピカ、学園の時は呼び捨てで良いよ~」

「まぁ!では呼び捨てさせて頂きますね!」


シオンは2つの意味で人気であった。1つは発明女王としての生活に欠かせない物の発明である。前話でも述べたが、美味しい食べ物や美容に良い化粧品など貴族の女性だけではなく、市民にも手が届く価格での日用品や食べ物を広めた事により、エトワール王国のみならず、他国の女性達からも絶大な人気を誇った!


ちなみに、女性だけではなく男性からも最近絶大な人気が出てきたのだ。理由は…………まぁ、どうでも良い品を女神セレスティーナと一緒に作ったのだが………それは、【発毛剤】と【育毛剤】であった。


うん!どうでもいい………グエッ!?


知らないおっさん達(不特定多数)

「「「人類の夢を現実にした女神シオン様に敬礼!!!!」」」



とまぁ、大人気であった。


剣魔大会の景品で、領地などいらないからシオンの発明品の著作権を寄越せと言われたほどである。


そして、英雄王の子供としてレインの妹として大人気であった。


レインは人当たりが良く、武術のレベルが高く、英雄王の長男で高位貴族である公爵の次期当主である。超優良物件であり、妹であるシオンに取り入ってレインと仲良くなれれば!?という打算的に近付く者が後を経たなかった。


しかし、シオンもハイレベルな武術の達人と認識された事で、多少はバカな連中も減ったのだった。


「お兄様は1年間、何をやったのですかね?」


独り言をいうシオンにスピカが答えた。


「知らないの?1年生でありながら、学園最強の座に着いて、国内の学生部門の大会で優勝しその実力を王国中に知らしめたではないですか!」


熱を入れて説明するスピカに、シオンはまたため息を付いた。


「知ってるよ~私も応援に行ったしね。お兄様狙いの女性が多すぎるのよ~」


「レイン殿は渡さぬぞ?」


カレンに視線をやると腰に手を当ててカレンは答えた。


「その言葉を私に来るハイエナ達に言ってよ!婚約者でしょ!?」

「嫌じゃ!面倒なのじゃ!」


シオンはそんなカレンに嫌な笑みを浮かべた。


「へぇ~?そんな事を言っていると知らない間に、お兄様が別の女性とくっついちゃうよ?」


ゴゴゴゴッ!!!


「ふ、ふふふ!レイン殿に限ってそんな事はないじゃろうが、もし万が一にそんな事になれば、その者をこの世から消すまでよ!」


『おいっ!女神の言う事じゃないよね!?』


シオンはげんなりしながら、また机に顔を沈めた。こう見えて、レインとカレンの関係は良好である。

レインいわく、たまにみせるデレッがツボなんだとか。どうでもいいですね!リア充は爆死しろやっ!

(おっと、本音が出てしまった………)


とまぁ~、シオンを取り巻く環境は賑やかになるのでした。



「シオン嬢、エルフ国に輸出するラガービールの量を増やせないでしょうか?」


シオンに交渉してきたのは、エルフ国から留学してきたエルフの男子の【ラルク】という名前の同級生だった。


実は、レインやシオンと繋ぎを持とうと、昨年と今年は大勢の留学生がエトワール王国の学園に留学してきたのだ。中には露骨に近付いてくる者もいたが、ラルクのように交渉してくる者も少なからずいたのだ。


少なくとも、ラルクの意図を組んでエルフ国との交渉人にシオンはしたのだった。

無論、獣人国と魔族国の同級生とも何人か友達になったり、協力関係を結んだりしたのだ。


「う~ん?ちょっとすぐには無理かな?生産量が決まっているからね~でも、新商品なら融通聞くよ~」


何気ないシオンの言葉に全神経を傾けてラルクは聞いていた。このシオンの大したことのない話しが、常識人にはとんでもない事だと短い時間で痛感したのだ。


「新商品ですか?どんな物なのでしょうか?」


「蒸留酒ってお酒を開発中なのよ。ビールと違って大量生産が難しくて、高級酒になるかな~少量をジュースで割って飲んだりする感じかな?アルコール度数が高いのよ」


「蒸留酒?」

「ビールやワイン等、度数の低いお酒を火にかけて蒸留し、よりアルコール度数を高めたものの事よ。量が少なくなるから値段はかなり高額になるわね。まっ、しばらくは贈呈品として配って、好評なら生産量を増やしていく感じかな?」


ラルクはすぐに交渉に入った!


「シオン嬢!一本でも良いので1度頂けないでしょうか!お金は支払いますから!」


シオンは驚いたように言った。


「え、ええ……数本ならお渡し出来ると思うから、近い内持って来るわね。あ、ラルクの別宅へ届けるわよ」

「ありがとうございます!」


こうしてラルクは勝負に勝ったのだった。

後に、蒸留酒ブランデーは貴族の間で大流行して、最初はとても高価でなかなか手に入らない品をエルフ国は優先購入権利を手に入れたのだった。(ちなみに、数年後はある程度値段が下がりました)



こうして、戦いばかりではなく、アクエリアス領の利益となる取引をしていくシオンであった。








愚者の声

「貴族の学校は派閥など作る目的で通うのですよね~」



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